まとめ記事(コンテンツ)

2014/01/18

讃岐うどんと坂出散歩

前回からの続きです。

徳島市内を後にした後は、香川県へ。
ここはやはり「讃岐うどん」でしょううまい!

お店によっては、かなり混雑していてしかもお昼過ぎには営業終了、というところもありますが、私にはそこまで食べに行くほどの拘りはなく、行きやすくて、お昼すぎに行っても食べられるお店に行くことに。

その中の1軒が、高松道「津田の松原SA」にある「あなぶき家」。
高速道路のSAで本格的な讃岐うどんが食べられる、とのことで、まずはここに向かいます。

そのまま徳島から高速で向かうのもつまらないのと、さきほど徳島ラーメンを食べて間が無いのとで、SAの直前のインターから乗ることにしてそこまで下道を選択。

板野町から県道1号線(r1)で引田~R11を走るルートで向かいます。

この県道1号線、地図で見ると「大坂峠」という峠越えでつづら折れの箇所はあるものの、県道の一ケタ番号で、しかも太く表示されていましたので、センターラインのあるワインディング道路だろう、と思っていました。
途中まではきれいに整備されていてその通りでしたが、やがて・・・


こんな感じの細道に・・・しかもすぐ横は高い崖冷や汗2

ちょっとびっくりしましたが、まあドライブラリーを走りに来たと思えば・・・と気を取り直して進むと、前にこんな道には不釣り合いの大型トラックが現れました。

他県ナンバーでしたから、おそらく、同じように地図をみて道幅は広いと思ってきたのでしょう。でないと、いくら抜け道に使うといっても、普通は大型車が通りそうにない道です。その前に大型車禁止の標識や看板も見られなかったので、気が付いたら細い道に入り込んでしまった、という感じに見えました。

コンテナの上部は木の枝をなぎ払い、カーブはぎりぎりで進んでいきます。こちらも何とも仕方ないのと、トラックの運転手さんが苦労していそうなことはわかるので少し間を空けて同じようにゆっくり進みます。

やがて、少し道幅が広くなった離合箇所で、親切なトラックは私に先に行かせてくれました。

峠の頂上で香川県に入ります。そこにようやく「この先、全長8m以上の大型車の通行困難」の看板が。あのトラックが全長8m以上かどうか、微妙な感じではありましたが、ここで見かけて引き返すにしても、果たして向きを変えられるような余地があるかどうか・・・

確かに、ここからカーブはきつくなり、崖も高くなってきました。見下ろすと、はるか下にこれから通る、つづら折れの道が見えます。
遠くには海も見えてきて眺望は良いのですが、さきほどのトラックが来ることを考えて(すぐには追い付かないと思いますが)、写真を撮りに停まることは止めることに。

そのまま走ること6~7kmでようやく民家が見えてきて、やがて海沿いのR11との合流点に差し掛かりました。途中、対向車はいませんでした。
件のトラックがあれからどうしたのか気になりましたが、何でもその昔、R11が改良される前でさらに細かった頃は、大型車は迂回路としてこの大坂峠を使っていたようです。

しばらくR11を走って、津田東ICから高松道へ、すぐに津田の松原SAに立ち寄ります。
SA内は、観光バスも何台か停まっていて、賑わっていました。

目指す「あなぶき家」へ。
お昼過ぎなのに、観光バスのお客さんなのでしょうか、行列ができていました。


看板に「おかえりなさい」とあるのは、元々は宇高連絡船の乗り場にあったうどん店が起源、ということからなのでしょう。連絡船で地元に帰ってきて、久しぶりに地元のうどんを口にして、やっと故郷に帰っていた、という実感が湧いてくるのでしょうね。

頼んだのは、こちらの「ぶっかけうどん」。

最初に一口・・・もちもちさと腰の固さが、どちらも出過ぎずにちょうど良い食感です。
そして、驚いたのはだし醤油、非常にまろやかで、うどんをやさしく包み込んでいます。うどんだけでなく、このだし醤油との組み合わせでこれ以上ない美味しい組み合わせになっているようです。
美味しくて美味しくて、あっと言う間に平らげましたが、まだまだ入ります。

クルマに戻り、スマホで他のうどん屋さんを探します。なるべく遠回りせずに立ち寄れそうな所、ということで向かったのが、坂出駅構内にある「亀城庵」というお店。こちらもぶっかけうどんが有名のようです。

再び高松道へ。四国を走る高速道路は、IC出口の案内標識に、必ずそのIC最寄りの八十八ヶ所道場の案内標識も併設されています。当然のことながら走行中なので写真は撮れませんが、こういう所からも、「四国にいるんだな」という実感が湧きます。
高松檀紙ICで降りて、R11で坂出駅へ。駅前の駐車場にクルマを停めます。時刻はすでに3時を回っていました。

高架駅で近代的な坂出駅の中にある、小綺麗な茶屋風の造りのお店が「亀城庵」です。

頼んだのは、今が旬という「マテ貝」の天ぷらが載ったぶっかけうどん。

瀬戸内海で採れるマテ貝の天ぷら、今まで食べた記憶が無いので、おそらく初めて食します。
歯ごたえのある身と、天ぷらの衣のサクサク感がよく合っていて、癖も無く、美味しかったです。
うどんは、というと、白く透き通るような美しさの麺で、シコシコとした食感がたまりません。

それにしても、なぜ香川県で食べるうどんはこんなにも美味しいのでしょうね?

さすがにお腹がいっぱいになったので、少しだけ坂出市内の街歩きにします。

駅前は、まだ新しい高架駅と、目の前に大規模ショッピングモールが。
しかし、ショッピングセンターの脇には、昔ながらの街通りが延びていました。その街通りを歩きます。

そこには、時間が止まった、というか少し前の時間に戻ったような、落ち着いた昔ながらの街の姿がありました。



アーケード通りが縦横に通っています。その中に、このような時代を積み重ねたお店も並んでいました。


今では、なかなか見かけなくなった看板もあちこちに・・・




旧いながらも立派なアーケードがいくつも残っています。

最初、予定していなかった坂出市の街歩きですが、歩いてよかったと思います。所謂、「初めて訪れるのにどこか懐かしさを覚える」街並みに接することができました。こういうことがあるから、街歩きはいいのですね。

クルマに戻り、帰路につきます。ここからは瀬戸大橋まですぐそこです。

橋を渡る前に、「道の駅瀬戸大橋記念公園」に立ち寄ります。


四国を訪れるとよく立ち寄ります。

行きの明石海峡大橋、大鳴門橋以上に、瀬戸大橋は強い風が吹いていました。
車重の軽いスイフトだと、時折ハンドルを取られそうになります。慎重に70km/hキープで走りました。

途中、与島PAに立ち寄ります。クルマを降りるとそんなに強く風は吹いていません。

与島PAから眺める、瀬戸内の島々と行き交う船。私がもっとも好きな風景の1つです。

ここからは、山陽道で一気に姫路まで。そこからR2バイパスと阪神高速~R1~R8と乗り継ぎます。
滋賀県の米原付近では、この時と同じように、激しい雪が・・・


降り始めが激しく、一気に積もったため轍がありません。降りしきる雪で見難い上に路肩やセンターラインの判別もつきにくく、前回よりも非常に走りにくいです。しかし、そんな雪も関ヶ原を過ぎるまででした。

自宅到着は23時近く。
非常に充実した日帰り四国ドライブでした。
Posted at 2014/01/19 22:51:39

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