TDI Tuning（サブコン）のインストール

このクルマを買って最大の心残りは、ポールスターを入れることができなかったこと。
なので、以前からサブコンを入れるつもりだったのですが、メーカ保証（新車後5年間）が残り1年を切ったところで、満を持して？導入。
ノーマルのT5（254ps/350Nm）をT6レベル（312ps/420Nm）までドーピングさせます。

今回取り付けは自分で行いましたが、やらかした時のことを想定して、ボルボ専門店コクスンさんのオンラインショップから購入しました。
ショップに在庫がなく、輸入元から取り寄せて頂きましたが、注文から一週間も待たずに到着。

本体以外に、専用のハーネス、タイラップ、ノーマル戻し用のキャップ、取説が付属。
あと、トルクスドライバーと耐熱マジックテープを、自前で準備しました。
ペンライトもあった方が良いです。

作業は必ずエンジン冷間時に行います。
まず、エンジンカバーを外します。
4本のクリップをトルクスT30ドライバーで緩め、カバー全体を持って上に引き上げると外れます。
カバーの取り付けは嵌め込みでOK。

取説によると、ブーストセンサー2箇所（インタークーラー直後とインマニなので、タービンの前後差圧を測っていると思われ）とエンジン回転数センサーからの信号をサブコンにインプットすることになっています。
エンジン本体のECUを騙して、オリジナルよりリッチな空燃比にするのでしょう。

実物（MY2020 V60CC T5エンジン）の写真にハーネスを割り込ませるセンサーの位置を示してみました。
ブーストセンサーB1の位置は、エンジン前方下のフロアパン近く。

ブーストセンサーB2の位置は、ここ。

ブーストセンサーB1は、ここ。
何とか手が届く位置。

3箇所のセンサーのカプラーを外して、サブコンに繋がる専用ハーネスを割り込ませます。
どれもカプラーのサイズが異なるので、間違えることはないとは思いますが、カチッと正しく嵌っていることを確認します。

配線が完了したら、一度エンジンのイグニッションをONにして、サブコン本体が動作していることを確認します。
4番のLEDランプが点灯していればOK。

エンジンをかける前に、ハーネスをタイラップで固定します。
ファンや、金属配管などに触れないように。
全体の作業は1時間程度ですが、ハーネスの整理に半分程度時間を割かれました。

エンジンはあっけなくかかりました。
警告灯も点灯せず、当然音なども変わらず、いつも通りのアイドリング。
本当に性能アップしたんかい？

サブコン本体はこの位置に、耐熱マジックテープで固定しました。

取説によると、設定4で慣らし運転を30km程度することになっているので、そうしました。
ターボが効くまではオリジナルと印象が変わりませんが、1,800rpmくらいからのトルク感が明らかに変わりました。いつもより燃料吹いてるなーって感じw
高速でアクセルを踏み込む量が減るので、運転が楽になったと思います。とは言っても元々のT5も結構俊足なんですけどね。
これから気温が上がったらどうなるのかとか、結局燃費は悪くなるのかとか、追々ご報告する予定です。