まとめ記事(コンテンツ)

2020/04/05

武漢ウイルスが変えた世界の風景(1)

人類未体験の厄災に向けて

一週間半前に一回、ブログを書きましたが、その後の日本は政治家曰く「ギリギリ」の状況が続いています。いつ政府が緊急事態宣言を出しても不思議じゃない、いやむしろ多くの国民が「もう出すべきじゃないのか?」という雰囲気になっているかもしれません。

海外に目を向けても、米国では感染爆発が留まるところを知らず、イタリア、スペインでは死者が1万人を超え、米国、フランスでも遠からず1万人の大台に乗りそうです。これらの国々は言うに及ばず、イギリスやドイツでも国内では外出が厳しく制限されるという異常事態に陥っています。

ここ三週間ばかり地上波のニュースのみならず、ネットのニュース(活字、動画)などを眺めてきて、各国の政府の多くの要人が「戦争状態」や「100年に一度の災害」といたコメントをしていますが、これは誇張でもなんでもなく、マジで人類はかつてない危機に直面していると言わざるを得ません。

米国のある要人は
「これは人類の歴史的な危機である。100年後の人々は、今の我々がどのように行動したかを振り返ることになるだろう。」
と述べました。この言葉は、ボクの心にグサッと突き刺さりましたね。

武漢ウイルスの蔓延がいつ終息するかは現時点では全く見えませんが、逆に後2~3ヶ月で終息することは、ほぼ間違いなくないだろうと思えます。そして米国ではBest caseでも10万人を超える死者が出るという予想がある通り、全世界で信じられないくらい大勢の人が死ぬことになるでしょう。

いたずらに不安を煽る意図はありませんが、これは我々に馴染みのあるSF映画やゲームなど「バイオハザード」をテーマとした事象が現実に起こっていると受け止めざるを得ません。
唯一異なるのは、ウイルスに感染した人がゾンビにならないくらいのモノでしょう。

大げさ、だと思いますか?

欧米では既に都市封鎖が行われ、人々は行動の自由を著しく制限されています。これに伴って経済活動も停滞し多くの失業者、そして企業の倒産も懸念される事態です。

医療システムが貧弱な発展途上国の話ではありません。米国や欧州の先進国で軒並み、ウィルス感染防止という目的のために国民の自由が奪われ、経済活動も制限されているんです。ドイツのメルケル首相が国民に向けて「これは戦争である」と訴えたのは大げさでもなんでもなく、現実に民主主義社会と資本主義経済がウイルスという攻撃によって破壊されつつあるのです。

ボクの50年以上の人生に於いて、世界がこんな状況になったことは一度もありません。日本のバブル崩壊、リーマンショック、経済が大打撃を受けて不況になったことは何度かありましたが、各国の政府が国民の行動に権力を持って制限を加えること、それが途上国の独裁政権のような状況ではなく、先進国の民主国家の多くでそうせざるを得ない状況に追い込まれている、という事態は間違いなく異常です。

もし人類がこの危機を乗り越えられたとしたら、恐らくその後の世界は今までとは大きく違ったものになるでしょう。この危機に学び、二度と同じ過ちを繰り返さないようにすること、人類の賢さが問われる事態です。

しかしその世界がどう変わるのかを見届けるためには、我々一人ひとりがこの危機を乗り越えること、もっとハッキリ言えば生き残ることが不可欠です。

日本での致死率は2.4%ほどですが、イタリア(12.3%)、イギリス(10.2%)、スペイン(9.5%)、フランス(8.3%)となってます。感染者の10人に一人くらいは亡くなっているワケで、日本でもし感染爆発が起こった場合、その10人の内の一人にならない保証はどこにも、誰にもありません。

ボクは幸いにして会社がリモートワークの仕組みを持っていたため先週から在宅勤務に移行できていますが、血圧高め・喫煙者ということもあって、恐らく感染したらかなりの高確率で重症化は避けられないと覚悟しています。

今考えていることは、とにかく自分に出来ることをやって感染のリスクを避けること。このウイルスで命を落とす親族、友人、知人が現れないことを祈ること。

そして、ここ数週間で情報を収集し色々と学びのあったことを整理して、ブログに記しておこうと思いました。もし読んだ人のなんらかの気付きに繋がり、その人の人生が終わらずに済めば、こんな個人のブログでも少しは世の中のためになったことになりますからね(^_^;)。
Posted at 2020/04/05 17:58:57

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