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バンwith轟天号@TOKYOのブログ一覧

2015年04月15日 イイね!

ペター、ドランとのタッグでラリークロスチャンプ防衛に挑む

世界ラリークロスのチャンピオン、ペター・ソルベルグはドライバータイトルの防衛を目指すとともにチームタイトルを照準にリアム・ドランと新しいSDRXチームを結成してシーズンに挑む。

ソルベルグとドランのシトロエンDS3は、スウェーデンと英国のワークショップで別々にプリペアされ、それぞれ別々にサービスも運営されるが、二人はイベントでは協力して取り組み、二人の名前を組み合わせたSDRXチームとしてチーム選手権のタイトルを目指すことになる。

また、二人のマシンのカラーリングは異なり、ペターの活動を引き続きテングツールが支援するほか、二人はそれぞれのスポンサーも異なっているが、モンスターエナジードリンクとウェアラブルカメラのiONがSDRXチームの2台を支援する。

「昨シーズンの終わりからずっと計画してきたことなんだ。僕とリアムは2人ともシトロエンに乗っているから、選手権でも協力してパートナーを組んだらどうかって思ったんだ」とソルベルグは語った。

「冬の間に僕はマシンに非常に多くの改良を施したし、僕たちは初めから選手権のことを念頭に置いて戦うつもりだ。もちろん、それぞれのイベントにも絶対に勝利したい」

「今年の選手権は一層ハードになるだろう。フォルクスワーゲン、フォード、プジョー、アウディといったマシンや、マンフレッド・ストールのようなドライバーが出場するので、本当に厳しい戦いになると思う」

ソルベルグにとって2014年は夢のようなシーズンとなったが、一方のドランはメカニカルトラブルによって苦労し、さらに数ラウンドにわたってライセンスの停止処分を受けていた。しかし、彼はその前年の2013年には、ドライバーとして2つのイベントに勝利したほか、彼のチームであるLDモータースポーツとしてはさらに2勝を獲得、この年の最強チームとしての栄光をほしいままにしながら、昨年は最悪のシーズンとなっていた。

「昨年は最悪の年だったから、今年の僕は、ペターよりも返す借りが大きいんだ」とソルベルグとパートナーを組んだドランは語った。

「彼とのパートナーシップはとても頼もしいよ。ペターは僕を高みに押し上げてくれるはずだ。ラリークロスで提携したい相手といったら、ペター・ソルベルグより偉大な相手はいないよ! すべてのドライバーがここで勝つことを望んでいる。そして僕もだ。それをやり遂げるために、今まで以上にモチベーションが高まっている。僕は以前、勝っているし、再び勝てないはずはない」

以上 Rally X mobileより抜粋
ペターのチームのエントリー名が「SDRX」ってなっていたから、なんだろうと思っていたんだけど、まさかまさかのリアム・ドランとのタッグでラリークロス世界選手権に挑むとは思いもしなかった。

リアム・ドランはヨーロッパ・ラリークロスチャンピオン経験者で、去年の世界選手権でもチャンピオン候補として有力視されていたが、とあるアクシデントでライセンス停止処分を受けてシーズンを棒に振ってしまった。

今シーズンは昨年よりも有力ドライバーの参戦が予定されており、ペターもすんなり勝てるかは微妙。

マシンのカラーリングはモンスターエナジーのスポンサーが付いたのでイメージ一新したが、ちと地味かな?

でも、去年のゴールドベースのカラーが微妙だったから、今年のカラーリングの方がいいかも。

Posted at 2015/04/15 13:08:39 | コメント(0) | モータースポーツ | 日記
2015年03月10日 イイね!

今年のWRCチャンピオンは決まったも同然だね(呆)

WRC第3戦メキシコは初日の2SSを終了。フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエが僅差でトップに立っている。

この日は、セレモニアルスタートを終えてすぐに始まるグアナファト市内のステージと、レオンサーキットの2箇所が舞台となった。いずれも1.01km、4.6kmと短く、本格的なステージは金曜日からスタートする。

SS1ではヒュンダイのティエリー・ヌービルがトップタイムを獲得し、フォード・フィエスタRS WRCを駆るロレンツォ・ベルテッリが0.2秒差、オジエが0.4秒差で続く。しかしSS2ではオジエがトップタイムを出してヌービルを逆転、1.2秒差で首位に立った。

