まとめ記事(コンテンツ)

2011/05/02

高松散歩(Part2)

Part1からの続きです。

琴電で高松駅に戻り、ここからは高松港周辺を散策します。

高松港からは、宇高国道フェリーをはじめ、岡山や関西方面、さらには小豆島をはじめとする瀬戸内の島々を行き来するフェリーや高速船が頻繁に発着しています。

この高松港を含む駅の北側は大きく再開発され、一帯は「サンポート高松」という、港とホテルや高層ビルなどが一体になった施設となっていました。その中に、フェリー用の立派な旅客ターミナルも設けられています。
もちろん、駅とはデッキで繋がれており、船を降りてから列車に乗り継ぐのにも便利です。このあたりは、瀬戸大橋ができる前、宇高連絡船があった頃から変わっていないのでしょう。


旅客ターミナルからフェリー乗り場をのぞみます。瀬戸内海の島の1つ、直島行きのフェリーに、自動車がどんどん乗りこんで行きます。

旅客ターミナル内に、宇高連絡船の歴史を展示している記念展示場がありました。
去年行った門司港駅もそうでしたが、本州との玄関口として、昔は連絡船と直結し、多くの人が行き交っていたであろう駅は、それだけで旅情をかき立てられるものがあって好きです。
ここでは、その宇高連絡船の歴史や使用されていた船・航路の変遷、さらには連絡船内で当時使われていた用具類などが展示されており、興味深く見入ってしまいました。


写真の中、「船に乗り込むと真っ先に、うどんの行列にならびましたね。讃岐うどんをすすって、あ~ふるさとに帰って来たんだな」という一文が見えると思いますが、ここにあるうどんとは、当時連絡船の中で食べることのできた立ち食いうどんです。
岡山(宇野)から連絡船に一歩乗りこむと、そこはもう四国。うどんをすすり、ようやく帰ってきたという実感が湧いてきたのでしょう。


「連絡船うどん」今はこのように、地上で食べることができます。

車に戻り、ここからは小ドライブ。
向かったのは、「屋島ドライブウェイ」。

過去に数回、四国を訪れたことがあるのですが、いつも必ずこの屋島ドライブウェイを走るくらい、私がお気に入りの道路です。
高松市内から2~30分ほどで屋島ドライブウェイの入り口に到着。
ここから一気に登り坂を駆け上がります。


源平の合戦でも有名な、「屋島古戦場」を見渡すことができます。


屋島ドライブウェイで有名なのが、写真左上の標識。「ミステリーゾーン」。
前の道は見た感じ下り坂なのですが・・・実はこれ、登り坂なのです。
実際に現地で走ってみると、より不思議な感覚が楽しめますよ。

ドライブウェイの終点に、四国八十八ヶ所巡りの第八十四番霊場「屋島寺」があります。

お遍路さんの姿も数多く見かけました。

白装束をしたお遍路さんを見かけると、四国に来たなあ、と思います。高速道路を走っていて気付いたのですが、インターチェンジ案内標識と一緒に、インター最寄りの霊場となっているお寺の案内標識があること。走行中なので写真は取れませんでしたが、今は車やバイクで巡る人も多いのでしょう。

屋島を後にして、次に、前から気になっていたとある街に向かいました。しかし、観光客の訪れることのないような小さな街だからか、時間貸しの駐車場が全然見つかりません。駅前も送迎用の一時駐車用スペースしかなく、さすがにこれでは車を停めて歩くこともままならず、仕方なく車で回りながらの街めぐりとなりました。実は、あちこち街歩きをしていると、このように駐車場を探すのに手間取ることも珍しくありません。

そうこうするうちに、時刻も夕刻近くになってきました。
瀬戸大橋近くの、宇多津臨海公園に立ち寄ります。
海の向こうに、これから渡る瀬戸大橋をのぞむことができました。


今回はこれで四国を後にしますが、まだまだ歩いてみたい街がいっぱいあります。
あいにくの黄砂に霞む瀬戸大橋を眺めつつ、またの再訪を誓ったのでした。

以上、今回の岡山、高松街歩き報告でした。
ここまで長文を読んでいただき、ありがとうございました。

Posted at 2011/05/05 18:17:26

イイね!0件

はてブに送る
はてブに送る

オススメ関連まとめ

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

最近見た車

最近見たクルマはありません。

みんカラ+新登場

リンレイ
リンレイ

カーグッズ

ニュース