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2021/06/19

お宝発見!?懐かしのチョロQ発掘その4

 シリーズ4回目です。
発掘したチョロQを紹介するにあたり、その車を調べていると、実に印象的な歴史がたくさんあるのに驚きました。1960年代~1970年代の日本の自動車メーカーは本当に元気が良かったのですね。
今回はトヨタ スポーツ800(通称ヨタハチ)とホンダS800(通称エスハチ)です。
名前だけは知っていたので買ったのでしょうが、実はこの2台、因縁が深かったのでした。

1966年 ホンダS800
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シリーズ3作目となるエンジンは、ボア×ストロークがφ60.0mm×70.0mmまで拡大され、排気量は791cc、圧縮比は9.2:1となり、最高出力は70PS/8,000rpm、最大トルクは6.7kgf·m/6,000rpmまで向上し、0 - 400m加速は16.9秒、最高速度は160km/hと発表された。
ちなみにS 600は最高出力57PS/8500rpm、トルクは5.2kgf·m/55000rpm※Wikipediaより

1965年 トヨタ スポーツ800
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パワーユニットは、当初、パブリカ用のU型(空冷水平対向2気筒OHV・700 cc)エンジン流用が考えられていたが、最高速度150 km/h 以上を企図した性能確保には非力であり、約100 cc の排気量拡大とツイン・キャブレター装備によって、790cc、45ps(エンジン形式は2U型)とした。それでもまだ非力としか言いようがなかったが、空気抵抗係数0.35を誇る超軽量空力ボディの効果は大きく、155 km/h の最高速度を達成した。
車重580kg。※Wikipediaより

パワーだけ見ると圧倒的にS600・S800ですが、車重700kgのエスハチに対し580kgと軽量な車体が武器になったのです。(いいですねーパワーアップより軽量化に勝るものなしの私の信条そのものです)
このことが具現化されたのが、1965年船橋サーキットで行われた「全日本自動車クラブ選手権レース」で見せた、天才「浮谷藤次郎」の走りです!
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「1,300 cc までのカテゴリーGT-Iレースの序盤に、雨中決戦でホンダ・S600を駆る生沢徹のスピンに巻き込まれてクラッシュし、少破した車体を復旧すべくピットインした浮谷のヨタハチは、一時16位にまで後退しながら、その後驚異的な追い上げによって順位を一気に挽回、ついには先頭を走る生沢のS600を抜き去り、さらに2位以下を19秒以上引き離し、優勝している。」※Wikipediaより

いやー実に感動的ですねーこのレース。優勝した浮谷藤次郎さん、23歳で練習中に事故死されてしまいます。伝説ですね。
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普通の高校生みたいな人ですね。このギャップがかっこいいです。

では!
Posted at 2021/06/19 16:22:52

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