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まとめ記事(コンテンツ)
みみ助さん
2014/09/10
WORLD PRESTIGE CLASS
今回はトヨタのFF高級セダン、ウィンダム(初代・V10系)を取り上げます。
北米市場でレクサスESとして販売されていたカムリプロミネントに代わり、本格的な3ナンバーボディを身にまとい1991年に登場した新型「LEXUS ES300・日本名WINDOM」。
(参考)VZV33型カムリプロミネントG・4WS装着車


このコピーはCMでも用いられ、LS(セルシオ)とともに、まだ国内では馴染みの薄かった、高級ブランドであるレクサスを強くアピールするものでした。
4780×1780×1390mmの余裕あるサイズをもつ4ドアハードトップのボディは、現代の目で見ても充分にスタイリッシュ。

当時のライバル車と比較しても、ウィンダムは一段と都会的で洗練されたフォルムが際立っていました。

室内はボディ形状から想像するほど狭くはなく、FFレイアウトの恩恵もあり大人4人が充分に寛げる広さを確保。

内装の質感も高く、ブラックフェイスパネルから指針が浮かび上がる「オプティトロンメーター」は、デジパネに代わるトヨタ高級車の代名詞になりましたね。

北米がメインの車種だけに、安全性能に力を入れていたのもウィンダムの特徴。
トップグレードの3.0Gには当時まだ珍しかった運転席SRSエアバッグ、4輪ABS、TRCが標準装備。

エンジンは200psを発生する3リッターV6の3VZ-FE型。
モデル途中ではカムリプロミネントの生産終了にあわせ、ウィンダムにも2.5L・175psの4VZ-FE型も追加。
決してパワフルではありませんでしたが、ウィンダムの性格に合ったジェントルさが身上のユニット。
直6の「ツインカム24」とは違い、「フォーカム24」と呼ぶのがトヨタV6の特徴でもありましたね。

装備も高級車ならではのものばかり。
やはり90年代トヨタ車の定番であった「スーパーライブサウンドシステム」は、例に漏れずウィンダムにも2.5ベースグレードを除く全車に標準装備。
それでもCDプレーヤーはチェンジャー以外オプションすらなく、カセットしかないのは時代です。

グレードは全部で4種類。
3.0と2.5にそれぞれベースグレードと豪華版のGが用意されます。


装備的には3.0G>3.0≒2.5G>2.5という図式ですが、比較的まんべんなく売れていた記憶がありますね。
1991年9月現在の価格表。
初期型ですから2.5L車は載っていませんが、調べたら95年最終型の2.5ベースグレードで272万円でした。
当時はカローラ店扱い車種の中で最高級車だったウィンダムですが、今や価格でカムリに逆転されてしまった感があります。
車格についても、それに近いものがありますね。

それよりオプションでフェンダーミラーが選べたことに驚き!
さすがに1回も見たことありません…(苦笑)
さて、そんな初代ウィンダムも生産終了から今年で18年。
さすがに街中で出くわす機会も減ってきました。
私とウィンダムの思い出と言えば、中学校の担任の先生が乗っていたのが身近な存在でした。
しかも先生は、独身の女性。
時は1994年、今や当たり前のような3リッタークラスのセダンも、まだまだ当時は高嶺の花だった時代。
高級車でも2リッターは普通で、3リッター車はどこか特別なイメージがありました。
そんな中、先生が乗っていたウィンダムは定番のダークグリーンマイカのボディもまぶしい、トップグレードの3.0G。

因みにその時の校長はY31セドリックの2LクラシックSV、教頭もGX61マークIIのツインカム24でしたから、ヒエラルキーから飛び抜けた先生のウィンダムはオーラが違いました。
しかもそれを颯爽と乗りこなすのが女性と来たら、それはセンセーショナルとしか言いようがなかったですね。
たまにはウィンダムの助手席に乗せてもらうこともあったのですが、旧来の重厚なFR高級セダンしか知らなかった自分にとって、軽快かつ滑らかに走るウィンダムは新しい高級車のあり方を教えてくれたようでした。
高級であることを誇張しない。
さりげない価値観を内に秘めたワールドプレステージクラス、ウィンダム。
大人になった今、改めて乗ってみたいと思わせる1台です♪
北米市場でレクサスESとして販売されていたカムリプロミネントに代わり、本格的な3ナンバーボディを身にまとい1991年に登場した新型「LEXUS ES300・日本名WINDOM」。
(参考)VZV33型カムリプロミネントG・4WS装着車


