まとめ記事(コンテンツ)

2021/05/04

聖書に次ぐベストセラー 🕵️‍♂️














昨夜から今日にかけて一冊、本を読みました



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『シャーロック・ホームズの回想』

最初に読んだのは、小学生の高学年だったと思います



実は今日、シャーロック・ホームズの命日なのですよ



1891年 5月 4日に
モリアーティ教授と一緒に落ちたことになっていますから
130回忌となります

ホームズは日本の柔術を体得していたおかげで生き残っており
数年後にベイカー街221Bへと戻って
その後も活躍することになるのですがね



ということで、モリアーティ教授だけの130回忌となるのですね



再会時、ホームズが変身を解いて
友人のワトスンが腰を抜かすシーンが大好きですw

それはそうですよねww

【空き家の冒険】

殺人の起きたアデアの屋敷まで見物と調査に出かけたワトスンは、本を抱えた老人とぶつかり、その本を地面に落としてしまう。本を拾い上げてやり謝罪するワトスンを老人は罵り、姿を消した。やがて、何の成果もなく自宅へ引き上げたワトスンのもとへ、先ほどの老人が訪ねてくる。面会した老人はワトスンを罵った非礼を詫び、近所の本屋であると自己紹介する。そして、ワトスンの背後にある書棚には数冊分の空きがあるから、と手持ちの本を勧めてきた。書棚を振り返って隙間を確認し、再び老人に視線を戻したワトスンが見たのは、笑顔で立っている、死んだはずのホームズだった。

ワトスンは仰天。本人曰く“生涯で最初かつ最後であろう”何かをしてしまう... 












この事件は私立諮問探偵のシャーロック・ホームズに関する、最後の物語です(前述の通り、続くのですが)。


1891年 4月24日、伝記作家で医師のジョン・H・ワトスンの医院へ、ホームズが突然姿を現します(結婚して同居を解消し、開業しています)。

ホームズは診察室の鎧戸を閉め、空気銃を警戒していると説明するのです。

そして、1週間ほど大陸へ出かけるので同行して欲しいと頼みます。

事情を尋ねるワトスンに対し、ホームズは自らの宿敵であるジェームズ・モリアーティ教授について語るのですが... 

モリアーティは21歳で二項定理に関する論文を書き評判になった天才で、大学の数学教授を務めたこともありました。

一方で犯罪者としての素質を開花させ、ついには『犯罪界のナポレオン』と評すべき存在にも成り上がったのです。

現在では多数の手下を組織し、ロンドンで発生する悪事の半分と未解決事件のほとんどに関わっているという説明をします。


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ホームズは自身と対等の能力を持つ教授と渡り合い、激しい闘争の末、その周囲へ網を張りめぐらせることに成功します。

数日後には網が閉じられ、教授をはじめとする組織の構成員が残らず警察に逮捕されるところまで漕ぎ着けていました。

網の存在に気付いた教授は、大胆にも今朝ベイカー街221Bのホームズの部屋を訪れます。

教授は手を引くように要求し、さもなければ破滅だと恫喝するのでした。

ホームズは、教授を破滅させられるなら自らの破滅も受け入れると応じ、二人の会見は終わります。 


会見後、ホームズの命を狙った教授の手下からの襲撃が始まります。

ホームズは警察が行動を起こせるようになる3日後まで大陸で身を隠すことに決め、ワトスンに同行を頼みに来たのでした。

ワトスンは頼みを引き受け、今夜は泊まっていくよう勧めます。

ホームズは家に迷惑が掛かるからと辞退し、翌日ヴィクトリア駅で合流する方法を伝えると、塀を乗り越えて姿を消しました。


翌朝、ワトスンはホームズの指示通りに複雑な経路で移動した後、大柄な御者の馬車に乗って駅へ辿り着きます。

指定された列車の客室には、イタリア人の老神父がいるだけでホームズの姿はありませんが...