競技2日目は金曜日の午前9時2分(日本時間7日0時2分)に、SS3からスタート。計8SS、145.13kmという構成となっている。また、SS4/8は44.13kmというロングステージとなっており、先頭走者のオジエにとっては最初の難関となりそうだ。

ラリーは競技2日目を終えて、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエが先頭走者の不利を跳ね返す快走で首位。2番手にはラトバラ、3番手はシトロエンのマッズ・オストベルグというオーダーとなっている。

この日は計8SS、145.13kmというステージ構成となったが、オープニングのSS3では前日7番手につけていたMスポーツのオット・タナクがクラッシュし湖に転落、早々に戦線離脱することに。クルーふたりは脱出したものの、マシンは完全に水中に没してしまい、デイリタイアとなった。

続くSS4は44.13kmというこの日最長のステージ。先頭走者のオジエにとっては難関になると思われたが、SS2番手のオストベルグに8.8秒の差をつける堂々のトップタイムをたたき出した。このSS4ではヒュンダイのヘイデン・パッドン、シトロエンのクリス・ミークが序盤でストップ。また、途中までオジエを大きく上まわるペースで走行していたフォードのロバート・クビカが相次いでストップするなど、荒れた展開となった。

SS4の再走となったSS8では、総合2番手につけていたヒュンダイのティエリー・ヌービルが終盤でクラッシュしストップ。これによりラトバラが2番手、オストベルグが3番手に繰り上がることとなった。

オストベルグは続くSS9でベストタイムをたたき出してラトバラを追うも、この日の最終SSとなったSS10では僅差に終わり、大きく差を詰めることは叶わなかった。

競技2日目を終えて上位3台は、首位にフォルクスワーゲンのオジエ、2番手ラトバラ、3番手オストベルグという並び。4番手にはフォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセン、5番手にはフォードのエルフィン・エバンス、6番手にヒュンダイのダニ・ソルドというオーダーで、シトロエン、Mスポーツ、ヒュンダイともに実質1台体制での戦いとなっている。

競技3日目は30kmと40kmのロングステージを計4回走行、全部で8SSのタフな一日。SS11は日本時間の8日0時28分スタート予定。

ラリーは競技3日目を終えて、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエが首位をキープ。2番手にはシトロエンのマッズ・オストベルグ、僅差の3番手にはアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン)がつけている。

競技3日目は約30km、約40kmというロングステージが連続する1日。前日水没してしまったオット・タナクのフォード・フィエスタRS WRCは朝のサービスを5分遅れで出発したものの、トラブルで再びストップ。この日の出走を諦め、再修理して最終日のステージに臨むこととなった。

スタート時点で首位のオジエと2番手ラトバラの差は13.5秒。ラリーはまだ中盤で、オジエとしても安全な差とは言えない。オープニングとなった30.27kmのSS11ではオジエがベストタイムを獲得するが、ラトバラも0.2秒差で食らいつく。続く42.90kmのSS12でもオジエはベストを獲得するが、ラトバラはこのステージで左リヤサスペンションをバンクにヒットして破損。ダメージは大きく、サスペンションと左後輪を失ってしまった。6分13秒8の遅れでステージは走り切ったものの、3輪走行は規定上認められずデイリタイアとなってしまった。これにより総合2番手にオストベルグ、3番手にはミケルセンが繰り上がったが、オストベルグと首位オジエの差は50.5秒と大きく開いている。

多少楽になったとはいえ、オジエはその手綱を緩めない。その後SS18までの6SSでオストベルグがオジエを上まわったのはSS16の1回のみとなった。ライバルを完全に押さえ込み、この日を終えた段階でふたりの差は1分15秒2まで開いている。

一方で熱を帯びてきたのがオストベルグとミケルセンの2番手争い。同じノルウェー出身ドライバーのふたりの差は4.5秒と接近しており、予断を許さない状況となっている。最終日に残されたSSはわずかに3SS、計74.66kmとなっているが、オープニングステージのSS19は55.82kmという今大会最長の距離を誇る。このSSが勝負どころとなる可能性が高く、目の離せない戦いとなりそうだ。

競技最終日は日本時間の9日0時53分スタート予定。

ラリーは競技最終日を終え、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエが首位をキープしてゴールし、開幕3連勝を飾った。2位はシトロエンのマッズ・オストベルグ、3位にアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン)。

