
コミトレ20から一週間以上たっちゃいましたけど、いまだ思い返せば興奮がよみがえるから不思議なもんです。
たった一冊の同人誌を買い戻すために大阪へ。それも仕事の合間に強行軍。それを実現するためには移動時間中にずっと寝てるか、移動時間そのものを短縮するか。それを実現するために、行きは夜行高速バス、帰りは飛行機+新幹線という、交通費に糸目をつけない方法を繰り出しましたw
結局ですね、前ブログの続きになるんですけど、あの後どうしたかってーと、まずはじめに、
会社に猛抗議しました。
で結局、「いや今ちょっと忙しいから」などとはぐらかされたので、鳴かず飛ばずな会社(事務所)の応対に嫌気がさして
今にも退職願を突きつけそうになりながらも別の方法を編み出すことにしたわけです。
このような会社の応対に対しては今後も突き上げていく方針です。トラック業界全体がそういう体質なんでしょうけど、「一週間先の予定も分からないのが当たり前」という考えがはびこるようでは、この先この業界は衰退します。世間の常識から言って「無計画に動いているようにしか見えない。行き当たりばったり」な業界、会社に、若い人が集まるでしょうか?仕事とプライベートの予定のすり合わせもままならない体制下で、若い力が育つでしょうか??はい、愚痴終わりw
最終的に出した答えが、↓
長岡駅東口22:30発の京都、なんば、堺行きの高速バスに乗り、
7:27になんば高速BTに着いて、
オタロードあたりとか御堂筋線とかをほっつきつつ、
11:00にインテックス大阪へ。
そのあとは地下鉄中央線、御堂筋線、
阪急梅田から宝塚線。
蛍池からモノレールで一駅、伊丹空港へ。
17:30発のJAL2251便で新潟空港へ。
18:48に出る新潟駅南口行き直通バスに乗ったら、
最後に19:23発、Maxとき348号で長岡へ。
22時までには出勤して茨城へ向かう。
・・・・・・という、距離感覚が確実に麻痺るであろう壮大なものw
その結果を、(写真並べただけですが)ちょろっとご紹介します~
いきなり地下鉄御堂筋線ですw
行きの高速バスの中ではひたすら寝てました。
みんカラにログインできなかったので、ひたすらmixiにつぶやいてたんですけど、いつの間にか寝オチしてなんばに着いてましたね・・・・・。
なんば周辺を少し散歩したあと(朝食+駐車場の確認)御堂筋線乗り倒しの旅に出ました。
この駅は天王寺駅です。完全にインテックスとは逆方向w
このあたりから、普通の地下鉄とはちょっと違う御堂筋線に「ハマリ」はじめます。
心斎橋
淀屋橋
梅田
地下鉄の駅なのに、どうしてこうまで個性的なのでしょうか・・・・。話には聞いていましたが、実際に行って見るとその開放的な高天井に驚かされます。これが東京の銀座線とほぼ同時期に建設されたのだというから二重の驚き。第三軌条集電方式のメリットのひとつにトンネルの天井を低く抑えて建設費を圧縮する目的がありますが、御堂筋線の戦前に作られた駅部分についてはそんなこと一切無視してます。
長岡帰ってから、ミリオタの友人に「紅い国の地下鉄乗ってきたw」って言って写真見せたら半信半疑でしたw
つまり、
こーゆーことww
天井の高さとかが、社会主義国の地下鉄とそっくりですww
うそはついてないですよw御堂筋線のラインカラーはクリムゾンレッドです。
スカーレットだったらこじ・・・・ゲフンゲフン
ニコ動見れる人はこんなのいかが?
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6911826
ほかにもいろいろ、御堂筋線にはおもしろいことがいっぱいありそうな気がします。また乗りに行きたいです。
ポールスターの写真をしっかり撮れなかったのが、今後の課題。
みょよ~ん♪
インテックス大阪には11:00を少し過ぎてから到着しました。
当初目的のJ-UNITさんを筆頭に、
ご覧の品々、被弾いたしました。
中央の妖精永紅夜をこのあと、一週間かけて読破したんですが、
なんか、チルノさん、
ただチダラマッカになってただけじゃなくて、
片腕もげてたみたいです(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ギャップ萌え属性をお持ちでバトル物が好きな方はぜひ読んでみてください。燃えます。
漫画にたとえるなら、
これが、
こんなんなる感じw (
あしあと 森の蟲作品集より 著者:もりのほん、N2FC)
ほんと、なのはさんにどっぷりの頃から美少女バトル物が好物です。にゃ~
さて、ある意味ここからが本番。
飛行機乗って新潟へ帰ります。
ただ単に、必要に駆られて高い交通費を支払うだけではありません。
どうせなら、乗ったことのない乗り物に乗ってやろうというのも今回の旅の目的。すなわち、行きは独立三列シートのバス。帰りは飛行機です。
(執筆時間がなくなってきたので駆け足です~)
阪急梅田から、宝塚線の急行に乗ると二駅目が蛍池です。
大阪モノレールに乗って伊丹空港を目指します。写真は伊丹空港にて。
目指す便はJAL2251。それにしても、保安検査ってメンドクセーんですね・・・。
駐機場は14番。折り返しJAL2251便となる飛行機がやってきました。機体はエンブラエルE170形。機体番号はJA217Jです。観光バス複数台で乗り付けると、全員乗れない・・・・それくらい小さな飛行機。
E170形って書くと、機関車の形式のように見えるのは俺が鉄ちゃんだからかw
それでは、お食事開始です。
停車時間の合間に運転士が点検するのは、トラックもバスも飛行機も変わらないんだな・・・と、改めて思う。
このお食事担当の地上職員が、一つ一つの作業項目をしっかり指差確認していて、とても好感が持てました。電車の運転士もここまではやんねーよ・・・・という、動画でお見せしたいぐらいのものです。こういう細かい部分も、乗客の安心感をアップするのに必要なことだと感じました。ましてや、私のように飛行機初挑戦な客にとってはw
隣のANAの駐機場にボンバルディアDHC-8がやってきました。何かと話題の多い機体w
真正面から見ると、胴体ほっそいですね。見た目非常に安定した機体に見えるのですが・・・このまま無事故で頑張ってほしいものです。
時間が来ました。いよいよ搭乗です!!