発車の寸前、老神父が変装を解き、ホームズの姿となります。(お約束ですね)

驚くワトスンに、ホームズは用心のための変装だと説明して周囲を警戒するのでした。

動き出した列車の窓からは、列車を止めさせようと追いすがる教授の姿が見えます。

二人は教授の追跡から、ぎりぎりで逃れることに成功したのでした。


 ホームズは昨晩221Bの部屋へ放火されたこと、ワトスンを乗せた大柄な御者は兄のマイクロフトであったことなどを話した後、教授が特別列車を用意させて追跡してくると予想します。

このままでは港で大陸への船を待つ間に追いつかれるため、途中駅で降りて姿を隠すことに決めます。

荷物を残して下車した二人が身を隠している前を、教授を乗せた特別列車が走り抜けていきました。


3日後、フランスのストラスブールに到着していた二人は、警察と電報で連絡を取り、組織を壊滅させたが教授だけは取り逃してしまったことを知ります。

ホームズは教授が全てを賭けてでも自分に復讐すると考え、ワトスンに巻き込まれないうちにロンドンへ帰るよう勧めます。

しかし、ワトスンにはこの勧めを受け入れる気が全くありませんでした。

二人は旅を続けることに決め、スイスのジュネーヴへ向かうことにしました。


1週間後、二人はスイス国内のマイリンゲンに到着して一泊します。

そして翌日の1891年 5月 4日、ローゼンラウイへ向かう途中で、ライヘンバッハの滝を見物に立ち寄ります。

滝を見物する二人のもとへ、マイリンゲンの宿からの手紙を持った若者がやってきます。

手紙によれば、末期の結核を患っているイギリス人女性が宿に到着したが、喀血して危篤状態になったとのこと。

同国人の医師であるワトスンに、女性を診て欲しいとの頼みだったのです。

ワトスンはこの頼みを断ることができず、引き返すことに決めるのですが... 

ワトスンはホームズを残していくことをためらいますが、話し合いの結果、別行動を取り夕方にローゼンラウイで合流することにします。

ワトスンが引き返す途中で振り返ると、ホームズは岩に寄りかかり、腕組みをしながら滝を眺めていました。

これが、ワトスンがホームズの姿を見た最後になってしまうのでした。


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マイリンゲンに戻ったワトスンは、病気のイギリス人女性が存在していないことを知ります。

途中で滝へ向かう人影を見ていたこともあり、不安に駆られたワトスンは急いでライヘンバッハの滝へ走りましたが、そこにホームズの姿はなく、使っていた登山杖が残されているだけだったのです。

登山杖が残された場所から先は、滝の間近まで続き断崖で行き止まりとなる小道になっていて、小道には2組の足跡だけがくっきりと残されていました。

どちらの足跡も滝へと向かっていて、戻っている足跡はなく... 

小道の行き止まり付近は踏み荒らされ、争いの痕跡が残されていました。

ワトスンは大声で叫んでみるが、滝の轟音が帰ってくるだけです。


登山杖の近くにホームズの銀製シガレット・ケースがあり、その下には手紙が残されていました。

手紙には、眼前にいるモリアーティ教授の好意でこの手紙を書いていること、マイリンゲンからの知らせは嘘だと分かっていたが、あえてワトスンを戻らせたこと、このような結末こそが自身にふさわしいと考えていることなどが記されていました。

ホームズからワトスンに宛てた、別れの挨拶だったのです。


その後の調査で、ホームズと教授は格闘の末に滝壷へ転落したのだろうと結論付けられました。

ライヘンバッハの滝壷には、最も危険な犯罪者と、最も優れた法の擁護者が、ともに眠っているのです。



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その後、前記した通りに

3年間の大空白時代を経て、ロンドンへと戻り

【空き家の部屋】事件にて

ワトスンと再会を果たすことになるのです



気絶させますがねwww



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Posted at 2021/05/04 10:39:44

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