競技最終日に残されたSSはわずかに3箇所、計74.66km。スタートの時点で、首位のオジエと2番手のオストベルグはすでに1分15秒2という差がついている。一方、オストベルグと3番手のミケルセンはわずかに4.5秒。戦いの焦点は2位争いへと移っていく。

オープニングステージとなるSS19は、55.82kmという今大会最長の距離を誇る。前戦で勝利を目前とする速さを見せたミケルセンは、このロングステージでオストベルグを一気に追い詰めたいところだが、スピンを喫しステージ3番手タイムに。さらにディスプレイ不調によって、ギヤが表示されないままのドライビングを続けることとなった。対するオストベルグはベストタイムを獲得し、新たに3.5秒の差をつけることに成功した。オストベルグは続くSS20でもミケルセンのタイムを上まわり、8.6秒差で最終ステージへと臨むこととなった。

最終のSS21はパワーステージ。ここではきっちりとオジエがトップタイムでボーナスの3点を加算した。2番手タイムはミケルセン。3番手にはヒュンダイのティエリー・ヌービルが入っており、貴重なポイントを獲得している。オストベルグは5番手タイムでラリーを終えたが、ミケルセンとは2.3秒差だったため、総合順位の2番手は守り切った格好だ。

メキシコは序盤から多くのWRカードライバーが脱落するサバイバルラリーとなった。トップはオジエ、2位オストベルグ、3位ミケルセンに続き、4位にMスポーツのエルフィン・エバンス、5位にしぶとく走り切ったヒュンダイのダニ・ソルド、6位は慎重なドライビングで生き残ったジポカーのマルティン・プロコップが入っている。WRC2はフォード・フィエスタRRCを駆るナッサー・アル‐アティヤが勝利を収めている。

また、SS3で水没し、最終日に復活を遂げたMスポーツのオット・タナクは総合22位、1時間54分50秒遅れながら完走を果たした。

次戦の舞台は南米アルゼンチン。エル・コンドルなど有名ステージのほか、50km超のステージも行われる予定となっている。昨年に引き続き独走状態となっているフォルクスワーゲンに一矢報いるチームはあるのか、注目して見守りたい。第4戦アルゼンチンは4月23〜26日に開催。

【WRCメキシコ暫定総合順位】
1.セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン) 4:19:13.4
2.マッズ・オストベルグ(シトロエン) +1:18.8
3.アンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン) +1:25.1
4.エルフィン・エバンス(フォード) +3:40.2
5.ダニ・ソルド(ヒュンダイ) +5:01.8
6.マルティン・プロコップ(フォード) +6:36.1
7.ナッサー・アル‐アティヤ(フォード/RRC) +14:52.7
8.ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ) +22:43.3
9.ニコラス・フックス(フォード/R5) +22:49.0
10.ヤリ・ケトマー(フォード/R5) +23:10.2

以上 Rally Plus Netより抜粋



今年からWRCで変化したことに、出走順とスプリットタイムの車内表示廃止の2点がある。

出走順はDay1、2共にシリーズポイントランキング順に出走し、Day3以降は前日までの順位のリバースオーダーとすると。

これに対し、2年連続チャンピオンのセバスチャン・オジェは憤慨していた。1日だけならまだしも2日も先頭走車になれば路面の“砂利掻き”役となり、かなり不利になると。

そしてスプリットタイムの車内表示の廃止は、他車と自身とのタイム差を考えペースダウンしたりということが出来なくなった。

以上2点の変更で、今まで以上にオジェの強さが際立ってしまったように思える。

オジェは砂利掻きで不利な状況をSS1から全開アタックで吹き飛ばし、リードを築く。スプリットタイムが見られないことで、各SSをフィニッシュしないとタイムや順位がわからない状態は、メンタル面が弱点とされたヤリーマティ・ラトバラは戦略に迷ったり、必要以上の全開走行でミスをしてクラッシュしてリタイアするなど、昨年の接近していた両者の成績は両極端な結果になってしまっている。

このスプリットタイムが見られない状況は、恐らくシトロエンのクリス・ミークにも影響が出ていると思われる。

このままいけば、全てのラリーでオジェが圧勝してしまう可能性すらあり得る。

ある意味、速すぎるVW対策とも取れた2点の変更が、実はオジェだけに有利に働く展開になってしまったとは皮肉すぎる。

もちろん、オジェのSS1から全開アタックするという意気込みは覚悟の上だと思うが、その状況で全くミスをしないで走りきるのだから、現在WRCに参戦しているドライバーで実力が完全に頭ひとつ抜きん出てしまっているのは確かだ。

