まとめ記事(コンテンツ)

2015/07/11

九州ドライブ6日目~帰宅

いよいよこの旅行でのメインイベントとも言える軍艦島上陸ツアーの日がやってきました

本日も天気は晴れ
台風が接近しているので外海の波が心配ですが、出航は出来そうです

今回利用したのは「軍艦島コンシェルジュ」
ツアーに参加しないと島に近づくことも出来ないのですが、そのツアーも何社かあります
いろいろと事前に書き込みなどから比較してこちらにしてみました

9時50分に集合でしたが、9時30分に行ってみるとすでに定員の半分ぐらいの人が来てました
皆さん朝から早いですね
自分が行く直前に世界遺産に登録されたこともあり、乗り場は祝賀ムード一色という感じでした

この乗船場所は泊まったホテルから歩いて5分もかからない場所です
車と荷物はホテルに預けたまま行きました

裏情報ではないですが、船の右側にいたほうがいろいろと見れます
各ドックもそうですし、軍艦島が最初に見えてくるのも右側です
ちなみにこちらのツアーの乗船は受付をした順で、好きな席に座れます
でも軍艦島周回時は両舷とも旋回してじっくり見せてくれますよ

ただ2階のデッキ席はエアコンもありませんし、弱い人は船酔いしやすいかもしれません
天候によっては無理しない方がいいかもしれませんね
写真を撮るなら断然デッキがいいですが・・・




定時に出航し、まずは歴史ある長崎港内を船上からいろいろと見学
ガイドさんの説明を聞きながらなので、はとバスツアーのようですね
写真はいろいろと撮ってたんですが、カメラの設定が夜景モードだったので、まともな写真が残ってませんでした



伊王島の港にもよって目指すは外洋
約30分で軍艦島が見えてきました


自然の中にいきなり人工物が現れる感じです



まずは船から軍艦島(端島)を見学
船は島を回り込んで裏側へ、岸から見えない外海側です
この部分は上陸しても見れない部分なので、一般の人は船から見るしか方法がないですね




簡単に解説を付けてみました
4桁の数字は建築年です



65号棟の拡大



こちらも65号棟、別部分の拡大です
ベランダの柵部分は木製だったので、すでに朽ちてありません









こちらの右側は外海です
よく見ると堤防が3段階に高くなっています
この部分が2回拡張された痕跡ですね



こちらは島の外海側
岸からは見ることの出来ない部分です





14号棟の拡大
内部には押入れだったようなものも見えますね
窓や柵は木だっため、こちらも朽ちてなくなっています



頂上にある端島神社跡です
向かって右側の屋上部分は境内だったところです
今は鳥の巣になってるようですね



そして船は更に沖へ向かって走ると、軍艦島の全景が見えてきます

まさにシルエットは戦艦という姿です
全長が500mほどあります
造船所のある長崎からの湾の出口でこんなシルエットを見かけたら、間違って魚雷を打ち込まれたとしても仕方ありませんね




再び島の反対側へ戻ると、いよいよ上陸の時です
波は穏やかで無事に接岸できました


軍艦島の見取り図です

このような配置になっていて、赤い部分が見学コースになっています

全体写真を回転させて図に合わせてみました
簡単にいうと、上半分が生活施設、した半分が炭鉱施設になります





上陸はドルフィン桟橋からになります

上陸して第一見学所からまず目に入ってくるのが、このベルトコンベア跡の大きな柱です



真ん中の一番上、見晴らしのいいところに建ってるアパートは幹部用だったそうです
間取りも全然違って広かったとか

奥に見える建物は学校です



学校の最上階部分が崩れています
これは昨年の台風でなったとか







こちらは第二見学所の目の前の総合事務所跡です
レンガの部分が総合事務所の壁、その後ろの建物は鉱員用の風呂があったそうです
一番高いところの建物から真下へ600m降下するエレベータがあったそうです
ここが炭鉱への入り口だったわけですが、今では崩壊が進んでいて入ることは出来ないようです



それにしても堤防まで破壊されています
高波による浸食が進んでいるようですね



一般人が行けるもっとも奥の部分、第三見学所です
真ん中の30号棟が日本最古の鉄筋作りの高層アパートとのことでした



31号棟の壁面
今にも崩れそうです












第三見学所の後ろにあるプール跡
当時は海水を使っていたそうです
本土から水道が引かれるまで、島では真水が大変貴重なものでした















島の桟橋からの風景です
石積み部分は大正時代に作られたものだそうです



船にもどり約1時間の上陸ツアーは終了です






実際ここでは江戸時代から採炭されたそうで、大正時代となると島の拡張と近代化が進められたそうです
しかし建物の作られた年代見ると分かる通り、ほとんどの建物は戦後に作られたものです
今回世界遺産に登録されたのは明治から戦前までという年代についてなので、自分が好きな昭和廃墟とはあまり関係がないんですね(^^;)


写真を見ても分かる通り、見学コースからでは当時の人の生活の痕跡などは見ることができません
廃墟というよりは遺跡に近いものばかりかもしれません
生活の一部を感じ取れるような昭和廃墟独特の寂しさみたいなものは感じられなかったですね
こればかりは実際にアパートに踏み込んでみないとダメなんでしょうね



こんなシーンを直接見てみたかったです





風雨と波にやられて倒壊寸前のような状態の軍艦島ではありますが、世界遺産登録によって保存が本格化してくれるといいですね
それには莫大な費用がかかるとは思いますが・・・












ツアーから帰ってきたら、船乗り場から歩いてすぐの四海楼へ
ここは長崎ちゃんぽん発祥の店でもあります

さすがに13時頃と大変混んでいましたが、店が大きいので15分ほどの待ち時間で座ることができました


5階からは長崎港が一望です


元祖ちゃんぽんがこちら

なんでしょう、スープの味が全然違います
前日のよこはまより断然旨い
ほんとは思案橋まで行ってバクダンちゃんぽんを食べようと思ってましたが、こっちはこっちで正解でした




九州最後の食事も満足に終わり、ホテルに戻って車を出して帰途につきます
地元までは1150kmありますね





福岡手前では滝のような雨に降られたりもしましたが


途中4時間をほど仮眠を取ったりしながら、特に何事もなく翌日の12時には地元まで戻ってきました








ODOメーターを見ると、自分がこの車に乗り始めてからちょうど10万キロとなってました


今回の旅行

総走行距離 3383.2km
使用ガソリン量 365.54リットル
平均燃費 9.26km/L

まずまずの燃費ですね
高速は11キロ近くまで伸びてましたが、山道でけっこう遊んでしまったので仕方ありません
エアコンも使ってますからね

ちなみにトータルのガソリン代は56753円(税込)
これに高速代が3万以上乗りますから、一人で行くとかなりの割高です(^_^;)




一晩中走って車の前面は虫だらけとなっていましたので、労いもかねてスタンドで洗車してもらいました





久しぶりの長期旅行となりましたが、子供の頃からの夢をやっと叶えることが出来ました
また軍艦島に上陸できたのもラッキーでした

自走で行くのにはちょっと遠かったですが、自走で行くからこその価値もあったと思ってます
これであと自分の車で行ってないのは山陰あたりだけですかね
でもまた自走で行くかと言われたら、今度は飛行機にしときます(笑)


こんなに長く休んで明日から会社かと思うと気が重いですね(´△`)
Posted at 2015/07/13 13:47:15

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