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まとめ記事(コンテンツ)
2016/10/07
けいよん! 08:Corner「だから、チューニング」
「嫌いなものは嫌いなんだよ!」 NANA:Cornerの2か月前のいつもと何一つ変わらない昼休みに「あの小生意気なS660に乗った女(ローズ・ゴースト)をぶっ倒すには何かクルマの基本性能を上げないといけないわね!」
と突然本田美都は自分の腕を棚に上げてクルマのせいにしだした。

「とにかく、ローズ・ゴーストのお尻に張り付けるくらいのチューニングが私のビートに必要だわ‼︎」と美都は鼻息を荒げ熱く語っている。

(鼻息の荒い本田美都)
「基本性能を上げるってどうするの?」
と、ローズ・ゴーストには敵対心の欠片もないむしろ好意的な鈴木千野がお団子を頬張りながら話を聞いている。

(大脳の思考回路の七割はお団子に占拠されている鈴木千野)
「うーん、そうねえ〜。ねえ、ヒロアキ、何か良いアイディアない?」
不動ヒロアキは本田美都の幼なじみでいつも何故かPUMAの鞄を持ち歩いていてその中身は実はプレイステーションで、隙あらばそこら辺のモニターに有線で繋ぎグランツーリスモをやり出す熱血なクルマ好きだ。
フロントにトルセンLSDが入った三菱FTOを買うために貯金をしていて虎視眈々と程度の良い個体を探しているくらいの男で趣味はNゲージである。

(機動戦士ガンダムシリーズで一番面白いのは「Zガンダム」だと確信している不動ヒロアキ)
「チューニングか……。そうだね、ホンダのタイプRみたいに軽量化とかどうかな?ブレーキの負担は減るし、コーナリングの限界も上がるし、燃費も良くなると思うよ」
「軽量化ってどうやるの?」と千野も少し興味が湧いてきた。
「素材を軽いものに交換かな?マフラーをチタンにしたり、ボンネットをカーボン製にしたりとか??カッコも良くなるし!」
「高いんでしょ、それ?」と美都が聞く。
「パーツ代、10万円は超えるのかな?良く知らないけど……。グランツーリスモでしかやった事ないし。あっ、オレのグランツーリスモのFTOの最強だよ!乗ってみる?(ゲームの中で) ちょっとだけでも乗ってみてよ!」
「10万かあ〜。却下ね!」
と美都はグランツーリスモは軽く流した。
女子高生にそんなお金はない。
「うん、却下だね‼︎」と千野も同意しながらグランツーリスモを無視する。

チャイムが鳴ったので三人は机に戻った。
柔らかな午後の光を浴びてる教室のカーテンがヒラヒラと軽やかに風に揺れている。

千野はお団子まで食べ過ぎて重量化しお腹がパンパンにはち切れそうだが、軽量化したヒラヒラと軽快なカプチーノを妄想してみた。

「悪くないな〜。放課後、美都の整備工場によってAZUさんに相談してみよっと…」
放課後……
「はあ?チューニング?軽量化???」
元ヤンキーなAZUさんの片方の眉が吊りあがりました。

「あ、はい!AZUさんならどんなチューニングするかな?って思って‼︎」
と単刀直入に千野は聞いてみる。
「千野、バンザイしてみろよ」
「えっ?バンザイですか??」
「そうだよ、早くしな」
「あっ、はい………」
とバンザイしたらいきなりAZUが脇腹をつまんだ。
「ちょ、ちょっと、AZUさん、何するんですか?」

「こんなに要らねえ余分なもんが身体についてんだ。まずはテメエの身体を軽量化しろ!お菓子をガブガブ食うな‼︎ クルマの軽量化はそれからだ‼︎! 今から美都と一緒に整備工場の周りを全力で三週走ってこい‼︎‼︎」
「あたしもッスか?」と軽く巻き添いになった美都は抗議するが、松田AZUの言葉は絶対だ。
「おめえもだよ!さっさと走ってこい‼︎」
二人は渋々ランニングさせられます。

「ハア、ハア、ハア、ねえ、美都……、AZUさんって彼氏いるのかな?」
「いるわけねえだろ!あんなオンナに付き合える男なんていないよ‼︎ 大体なんで私まで走らされてんだよ?アンタが昼休みにたらふくお団子食べたからこんな事になってんだろ!?少しは猛省しろ!」

「………美都も一個食べたじゃん!」
「あたしはそこまでぷよってねえわ!」
「え〜?ホントですか、美都さん〜??」

「お、お、女はこれくらいぽっちゃりが可愛いんだよ!………か、可愛いんだけどローズ・ゴーストをぶっ倒すにまではダイエットしよう!な、何せタダの軽量化だからな‼︎」
つづく!