つい数年前まで、セバスチャン・ローブが強すぎ9年連続でチャンピオンになったが、ローブはスノーや荒れたグラベルでは精彩を欠くことがあったが、オジェはどんなコンディションでも速くて強い。

まあ、そんなオジェだったからローブとシトロエンでチームメイトだった頃にギクシャクしたんだろうけど、ローブがWRCから去った今、オジェがローブ以上に席巻してしまう可能性が高すぎる。
Posted at 2015/03/10 08:50:25 | コメント(0) | モータースポーツ | 日記
2015年02月27日 イイね!

スバルラリーチームUSA、新型WRX・STIワイドボディ仕様を公開

スバルラリーチームUSAが、2015年のラリーアメリカ(RANC)に投入するワイドボディのWRX STIを新カラーリングと共に公開した。

同チームは既に、先月行われたRANC開幕戦でデビッド・ヒギンズのドライブにより新型WRX STIの初勝利を挙げている。今回発表したのは、スバルのテクニカルパートナーであるベルモント・スポーツカーが制作したアップデート版で、アグレッシブなワイドボディと、エアロダイナミクスを強調するボディラインを施したカラーリングが特徴。

ヒギンズは「この新マシンは安定性が向上する一方で、オーバーステアが低減。自分のドライビングスタイルにとても合っている」とコメント。

「グラベルテストでは、2014年型に比べコーナリングスピードが向上しており、新型マシンのシャシーは様々な部分で改良が行われている。長年ラリーをやっているが、新型マシンで、これほどしっくりくる感触を得たのは初めて」

チームは、RANCの次戦、100エーカーウッドで新型マシンを投入。このイベントでは、ケン・ブロックとの対決が期待されていたが、ブロックはエントリーを取りやめている。

以上、Rally Plus Net より抜粋


スバルのWRC撤退から久しいのだが、恐らく積極的にスバル車でラリーに参戦しているのが、スバルラリーチームUSAだろう。

今回いち早く新型WRX STIをラリー車に仕立て参戦を開始していたが、なんとワイドボディ仕様を開発し公開したという。

カラーリングでよりワイド化されたボディを強調しているというが、こういうのは意外と単色の方が解り易いんだけどな~。

アメリカ国内ラリーの車両規定がわからないのでなんとも言えないけど、改造範囲はどうなっているのかな?

ケン・ブロックがフィエスタS2000を走らせているくらいだから、全日本よりは改造範囲は広いのかなと。

こうやってスバルUSA独自で積極的に活動しているのが羨ましいと思うが、現状のWRカーでは使えるギアボックスの関係で直列4気筒以外のエンジンは使えないので、スバルの出番が無いのが非常に残念。

USAのマシンがWRブルーでイエローのロゴを入れたカラーリングにしてくれると、日本での注目度も上がると思うのだけど。

こんな感じでさ。
Posted at 2015/02/27 08:56:52 | コメント(0) | モータースポーツ | 日記
2015年02月16日 イイね!

僅差のトップ争いにシビれたぜ!WRC第2戦スウェーデン

WRC第2戦スウェーデンは、初日のスーパーSSを経て競技2日目を終了。この日行われたのはSS2〜SS10の計9ステージ。4SSを2回リピートし、最後にスーパーSSという構成となっている。SS4〜7は国境を超えて隣国ノルウェーで行われ、再びスウェーデン国内に戻る。この間サービスは行なわれず、クルーたちにとってはペース配分の難しい1日となった。

午前中の4SSでは、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエが3SSでトップタイム、残るひとつもヤリ‐マティ・ラトバラがトップを獲り、盤石の1-2-3体制を構築。かろうじてノルウェー出身のマッズ・オストベルグ(シトロエン)が意地を見せ食らいついている。

リグループを経た午後のステージでは、首位のオジエを不運が襲った。SS6の途中ではワイパーが壊れスローダウンしSS8番手タイム。続くSS7のスタート前に修理を試みたが、結局修理は叶わずSSをスタートすることに。そしてこのSS7で、ボンネットピンを締め忘れるというらしからぬミス。フロントガラスにダメージを負いながら、それでも4番手タイムでまとめてみせた。雪の降るSS8もワイパーが動かないながら4番手タイムを出し首位を堅持していたが、SS9ではスノーバンクにつかまり大きくタイムロス、首位の座を明け渡し総合4番手に沈むこととなってしまった。

