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神社シリーズその54「八口神社」~八岐大蛇伝説を巡る旅9~
川邊神社を後にし、いよいよ決戦の場所に向かいます。
斐伊川をさらに下流に下っていきます。おそらくスサノオノミコト一行もこのルートで酒樽をもって下って行ったのだと思います。
川からほど近い場所にある「八口神社」に到着します。
周りは田んぼばかりで、平坦な土地です。
神社の鳥居をくぐろうとしたら・・・
目の前に毛虫が!!
危うく顔にぶつかるところでした。
拝殿です。建物は新しいデスネ。
狛犬さんの形が通常の座り方です。
時代が新しいとこの形になるんでしょうね。
幹が裂けた巨木が・・・
その近くに石碑が・・・風化していて何が書いてあるのか読めません。
本殿です。
当然大社造りですね。主祭神は「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」です。
小さいながら手の込んだ造りとなっております。
ご神木。
この「八口神社」は昔「矢口社」ともいわれ、八岐大蛇が酒を飲んで草枕山を枕に寝ているところに、この場所から弓矢を打ち込んだ、という伝説があります。
手前の山の向こうに見えるのが、「草枕山」です。
この草枕山のふもとで、スサノオノミコトは酒に酔って寝ている八岐大蛇に奇襲をかけ、見事、八つの首を切り取り退治するのです。
さて、今までの旅から妄想して、別の見方をすると・・・
オロチ族の族長らを誘って、この草枕山のふもとにある屋敷に「八塩折りの酒」を運び込み、「櫛稲田姫」を連れて、宴会を始めます。
族長たちが酒に酔ってきたところで、アシナヅチ・テナヅチに櫛稲田姫を安全なところに逃がすよう指示します。そして自分が櫛稲田姫に変装し、機会をうかがいます。
(この場面は神楽にあったような気がします)
彼らが酒に酔って寝てしまうと、スサノオノミコトは八口神社に待機していた仲間に合図し、奇襲をかけます。
そう!八口神社はスサノオノミコトの味方が戦いのために待機していた場所なのです。
八口神社と草枕山の配置は
このような関係にあります。奇襲をかけるには絶好の位置関係ですね。
スサノオノミコトには秘密兵器もありました。
それはスサノオノミコトが持っていた「十拳(トツカ)の剣」です。これはおそらく大陸で作られた鉄剣ですね。オロチ族は鉄を作っていましたが、まだ技術が未熟で、武器を作れるには至っていなかったと思われます。
なぜスサノオノミコトに味方がいたと考えたのには、八岐大蛇というからには敵は大勢いたと思ったからです。また、オロチ族に不満を持っていた住民も多数いて味方に加わったと考えられたからです。
そして激戦の末、オロチ族を成敗しました。
ここにも例の変わった形の手水鉢が!
次は、八岐大蛇を退治した後の話の舞台にGOです!
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