日本には無いと言われた「旧石器時代」の存在が証明された地。岩宿!
投稿日 : 2011年08月28日
1
岩宿博物館は、大人300円也。
2
広場を中心に、
川のそばで
このように暮らしていたようです。
バラバラに散らばった石器を集め、
元の形に再現すると、
加工技術が研究できるだけでなく、
ムラの中の人間関係も研究できるとのこと。
すばらしい。
私が小さい頃には、そんなこと習わなかった...。
3
岩宿人の服装。
動物の腱を糸にして、毛皮を縫っていたそうです。
パンツはふんどしのようなものをはき、
ズボンはガーターベルトで吊るします。
4
これは、岩宿人のイエ。
移動生活のため、テントです。
暖かそう。
実際に石器で紙を切ったり、
木の皮を削ってみましたが、
予想以上の鋭い切れ味。
旧石器、侮れません...。
5
第2次世界大戦の頃までの考古学者は、
発掘を進めて赤土(関東ローム層)が出ると
それを「地山」と呼び、
それ以上掘ることはありませんでした。
土器を使っていた
縄文時代(世界史では新石器時代にあたる)の人々が
日本の最初の住人だと考えていたからです。
この考古学・日本史の常識を覆し、
日本にも世界史でいう旧石器時代段階に
人々が生活していたことをはじめて明らかにしたのが、
岩宿遺跡です。
6
岩宿遺跡A地点。
7
岩宿遺跡B地点。
中では、短い映画を見せてもらえます。
1946年、
切り通しの道となっていた
この岩宿遺跡を通りかかった相沢忠洋氏が、
切り通しで露出していた赤土(関東ローム層)から、
石器を発見しました。
8
岩宿遺跡B地点がある
琴平山、展望台より。
タグ
関連リンク
[PR]Yahoo!ショッピング