ついさっき調べてわかったばかりなのですが、現在北海道ローカルで
「Jin-仁-」の実写版・第2シリーズが、
土曜の正午から再放送されています。
1週辺り3話を一挙放送という形を取ってるため、実は
来週放送分で最終回でして、
それもついさっき知ったばかりでございます(^^ゞ
昼間、昼食取りながらウチの母親が見てたので釣られて一緒に見てたんですけど、てっきりエンディングに
この曲が来るだろうと思ってたら、平井堅の声で
い~としきひ~とよ~♪
なんて流れてきまして、
NHK-FMの「アニソンアカデミー」を聞くのをそっちのけでwikiで調べて、そこで第2シリーズだったのが判明した次第。
でも、やっぱいい物はいいですな。
それが例え、最終シリーズの最終話近い放送を、予備知識だけでなく、第一シリーズでさえマトモに見てなくとも(笑)
無論、脚本や演出、キャスト陣の熱演も素晴らしいんですが、何よりこれが
「漫画原作」であるって事が、いち漫画アニメ好きとしてはたまらない訳です。
でも、土曜の昼って言うと、
NHK大河ドラマの再放送タイムでもありまして、今放送されてるのは
「八重の桜」。
この2本、見比べてみると結構類似点があったりするんですね。
舞台は、同じ
幕末から間もなく明治にさしかかろうとするところ。
Jinの方は今日の放送分で大政奉還が決まり、所謂「新政府サイド」の薩摩・長州藩に加え、坂本龍馬のお膝元である土佐藩がこの流れの合流しようかというところ。
対して、八重の桜は、その対局側である「旧幕府サイド」筆頭となってしまった會津藩が奥州諸藩と北陸の一部の藩と同盟を組み、世に言う「會津戦争」のクライマックスに突入するところまで来ています。
という事は、歴史上の流れから見ると、八重の桜の方が
半歩から一歩先を進んでるって事になりますなぁ。
「大河つながり」という面で見ても、Jinの第一シリーズ本放送時は、大河ドラマでも
「龍馬伝」が放送されていて、2時間ぶっ続けで激動する幕末の世を、違う役者が演ずる坂本龍馬が登場して堪能できるという、いわば
「幕末スペクタクルアワー」状態だったのを思い出します。
それが、
何の因果かそれとも偶然なのか、北海道内だけとはいえ、本放送から数年経った人気作と現役ドラマが相まみえるという形になっています。
それに、Jinと八重の桜両方に出演してる役者さんもおりますね。
六平直政さんなんて、Jinじゃ
遊郭の店主やってて、如何にも「商人」という面持ちなのに対し、八重の桜じゃ、八重達が通う
長刀道場の師範役で、神妙な表情をしてるって言うw
あれ、そういえば八重の桜で「新撰組」の一人として出ている降谷建志もJinに出てたような…。
あ、そうそう、今日放送分のJinでは、「龍馬伝」で龍馬を暗殺したとされる
「京都守護職暗殺団」のリーダーとして出ていた
市川亀五郎が、Jinでは
暗殺団に瀕死の重傷を負わされる中岡慎太郎役で出てました(^^;
まぁ、でも、一番の役所の違いと言えば
綾瀬はるかでしょうな。
方や、南方仁に献身的に尽くす娘役かと思えば、八重の桜じゃご存じの通り「主役」で、鉄砲片手に戦いに備えてるっていう
正反対さ。
今の主人である「川崎尚之助」と共に、日々鉄砲の改良に明け暮れてるとか、今日の再放送分の最後の方で、日新館に集められた多くの戦傷者の手当にいそしんでる姿は、まるで「橘咲」そのものだったりするところが共通してると言えるでしょう。
でもね。八重の桜を見ていて
「おや?」と思うところもあるのですよ。
それは、
幕末の立役者であるはずの坂本龍馬の「さ」の字も出てこないって点。
會津戦争まで話が進んでるって事は、とっくに薩長同盟とか大政奉還の話は済んでる訳ですが、抑も、
薩長の仲立ちに入って同盟結んだのも、「船中八策」を書いて次の新しい国のあり方を示したのも
龍馬の存在あってこそと「龍馬伝」を見ていて思ったんですが、これまでの放送の中では、
気がついたら薩長は仲良くなってるし、
岩倉具視が西郷隆盛率いる薩摩藩に入れ知恵して大政奉還させた、みたいな流れになってるのに、少々違和感を感じてます。
…といっても、私も正直日本史は詳しい方ではないので、
このような解釈であってるのかも怪しいですけど(笑)
まぁ、確かに、八重の桜は今のところ
「會津藩サイドから見た幕末」という筋書きなので、敵対する新政府サイドは、これまで私が見てきた中でも
最強の悪役っぷりとして描かれてて、該当地域の方々からはクレームが上がってるって話も聞いてますけどね。
「白虎隊」のエピソードに代表される様な壮絶な戦いの後、旧幕府軍と新政府軍の戦いは、ここ北海道で起こる「箱館戦争」でその幕を閉じることになるわけで、この辺の話は道民にとっても決して他人事じゃなかったりしますが…。
それにしても、中谷美紀の「野風」が
半端なく色っぽいですわ(*^^*ゞ
実際の花魁もあんな感じだったんでしょうけど、
莫大な借金こさえても身請けしたいぐらい(^^ゞ
乳がんに冒される野風を触診してるシーンを見て、
ちょwww貴様俺と代われ!
と思った男性陣は少なくないだろうと(笑)
えぇ、
私もそのうちの一人ですが、何か?w
っていうか、俺だったら間違いなく押したお(ry
ただ、Jinを見る度思うんですが、一度
原作絵を見てしまうと
どう考えても中谷美紀と「野風」がリンクしないのって、私だけだろうか(笑)
個人的に、
Jin実写版「最大の謎」ではないかと、今でも思っています(^^ゞ
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Posted at
2013/06/15 23:56:04