まとめ記事（コンテンツ）

Mr.Keiさん

2014/09/20

骨髄バンク３　　　最後の手紙

４月に骨髄液提供し骨髄移植を受けた患者さんから

２回目の手紙が届きました。

８月に１回目の手紙が届き早くも２回目の手紙・・・・・

即ち。。。最後の手紙。゜゜(>ヘ＜)゜゜。

４枚の便箋にびっしりと喜びの文字が躍り、元気になった喜びがあふれて

何度読んでも嬉しくて熱い液体が目頭にたまってしまいます(^^)

私の娘と思い提供に望んだと返信で書いたので、

この手紙ではお父さんと呼んでくれて嬉し～い(^^)

本人だけではなく家族や親御さんの喜びと感謝の気持ち、

そして小さな愛娘がいるので再びお母さんに戻れた感動が綴られて

心の底から骨髄液を提供して良かった！と再び感動してます。

患者さんの母親からの手紙にはこの患者さんは再発だったとのこと。

再発した時の家族と親御さんの絶望感から喜びに変わったことなどが綴られ、

十二分なお礼の言葉頂きました。

以下手紙の一部を抜粋します。

　娘と想い再び大変な手術をしてくださったこと知って
本当に言葉にできないくらい嬉かったです。
お父さんも義父さんも５０代で、同じ世代で私の３人目のお父さんに
なってもらえたことがとても幸せです。

１人目の患者さんも学校に通われて回復に向かっているのだと知って
私もスゴク自信がつきました。
お父さんからもらったメッセージが温かくて優しくて、なんてステキな
方から私は大切な骨髄液を分けていただいたんだろうと涙流しながら
お手紙読ませて頂きました。

私はおかげ様で６月下旬に退院することができました！！
今は日常生活にだんだんと慣れてきて、毎日楽しく過ごしています。
今までずっと娘と会っていなかったので、ママと認識してもらえず
さみしく思っていたけれど、今は毎日一緒に過ごし成長をそばで見守れる
ことが何よりも幸せで、ママと言うポジションに戻れたことがとても嬉しいです。

　　　　　中略

そんなお父さんの骨髄液たちが頑張って働いてくれてると思うと、
前の自分より元気になれるような気がします。すごく最強な感じがします。

退院後はがまんできずショッピングにいったりネイル楽しんだり、
好きなことして過ごしてます。
大好きな旅行も近々予定しています♪
先のコトを考えられるって本当に幸せに思います。
あたり前に来る明日じゃないから毎日１日生きれることが何よりも幸せです。

最後には患者さんの家族３人の似顔絵を描いてくれてました。
お子さんの顔の吹き出しに・・・・・
　　おじーちゃん　いつまでも元気でね　って(＞▽＜;;

思いの外回復が早くとても嬉しい(⌒∇⌒)

親御さんの手紙には、予定より早く最短の２ヶ月で退院できたとあったのできっと大丈夫だ！

２ヶ月で退院できるのは骨髄移植の経験がある元患者さんによれば

【1】患者さんが「深い寛解」に到達し体調が安定している最良のタイミング
【2】白血球の型がフルマッチ
【3】十分な量（造血幹細胞数）の骨髄液
【4】一個一個の造血幹細胞の活性がすこぶる良い状態、だからです。

　こういうパターンの移植例は極めて稀とのこと
このまま再発無く元の家庭生活を続けられますように。。。

しかしこれが最後の手紙。

移植後２回しか手紙のやり取りができません。

患者さんも「ずっと文通していたいけれど、これが最後だと知りショックです。」

と記され、私もこの先ずっと４番目の娘を見守りたいと思ってるのでとても残念。。。

俺の骨髄液！もう二度と再発しないようにしっかり働け！と願うばかり。

いつまでも元気でお幸せに(*´∇｀*)

この患者さんの様に骨髄移植さえ受けられれば助かる命がたくさんあります

今現在もドナーが現れるのを待ってる患者さんが沢山います

ドナーを待ってる患者さんは新たな骨髄バンク登録者からしかドナーが現れないのです。
現代医学でも生体からの提供でしか治療できない病気・・・

元気で健康な人は是非骨髄バンクのドナー登録に興味を持ってみてください。

今各地で骨髄バンク『普及啓発イベント』が催されてます。
１０月１９日には愛知県名古屋市であいち骨髄バンクを支援する会がイベントを行います。　

そのイベントにパネリストとして要請を受けました。
返事は勿論快諾させて頂き、この機会に少しでも登録者が増えるよう
２回の骨髄液提供の経験を伝えてきます。