このコピーはCMでも用いられ、LS(セルシオ)とともに、まだ国内では馴染みの薄かった、高級ブランドであるレクサスを強くアピールするものでした。
4780×1780×1390mmの余裕あるサイズをもつ4ドアハードトップのボディは、現代の目で見ても充分にスタイリッシュ。

当時のライバル車と比較しても、ウィンダムは一段と都会的で洗練されたフォルムが際立っていました。

室内はボディ形状から想像するほど狭くはなく、FFレイアウトの恩恵もあり大人4人が充分に寛げる広さを確保。

内装の質感も高く、ブラックフェイスパネルから指針が浮かび上がる「オプティトロンメーター」は、デジパネに代わるトヨタ高級車の代名詞になりましたね。

北米がメインの車種だけに、安全性能に力を入れていたのもウィンダムの特徴。
トップグレードの3.0Gには当時まだ珍しかった運転席SRSエアバッグ、4輪ABS、TRCが標準装備。

エンジンは200psを発生する3リッターV6の3VZ-FE型。
モデル途中ではカムリプロミネントの生産終了にあわせ、ウィンダムにも2.5L・175psの4VZ-FE型も追加。
決してパワフルではありませんでしたが、ウィンダムの性格に合ったジェントルさが身上のユニット。
直6の「ツインカム24」とは違い、「フォーカム24」と呼ぶのがトヨタV6の特徴でもありましたね。

装備も高級車ならではのものばかり。
やはり90年代トヨタ車の定番であった「スーパーライブサウンドシステム」は、例に漏れずウィンダムにも2.5ベースグレードを除く全車に標準装備。
それでもCDプレーヤーはチェンジャー以外オプションすらなく、カセットしかないのは時代です。

グレードは全部で4種類。
3.0と2.5にそれぞれベースグレードと豪華版のGが用意されます。


装備的には3.0G>3.0≒2.5G>2.5という図式ですが、比較的まんべんなく売れていた記憶がありますね。
1991年9月現在の価格表。
初期型ですから2.5L車は載っていませんが、調べたら95年最終型の2.5ベースグレードで272万円でした。
当時はカローラ店扱い車種の中で最高級車だったウィンダムですが、今や価格でカムリに逆転されてしまった感があります。
車格についても、それに近いものがありますね。

それよりオプションでフェンダーミラーが選べたことに驚き!
さすがに1回も見たことありません…(苦笑)
さて、そんな初代ウィンダムも生産終了から今年で18年。
さすがに街中で出くわす機会も減ってきました。
私とウィンダムの思い出と言えば、中学校の担任の先生が乗っていたのが身近な存在でした。
しかも先生は、独身の女性。
時は1994年、今や当たり前のような3リッタークラスのセダンも、まだまだ当時は高嶺の花だった時代。
高級車でも2リッターは普通で、3リッター車はどこか特別なイメージがありました。
そんな中、先生が乗っていたウィンダムは定番のダークグリーンマイカのボディもまぶしい、トップグレードの3.0G。

因みにその時の校長はY31セドリックの2LクラシックSV、教頭もGX61マークIIのツインカム24でしたから、ヒエラルキーから飛び抜けた先生のウィンダムはオーラが違いました。
しかもそれを颯爽と乗りこなすのが女性と来たら、それはセンセーショナルとしか言いようがなかったですね。
たまにはウィンダムの助手席に乗せてもらうこともあったのですが、旧来の重厚なFR高級セダンしか知らなかった自分にとって、軽快かつ滑らかに走るウィンダムは新しい高級車のあり方を教えてくれたようでした。
高級であることを誇張しない。
さりげない価値観を内に秘めたワールドプレステージクラス、ウィンダム。
大人になった今、改めて乗ってみたいと思わせる1台です♪
Posted at 2014/09/10 11:16:24
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