ボーディングブリッジに対して機体がちっさいので、下り坂を下るようにして乗り込みます。
座ったのは右の窓側。景色的には申し分ありません。
ここから先、水平飛行に移るまでは全ての電子機器の使用が禁じられてので、写真は撮ってません。
滑走路に至るまで、結構長い距離を走行したでしょうか・・・当たり前ですが、地面を走っている飛行機の乗り心地はいいものではありません。乗客の頭がみんなで仲良くバブルヘッドですww
滑走路の端に至り、そこで一時停止でもするのかと思ったらいきなりエンジン全開で猛加速。離陸許可なんてとっくに出ていたようで。今までに乗ったことがある旅客輸送機器の中では一番激しい加速を体験しました。阪神ジェットカーもぶっちぎる加速力で、脳内BGMは当然トップガンですw
あっという間に、目の前にそびえていた箕面山の高さなんて軽く飛び越えて空高く舞い上がってしまいました。機体が小さいために機動性に優れるようで、強いGを感じます。
はじめに、新潟とは逆の方向に旋廻を始めました。眼下には神戸。その先に明石海峡大橋。ぐるっと回りながら所定高度まで上がっていくようです。
続いて大阪市中心部が見えてきます。さっきまでいたインテックス大阪とか、大阪城とか・・・ありとあらゆる物が小さく見えます。当たり前のことですが、その当たり前のことが実際に目の前で起きると、それは新鮮な感動となって記憶に強く刻み付けられました。
奈良市街。このあたりでベルトサインが消えました。
木津川
豊郷見えるかなー、って期待していたんですが、飛行機はまさにその真上を通過したようで見えませんでしたorz
あんまりにも熱心に窓の外を撮影しているもんだから、ドリンクサービスに来た客室乗務員に「飛行機、お詳しいんですか?」って声かけられましたw
「いえ、むしろ初めてです。飛行機に乗ること自体が」っていうような感じの会話を少し交わしたら・・・・・
こんなのいただきました。子供にあげる用の、簡単に組みたてられる飛行機のディスプレイモデルです。「初搭乗記念にどうぞ」って。ありがとうございます~
山の形から言って、おそらく穂高。後方には松本市街。
立山と黒四ダム。
雲の下には木崎湖が見えたはずなのに・・・・・残念!
上越市新井地区。
やっぱり新潟県に入ると、どれがどれなのははっきり分かります。
上越市頚城区、大池いこいの森。
柿崎IC。
米山。
米山大橋・・・のつもりで撮ったんだけど・・・・・・ピンボケぇー(泣
柏崎。奥には小千谷。
片貝、南長岡ガス田。
小千谷市街。
柏崎刈羽原子力発電所。単一の施設としては道中最も目立っていた。原発の敷地って広いのな・・・・。
長岡。
すこしづつ望遠で。長生橋、大手大橋らへん。手前は長岡JCT。
長岡大橋周辺。日赤病院がよく目立つ。
飛行機に乗ったら一度やってみたかったこと。それは・・・・ウォーリーならぬ「自宅を探せ」w
実は一生懸命ズームで撮ってた長岡市街。はじめて見る高度9000mの世界。
大河津分水と三条・燕。弥彦山通過と同時に着陸態勢に入る。
離陸時同様、電子機器使用が禁じられたため、写真はここまで。今後はフィルムカメラが必要かな・・・。
いきなり駐機場。
大阪と違って、新潟空港へは海側からすんなり着陸。やっぱり市街地のど真ん中にあるかそうでないかは飛行機の離着陸ルートに大きく影響するようです。かなり低角度で進入したので、接岸しようとしているおおさど丸の姿がはっきりみえました。
最後のシメです!
Maxとき348号東京行き。車両はE1系、M5編成です。
すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、9月28日を最後にこのE1系は定期運用を離脱します。日常的にE1系に会えるのは今月で最後。というわけで、実質上の乗り納めに、この列車を選びました。
いつの間にか車体ロゴが子連れ
狼トキになってます。この車両が走ってる間、トキの世界にもいろんなことがありました・・・・・(しみじみ
車側表示機にもドット欠けが。東北新幹線を追われて上越新幹線へ。そして「とき」専用車となり、ピンクの帯を巻いて今まで頑張ってきた苦労がにじみ出ます。
車両が変わっても、見送りの風景は今後も変わらぬ普遍的なものでしょう。
車内の風景もばんばん撮っときます。E4系と違い、階段にはカートを載せるエレベーターがありません。車内販売員の苦労がしのばれます。
新潟を発車して、長岡までは動画を撮りっぱなしでした。
そして改めて・・・・「この車両、こんなに爆音だったかなぁ」という感想を抱くw
それだけ、他の新しい車両や、元々起動音が静かな200系に乗り慣れてしまったのですね・・・。つまりそれだけ、E1系が人知れず、じわじわと数を減らしてきていたってこと。すでにトップナンバーのM1編成は解体されてしまったとか。
形あるもの、いつかは寿命が来る。だから、今しかない今を精一杯走りきって、思い出を残しておくことが大事なんです。
19時45分。列車は長岡駅に到着し、前代未聞の壮大な旅は終わりました。
・・・・いや、すぐに仕事で茨城へ向けて旅立ちました(泣