“３人娘”の中で…

  TV番組の企画で、アイドルが輩出されることは８０年代ではけっこうあって、バラエティ番組だったりドラマだったりから生まれたアイドルグループ、さらにそこからソロデビューまでしちゃった例を挙げてみようかと。

まずは、バラエティ番組では萩本欽一の「欽ちゃんのどこまでやるの」から、この番組中で生まれた三つ子の姉妹役が「わらべ」という名で歌手デビュー。

デビュー曲は「めだかの兄弟」というなんともほのぼのしたもの（これを手掛けたのは坂本龍一だったけど…）

そのわらべの“次女”役だった“かなえ”ちゃんこと倉沢淳美（画像中央）が「プロポーション」という曲でソロデビュー。

これが大ヒットしちゃうから、TV番組…特に８０年代の萩本欽一関連番組の影響力は大きく、それも後押ししたのかなと。

まあ、お世辞にも歌は上手くなかったケド、そんなことは８０年代アイドルには関係ないので（笑）

数曲出したけど、ヒットしたのはデビュー曲だけだったと記憶している。
 
次はドラマで、「スケバン刑事Ⅱ　少女鉄仮面伝説」で２代目麻宮サキをサポートする２人のうちの１人、“ビー玉のお京”を演じていた相楽ハル子（後に相楽晴子に改名）も、アイドル歌手としてソロデビュー。

デビュー曲は「ヴァージンハート」というロック調なもの。


かなりドラマ中の“ビー玉のお京”のイメージそのままの曲だったが、本人は実はけっこう可愛い系だったらしく、その後の曲はイメージチェンジしてさわやかアイドル路線に移行したような。

でも、この「ヴァージンハート」は詩が直球ど真ん中ぽくて、これはこれで最近こういう曲が見当たらない（単に知らないだけか？）ような…。

最後は、オイラが愛する大西結花サマがいた風間三姉妹（笑）

上の後継番組だった「スケバン刑事Ⅲ　少女忍法帖伝奇」で登場するのが風間三姉妹なのだが、その次女の風間由真、またの名を“リリアンの由真”役だった中村由真が、ドラマ進行中に歌手デビュー。

すでに大西結花サマと浅香唯はこのドラマ以前より歌手デビューしていて、中村由真はこのドラマが芸能界デビューだったので、アイドル歌手の仲間入り。

デビュー曲は「ジレンマ」で、ドラマの挿入歌にもなった。

「ジレンマ」は役の性格にかなり近い女の子をイメージした内容だったかなと。

んで、動画はあえて「ジレンマ」ではなく「君の夢で飛びたい」をチョイス。




なぜって？この曲、けっこう好きだったりするんで（爆）