同じステージでは総合2番手だったラトバラもコースアウト、スタックを喫し脱出に手間取り8分36秒5遅れのSS41番手タイムでフィニッシュ、総合順位も23番手と上位入賞の望みを失ってしまった。トップふたりがいきなり脱落し、代わって首位に立ったのはアンドレアス・ミケルセン。残されてたSS10のスーパーSSも危なげなくまとめ、総合2番手につけたヒュンダイのティエリー・ヌービル、3番手のオストベルグに約19秒の差をつけてこの日を終えた。

競技3日目、14日の土曜日は4SSを2回リピートする計8SS、134km。ミケルセンが逃げを打つのか、あるいはヌービルやオストベルグの逆転があるか、はたまた4番手のオジエが猛追を見せるのか、戦況から目が離せない。

WRC第2戦スウェーデンは競技3日目を終了。この日行われたのはSS11〜SS18の計8ステージ。4SSを2回リピートする構成となっている。SS14/18は有名なジャンピングスポット『コリンズ・クレスト』のあるバルガセンというステージ。その飛距離にも注目が集まった。

競技2日目を終えた段階で、首位はフォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセン。2番手にはヒュンダイのティエリー・ヌービル、3番手はシトロエンのマッズ・オストベルグ、4番手にフォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエというオーダー。上位争いはこの4名に絞られている。

しかし、この日のオープニングとなったSS11でオストベルグが左リヤをヒットし大幅に遅れ、上位争いから脱落。ここではミケルセンがトップタイムをたたき出し、19.1秒だった2番手ヌービルとの差を27.3秒に広げた。だが続くSS12〜14の3SSはオジエがトップタイムを連発して猛追。ヌービルを抜き去り2番手に浮上している。SS14でミケルセンがスピンを喫したこともあり、ふたりの差は1.7秒にまで縮まった。3番手のヌービルとは12.4秒差。

サービスをはさんだ午後のステージでは、SS15でオジエが路面コンディションに足をとられ大きく遅れて3番手に。代わりにヌービルがミケルセンの背後に迫る。ミケルセンは僅差ながら、SS16と17でもラリーリーダーの座を守っていた。そして迎えたこの日の最終ステージ、SS18。ヌービルは温存していたフレッシュタイヤを履いてアタック。ベストタイムを獲得しミケルセンを逆転、ついに首位へと躍り出た。

これで上位争いは、ヌービル、ミケルセン、オジエの三つ巴となった。ミケルセンは1.5秒差、オジエは9.6秒差という僅差でバトルは必至だ。最終日に残されたステージは3つ。いずれも15km強のステージとなっており、SS20とSS21はサービスをはさんで同じSSを使用する構成。

最終日のオープニングとなるSS19は、日本時間の15日の16時57分スタート予定。

また、コリンズ・クレストの記録は1回目がミケルセンの41m、2回目がヌービルの44mと発表された。

WRC第2戦スウェーデンはすべての日程を終了。この日行われたのは3SS、合計46.74km。トップのティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)を追って、フォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセンが1.5秒、セバスチャン・オジエが9.6秒という三つ巴の展開が期待された。

この日のオープニングとなったSS19ではオジエがトップタイム。2番手ミケルセン、3番手ヌービルと続き、ここでヌービルはミケルセンに首位を明け渡すことに。再びラリーリーダーに立ったミケルセンは2番手ヌービルに2.8秒、3番手オジエに6.8秒としてSS20へ向かう。

SS20のベストタイムはフォルクスワーゲンのヤリ‐マティ・ラトバラ。SS2番手にオジエ、3番手にミケルセン、4番手にヌービルと続き、ここでオジエがヌービルをかわして総合2番手に浮上。首位ミケルセンの3秒背後につけて最終ステージを迎えることとなった。

サービスをはさんで迎えた最終パワーステージ。SS21はヌービル、オジエ、ミケルセンの順でスタート。暫定トップタイムを獲得したヌービルをオジエは6.4秒上まわりフィニッシュラインへ。しかし初優勝がかかったミケルセンは姿勢を乱してスピンを喫し、雪壁にはまって大幅にタイムロスを喫してしまい、この時点でオジエの逆転勝利が決まった。