と突然本田美都は自分の腕を棚に上げてクルマのせいにしだした。

「とにかく、ローズ・ゴーストのお尻に張り付けるくらいのチューニングが私のビートに必要だわ‼︎」と美都は鼻息を荒げ熱く語っている。

(鼻息の荒い本田美都)
「基本性能を上げるってどうするの?」
と、ローズ・ゴーストには敵対心の欠片もないむしろ好意的な鈴木千野がお団子を頬張りながら話を聞いている。

(大脳の思考回路の七割はお団子に占拠されている鈴木千野)
「うーん、そうねえ〜。ねえ、ヒロアキ、何か良いアイディアない?」
不動ヒロアキは本田美都の幼なじみでいつも何故かPUMAの鞄を持ち歩いていてその中身は実はプレイステーションで、隙あらばそこら辺のモニターに有線で繋ぎグランツーリスモをやり出す熱血なクルマ好きだ。
フロントにトルセンLSDが入った三菱FTOを買うために貯金をしていて虎視眈々と程度の良い個体を探しているくらいの男で趣味はNゲージである。

(機動戦士ガンダムシリーズで一番面白いのは「Zガンダム」だと確信している不動ヒロアキ)
「チューニングか……。そうだね、ホンダのタイプRみたいに軽量化とかどうかな?ブレーキの負担は減るし、コーナリングの限界も上がるし、燃費も良くなると思うよ」
「軽量化ってどうやるの?」と千野も少し興味が湧いてきた。
「素材を軽いものに交換かな?マフラーをチタンにしたり、ボンネットをカーボン製にしたりとか??カッコも良くなるし!」
「高いんでしょ、それ?」と美都が聞く。
「パーツ代、10万円は超えるのかな?良く知らないけど……。グランツーリスモでしかやった事ないし。あっ、オレのグランツーリスモのFTOの最強だよ!乗ってみる?(ゲームの中で) ちょっとだけでも乗ってみてよ!」
「10万かあ〜。却下ね!」
と美都はグランツーリスモは軽く流した。
女子高生にそんなお金はない。
「うん、却下だね‼︎」と千野も同意しながらグランツーリスモを無視する。

チャイムが鳴ったので三人は机に戻った。
柔らかな午後の光を浴びてる教室のカーテンがヒラヒラと軽やかに風に揺れている。

千野はお団子まで食べ過ぎて重量化しお腹がパンパンにはち切れそうだが、軽量化したヒラヒラと軽快なカプチーノを妄想してみた。

「悪くないな〜。放課後、美都の整備工場によってAZUさんに相談してみよっと…」
放課後……
「はあ?チューニング?軽量化???」
元ヤンキーなAZUさんの片方の眉が吊りあがりました。

「あ、はい!AZUさんならどんなチューニングするかな?って思って‼︎」
と単刀直入に千野は聞いてみる。
「千野、バンザイしてみろよ」
「えっ?バンザイですか??」
「そうだよ、早くしな」
「あっ、はい………」
とバンザイしたらいきなりAZUが脇腹をつまんだ。
「ちょ、ちょっと、AZUさん、何するんですか?」

「こんなに要らねえ余分なもんが身体についてんだ。まずはテメエの身体を軽量化しろ!お菓子をガブガブ食うな‼︎ クルマの軽量化はそれからだ‼︎! 今から美都と一緒に整備工場の周りを全力で三週走ってこい‼︎‼︎」
「あたしもッスか?」と軽く巻き添いになった美都は抗議するが、松田AZUの言葉は絶対だ。
「おめえもだよ!さっさと走ってこい‼︎」
二人は渋々ランニングさせられます。

「ハア、ハア、ハア、ねえ、美都……、AZUさんって彼氏いるのかな?」
「いるわけねえだろ!あんなオンナに付き合える男なんていないよ‼︎ 大体なんで私まで走らされてんだよ?アンタが昼休みにたらふくお団子食べたからこんな事になってんだろ!?少しは猛省しろ!」

「………美都も一個食べたじゃん!」
「あたしはそこまでぷよってねえわ!」
「え〜?ホントですか、美都さん〜??」

「お、お、女はこれくらいぽっちゃりが可愛いんだよ!………か、可愛いんだけどローズ・ゴーストをぶっ倒すにまではダイエットしよう!な、何せタダの軽量化だからな‼︎」
つづく!

Posted at 2016/10/07 19:20:05
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