フロントウィンドウ カーフィルム施行(15万5250km時)
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最近では車内の断熱やUVカット効果があるフロントガラスやサイドガラスを標準装備するクルマが増えてきたり、アフター品でも旭硝子のクールベールなどが登場しています。
クールベールはガラスの型がある車両については、受注生産が可能。もう1台所有している3rdはそのパターンで交換してもらっています。
かねてからユーノス500こそ是非クールベールを!! と思っていたのですが、ド・マイナー車ゆえの哀しい性。。。いくらお願いしても型がないとのことで、結局対応してもらえず、泣く泣く諦めたことがあります。
残る道はフロントウィンドウに透明断熱フィルムを貼る手だてしかありません。
イロイロ調べたところ、カービューティーPROがちょうどキャンペーンを行っていました。
http://www.cbp.co.jp/mmm/mmm_price.html
住友スリーエム製の可視光線透過率89%、透明断熱の「スコッチティント ピュアカット89」を全車均一価格で施行してもらえるという期間限定のキャンペーンがあり、これを利用しました。
専用の貼付キャンペーンページで予約後、カービューティPRO本部から最寄りの施行店が指定され入庫。
作業をしてもらったのは平塚市の「ガレージ ガゼル」です。
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入庫後、さっそく作業開始。
まずは外側からフロントウィンドウにフィルムを合わせて、おおまかなサイズにカット。
ユーノス500のようなド・マイナー車でも現車に合わせてカットするので、車種を問わずに施行できるようです。
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おおまかなカットが終わったら今度はヒートガンを当て、ウィンドのRに沿うようにピッタリと合わせた後、サイズを合わせていきます。
クルマのガラスというのは車種により異なるRがついた曲面ガラスなんですが、なかには施行が難しい車種もあるのだそうだ。その場合、Rがキツいとシワが伸ばせなくて全面貼りができず、部分カットも止む得ないこともあるようです。
幸いユーノス500の場合、フロントウィンドウは自然なRがついているおかげで、全面貼りができました。
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フィルムのカットが終わったら室内側から貼り付け作業が始まります。
その前にマスキングテープや、インパネ上にはタオルを敷くなど、かなり重点的な養生をしていたのが不思議に思えたけれども、作業が始まったら納得。
かなり大量の石鹸水をビシャビシャと吹き付けて作業してるんですね。これはフィルムにゴミが付着しないことや、薄いフィルムを傷つけないなどの意味があるようです。
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位置が決まったら、あとはヘラでエア抜きやホコリなどの小さいゴミを排出しながら、ピッタリと貼り合わせていきます。
ほんと手際よくサクサク作業が進みます。
まったく同じピュアカット89のフィルムのみを切り売りしている業者もいて、その場合、1m四方で4000円程度と絶対的な価格は安いです。
が、たいていは作業が難し過ぎて失敗に終わり、安物買いの…となるのがオチのようです。私も以前、フロント左右2面+リア3面のフィルム貼付け作業をやったことがあるけれど、あまり上手くいっていません。
ガラス面とフィルムを貼り合わせるものですから、プロがこれだけ完璧に養生して注意を払いながら作業をしても100%完全にホコリなどのゴミが除去できないのだとか。
そのうえ薄いフィルムは作業手順や手際が悪いとすぐにシワや破れの原因につながります。
作業中の様子を一部始終見ていて再確認したのは「フィルムは自分で貼らない」(笑)。これに尽きます。特にフロントガラスは素人は手を出すべきではいことがハッキリ分かります。
失敗しない仕上がりを望むのであれば高くてもプロにお願いすべきかと。キャンペーン価格でも3万円弱ほどかかっていますが、この値段は妥当かと思います。
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細かい調整が終わったら完成。作業時間はおよそ2時間程度でした。
ご覧のように一見したところではフィルム自体が貼ってあるかどうかも分からないくらい透明度が高いです。
施行してもらった住友スリーエム製の「スコッチティント ピュアカット89は」可視光線透過率89%の透明断熱フィルムで、日焼けなどの影響を与える紫外線(UV)を99%カット、皮膚や室内など熱を感じる赤外線(IR)を76%カットしてくれます。
最上段の動画にもあるように赤外線が大幅に減るため、車内の温度が抑えられます。同時に紫外線が99%カットされるため、インパネやシートなどのの焼けが抑えらます。フィルムを貼ったのもこの車内焼けを防止する目的が大きいです。
なお、GPS、ETC、携帯電話などの電波も遮断せず、フィルムの上からナビのフィルムアンテナをの貼り付けが可能とのこと。
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フィルム施行前後で可視光線透過率の測定も行ってくれます。
フロント3面のガラスは可視光線透過率70%以上でなければ車検には通りません。車種により色付きガラスなどで数値が異なるものの、このピュアカット89ではたいていクリアできるようです。
なお、ユーノス500のフロントガラスの可視光線透過率の実測値は80%。ピュアカット89を貼った後の実測値では78%だったので、低下率は2%程度で済みました。もちろん車検には余裕でクリアできる数値です。
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