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2020/04/18

F1日本GPの歴史 Vol.4【1990年編】

セナVSプロストの因縁の対決が続くシリーズ『F1日本GPの歴史』は第4弾・・・前回はまさかの両車接触とチェッカーフラッグを受けた後の失格という波乱の結果となった89年の模様をレポートしました(^-^;
このレースに関してはどちらがぶつけたのか?ぶつけられたのか?は非常に微妙だった・・・確かに映像を見るとプロストが前には出ていますが何とも言えませんよね!









1990年はプロストがフェラーリに移籍し、N・マンセルとのコンビ、マクラーレンホンダはフェラーリから移籍してきたG・ベルガーとセナのタッグ・・・ここまでのポイントでは89年と逆でセナがプロストを9ポイントリードし、逆転のためにはプロストが優勝しかない形で鈴鹿を迎えたのでした( ..)φメモメモ








予選はセナがプロストに0.232秒差をつけポールポジション、以下3位マンセル、ローラ・ランボルギーニの鈴木亜久里10位、ティレル・フォードの中嶋悟14位という結果でした!








レースはスタートダッシュを決めたプロストがセナの前に出てそのまま第一コーナーへ向かう・・・








第一コーナーに差し掛かったところでプロストが若干アウト側にステアリングを切ったところでその開いたインにセナが切れ込んだところで・・・








セナの左フロントタイヤがプロストのマシン後部に接触し、そのまま弾かれるような形でサンドトラップに突っ込み両車ストップ・・・二人の因縁の鈴鹿対決はスタートからわずか8秒で終結し、その瞬間セナのワールドチャンピオンが決定しました!








波乱の幕開けとなったレースはベネトン・フォードのN・ピケ&R・モレノが見事にワンツーフィニッシュ・・・因みにR・モレノは前年優勝のA・ナニーニが直前のヘリコプター墜落事故による右手首切断による欠場による代役出走でした(-.-)









地元開催で奮闘する日本勢にあってティレル・フォードの中嶋は36周目1コーナーで得意の大外刈りを決め、D・ワーウィックをかわし6位に上がり、そのまま見事に6位入賞・・・一方ローラ・ランボルギーニの亜久里は7周目6位に上がった後はファステットラップを連発しながら順位を上げて35周目には3位に上がり、そのまま日本人初のF1表彰台に立ったのでした( ̄▽ ̄)








僅か8秒で因縁の対決が終了した90年でしたが日本人ドライバーの活躍で鈴鹿は盛り上がりに盛り上がった・・・亜久里は日の丸を聞きながら涙を流し、インタビューに答えた中嶋が『おめでとう、俺より先行っちゃったな。でも来年はたぶん俺のほうが可能性上がるから、俺も頑張る』と語る姿がホロっとさせる一シーンでした(T_T)
因みに後日談ですがあの接触事故は『故意にぶつけた』とセナが語ったとか・・・レーシング・インシデントとして御咎めなしでの裁定でしたが89年のことがあったからかもしれませんね(-。-)y-゜゜゜
Posted at 2020/04/18 11:48:25

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