V37 安心してください、通信アダプタついてますよ
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
センターコンソールボックスは、CDやちょっとしたものを入れる便利な場所である。クルマの部品を入れる場所ではない。なぜ日産は Carwings の通信アダプタをここに入れることにしたのだろうか。すごく不自然な配置である。
みんカラでも、この問題を解決するために、通信アダプタを配置する向きを変えたとか、なにかでくるんで無粋なモノを隠したといった人がいる。みんな不満なのだ。
さて、コンソールボックスにいるべきではないこのアダプタをどこに追いやってくれようか。
2
実はこの件は、先日センターコンソールのカーボン貼りをするために、ここを分解したときにも考えてみた。写真は、コンソールボックス裏にあたる部分で青い線が入っていっている部分は、コンソールボックス内で、USBなどのインターフェースを提供している部品である。これが外せれば、加工して通信アダプタの線を通し、この写真の場所にアダプタを引越しすればいいのだが...
このIOパネルが外れない。4隅に爪があり、写真右側の上下は外せるが、左側は上下とも狭くて指が届かない。いろんな工具で爪を押してみるが、狭いので的確に爪を押すことができず、日産の担当営業に聞いて、今は回答待ち状態である。ボックス周りを全面的に分解しないと、外せないという回答も予想している。他の方法も考えなければ。
ケーブルをここに通せないとなると、通信アダプタは、ここに入れるとして、なんとかここまでケーブルを引き回さなければならない。普通にUSBケーブルをパネルに刺して、ここまで引き回す方法...
3
取り回しのしやすいUSBケーブルが必要だ。よく極細USBケーブルというものがあるが、大抵のものは直径が 2.5mm 程度となっている。もっと薄いものを求め、困ったときの秋葉原で手ごろそうなものを見つけた。なお、USB規格は2.0で動作するのは実験済みだったので、同規格のUSBケーブルで両端がタイプAのオス/メスコネクタの延長ケーブルを手に入れた。
4
これを惜しげもなく分解すると、厚さ 1mm 強のフラットケーブルを得ることができる。短いものがなく 75cm は少々長すぎるのだが、他に選択肢がなかった。さらに色も赤しか見つけられなかった。ちょっと目立つ。
5
通信アダプタをパネル裏に両面テープでくっつける。
6
コンソールボックスのパネル表から引っ張ってきたUSBケーブルの余り部分を、通信アダプタのケーブルと束ねて、アダプタの上に固定する。
7
こんな感じで赤色ケーブルは目立つが、ボックス内のスペースは確保できた。IOパネルを取り外す方法がわかれば、もう少しスマートに配線する方法を考えてみることにするとして、今はこれでいいことにしよう。
V37はCDを再生すると MusicBox に録音してしまうことができるため、昔のようにCDを山ほどクルマに積んでおく必要はなくなっている。今のところ、コンソールボックスに入れたいものがあるわけではなく、今回の作業も差し迫った状況であったわけではない。
ただ、通信アダプタの配置位置が不自然で、つい日産に対してささやかな抵抗をしたくなったのである。
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