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2015年11月12日

ケムール霜鳥の愛車たち その2 タミヤ・ファイティングバギー

不定期ではあるけど、我が親友ケムール霜鳥が手がけたRCカーを紹介しよう…の第2弾。タミヤのファイティングバギーである。

初期の電動バギーブームの時、各地でレースが開催されていた。参加車両の大半がタミヤのバギーチャンプ系だったが、後発の京商スコーピオンが登場すると、上位を独占するほどの速さを見せていた。
走るスケールモデル的なバギーチャンプ系と、ハイスピード走行が可能な高度なサスペンションを持つシャシーのスコーピオンでは、走行性能に大きな差があったと言える。

そんな中、バギーチャンプをレーシーにモディファイしたファイティングバギーが登場したのだが、肝心のサスペンション関係は小改良程度。重量級シャシーは多少軽くなったようだが、スコーピオンと比べると数100gは重かった。

そんなファイティングバギーの弱点にメスを入れ、並み居るスコーピオン勢の壁を打ち崩し上位争いをしていたのが、若き日のケムール霜鳥だった。

改良点はいくつかあるのだが、目を引くのはカーボンプレートから切り出されたメインシャシー。独特の繊維の織り方を見せるこの素材は、当時石政というメーカーから発売されていたダブルカーボン。

あの時代(80年代前半)でカーボンを使うのは非常に贅沢。市販車でカーボン製シャシーを使ったものは、まだ存在していなかったと記憶している。

ギアボックス内には、アメリカ・ソープ社製のボールデフが入っている。当時1ドル360円の時代で、日本での価格は2万円を超える高価なパーツだった。

もう1台キットが買える値段のデフを惜しげもなく投入したのは、打倒スコーピオンという目標があったからじゃないかと思う。

バギーチャンプの防水密閉式メカボックスを廃し、レーシーなFRP製メカデッキ式に。バッテリーは懐かしすぎる“ラクダ”型の7.2Vを搭載。スピードコントローラーはKO製トランジスタ+リレー式のアンプを搭載。プロポはフタバ製で旧型ハーネスが泣かせるくらい懐かしい。

それもいいけど、この車はホントに重い。先日のヴィンテージカーニバルでこの車を手にとった人のほとんどが「うわっ、これ重すぎでしょ」と言うくらいの重量感だった。

この車でスコーピオン勢を相手に表彰台の常連だったケムール霜鳥の高いドライビング能力と、セットアップに脱帽するしか無いし、この頃「タミヤ使いの凄いヤツがいる」と話題になったほどで、ケムール霜鳥の名がRCカー界に広く知れ渡ったのが、このファイティングバギーでの活躍だったわけだ。
ブログ一覧 | RCカー | 日記
Posted at 2015/11/12 23:54:45

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