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まとめ記事(コンテンツ)
タッチ_さん
2020/04/07
武漢ウイルスが変えた世界の風景(4)
実は先週から在宅勤務に移行が出来ていて、感染リスクは最小限に出来ています。
会社が入っているビルで先週、他のテナント会社で感染者が出たとのことで、先週末はビルの消毒が行われたそうです。いよいよ身近に武漢ウイルスの脅威が迫ってきました。
他方、先週から在宅勤務になったことで昼間のTVなど情報を入手できるようになったのですが、、、
ここ数日で強く感じることは、日本のメディアの姿勢に対する疑問、です。
元々日本のメディア(特にTV)に対しては高い評価は間違っても与えられないとは思っていましたが、見ていて腹立たしい番組があまりに多くて、この国難とも言える状況に於ける彼らの報道姿勢は一体、何なんだ?と。
細かいことで言えば今日にも発出されるという「非常事態宣言」です。
法案成立時点と、ここ1~2週間の社会の動きを見ていれば、非常事態宣言が出されても少なくとも、多くの一般国民の生活に対する影響は極めて限定的であることは、昨日今日のTVを見なくても明らかでした。事業を制限される人たちの影響は大きいですが。
外出自粛はあくまで要請であって、強制力も罰則もありません。日用品や食品も買えますし、パニックになって買い占めに走る必要など何もないのは、もう前から判っていたことでした。
じゃぁ何が変わるのか?一番大きな点は地域の首長(知事)が感染者の収容施設や医療品などの準備に対して強権を持って対応できる権限を与えられることです。
つまり緊急事態宣言が出ることは、この感染症対策のための備えを知事が強力に推進できるようにすることであって、それは国民に対して不安要素どころか安心材料になる筈です。
と、こ、ろ、が、、、
民法もNHKも
「緊急事態宣言で我々の生活にどような影響があるのでしょうか?」
と言うそのニュアンスは、
「さぁ、大変な布告が出て、これからどんな大変なことになるのでしょう?」
という、明らかに国民の不安を煽るような言い方をどこの局でもやってます。
お前たちが社会不安を煽ってどーするんだ!?
それは、この事態を如何にドラマチックに演出して高い視聴率を取るか!みたいな平時の気分が全く抜けていない風にボクには見えます。
政府や役所の対応が遅いとか、政治家の言葉に不注意な点(小池都知事のロックダウン発言)とか、突っ込みどころは様々あるのは確かです。しかしそんな様々なことをいちいち取り上げて、評論家よろしく「良い」「悪い」と上から目線で色々と述べる一方で、自分たちの放送(情報発信)が、この国難に於いて如何に社会に貢献出来ているか?否、今この状況であればこそ、自分たちが何を発信し、社会をどういった方向に導くべきか、真剣に関係者が悩み、発信しているととても思えない番組が多過ぎる。
例えば外出自粛の件。
若い人たちの未発症感染者が知らずに感染を広げている疑いが高く、国も都も必死になって外出自粛の要請を続けています。
それを受けてTV各局は外出している若者に街頭インタビューをし、若い人たちの危機感の薄さをたくさん報道してきました。
果たして若い人たちはみんな危機感を持っていないのでしょうか?
ボクはそうは思いません。正しく危機感を持ち、外出を極力自粛している若者も大勢いると思います。しかし各局が標的となった若者の、しかも危機感を持ててない一部の人たちのことだけを報道することによって、あたかも日本の若者全体が危機感を持てていないかのような印象を社会に広めています。
一部の人たちが危機感を持っていないのは若者に限らず、中年も老年も、ダメな奴らはダメなのです。それが証拠に、子供を連れて買い物に出かけてインタビューに答える主婦とか、花見自粛を知って慌てて上野公園に出かけちゃうお爺さんとか、バ〇な人たちは全年齢、全年代で一定数は居るのです。
それが証拠に、東京都の最近の感染者の多くに三十代の「大人」が多数居ます。
ボクが腹立たしく思ったのは、インタビューに答えて「イマイチ実感がない」「外出は自己責任で」などと言っている人たちは明らかに外出自粛の目的を正しく理解していないワケですが、インタビュアーは彼らに外出自粛の目的をその場で伝えて、どう思ったか?それを知っていてもこうして出掛けたか?というやり取りをした形跡が全くなかったことです。
人間は知らなければ正しい危機感など持てる筈がありません。
正しく知っていながら守らないのはただのバカですが、インタビューに答えた多くの人が「目的を正しく理解していなかった」としたら、そして正しく知れば外出はしなかったと答えたならば、問題は「外出自粛を守らない人がいる」ではなく「外出自粛の目的が正しく周知出来ていない」となるワケです。
そして周知の責任は一義的には政府ですが、マスコミも大きな責任がある筈です。
日本テレビの番組で、学校の一斉休校となった2月下旬に二人の少女にインタビューをしていて、二人のその後についてのインタビューを先々週末(3/29)に見ました。ひとりの少女は未だに危機感が曖昧ながら、世間の雰囲気もあって外出を自粛していると答えていました。
ところがもう一人の少女は意識が180度変わっていました。
彼女は祖父母と同居しているそうですが、彼女の姉からの数通のLINEメッセージを読んで、意識が変わったと言っていました。
・今どこにいるの?すぐに家に帰って。
・貴女がもしウイルスに感染したら、祖父や祖母にうつしちゃうかもしれない。
・祖父母が感染したら二人は死んじゃうかもしれないんだよ。
・早く家に帰って、外には出ないで
彼女の姉も、恐らく若者でしょう。このエピソードだけ見ても「若者はみんな危機感がない」というのは大きな間違いです。正しく危機感を持って行動している若者だって大勢居るハズです。
この番組を放送していた日本テレビの人たちは、果たして気付いていたのでしょうか?大勢が関わり、公共の電波を使い、日々発信をしている貴方たちの報道は、ひとりの少女の数行のLINEメッセージに敵わなかった、ということに。
Posted at 2020/04/07 14:22:30
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