ミケルセンはSSベストのオジエから42.8秒遅れでフィニッシュし、これで総合3位にドロップ。ヌービルは2位表彰台を獲得することに成功した。

総合4位はMスポーツのオット・タナク、5位にはヒュンダイのヘイデン・パッドンが入った。トップ争いに負けず劣らず激しい争いを繰り広げていたMスポーツのエルフィン・エバンスとシトロエンのクリス・ミークはエバンスに軍配。それぞれ6位と7位でラリーを終えた。

次戦は3月5〜8日に開催されるラリーメキシコ。2015年シーズンのグラベルラリー開幕戦、再びの接戦に期待がかかる。

【最終暫定総合】
1.セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン) 2:55:30.4
2.ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ) +6.4
3.アンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン) +39.8
4.オット・タナク(フォード) +2:26.0
5.ヘイデン・パッドン(ヒュンダイ) +3:31.5
6.エルフィン・エバンス(フォード) +3:53.0
7.クリス・ミーク(シトロエン) +4:05.8
8.マルティン・プロコップ(フォード) +4:26.0
9.ユーリ・プロタソフ(フォード) +5:32.2
10.マッズ・オストベルグ(シトロエン) +6:50.9

以上、Rally Plus Netより抜粋





いや~、近年のWRCでここまで白熱した僅差のトップ争いは、ちょっと記憶に無いくらいだったんじゃないかな?

VWのオジェとラトバラが相次いでトラブルやコースオフでトップ争いから脱落し、ミケルセンがトップにたった時、このまま終わっても面白いな~と思ったのに、ヒュンダイのヌービルがタイヤ戦略を成功させてトップを奪って、ミケルセンと僅差。さらにオジェがポジションを上げて3位に浮上し、それも数秒差で迫る状態で最終日を迎えるとは。

結果は上にある通りだけど、そこまでの展開は先が読めないスノーラリーというのと、今年からスプリットタイムを車内に表示出来なくなり、他車や自身のタイムがわからない状態での走行となり、精神面での問題(焦りとか)が浮き彫りになったのも大きいかなと。

例えば、ワイパー故障でペースダウンしたオジェのことをラトバラがスプリットタイムで知っていれば、ペースを少し落とすこともできただろうし、全開で走ったがためのコースオフも起きなかったかも知れないのだ。

何かとメンタル面の弱さを見せたラトバラだけど、去年はメンタルトレーナーを付けたことでそれが解消されたに見えたが、今年は早くも“いつものラトバラ”に戻ってしまったように思える。

それにしても、ヌービルが見せたタイヤ戦略は見事だった。不利とも思えるスペアタイヤ2本搭載を決行し、凍った午前のステージではハンデとなったものの、午後のリピートステージでは新品タイヤを使い緩んだ路面で圧倒的な速さを見せて首位を奪うとは。

ヒュンダイはまだ去年のマシンの小改良仕様で走っているが、その性能差を跳ね返す戦略とヌービルのキレた走りでトップ奪取にはシビれたとしか言いようが無い。

出走順やスプリットタイム非表示などでオジェは憤慨しているようだけど、見ている側の我々には面白い展開になりそう。
Posted at 2015/02/16 08:46:33 | コメント(0) | モータースポーツ | 日記
2015年02月02日 イイね!

日産GT-R・LMP1マシンは前輪駆動だとぉ~~~~~

日産は、2015年にル・マン24時間レースを含めたWEC世界耐久選手権に参戦するLMP1カー『Nissan GT-R LM NISMO』を公開をした。

日産は、米国アメリカンフットボールの第49回スーパーボウルのコマーシャルタイムにル・マン24時間レース参戦車両である「NISSAN GT-R LM NISMO」を発表した。

昨年のスーパーボウルは、1.1億以上の視聴者数を数え、米国テレビ史上最多視聴番組となりました。今年は、「NISSAN GT-R LM NISMO」を発表する日産の「父親と共に」コマーシャル(www.withdad.com)を初放映する絶好の機会となった。

日産はレースの技術規定を革新的方法で解釈し、V6 3リッターガソリン・ツインターボエンジンとエネルギー回生システムを搭載したフロントエンジン前輪駆動車を開発した。

「スーパーボウルでNISSAN GT-R LM NISMOを発表することは私たちにとって大きな誇りです」と日産のグローバルマーケティング、ブランド担当常務執行役員であるルー ドゥ・ブリースは語った。

「世界で最も視聴者数の多いスポーツイベントであるスーパーボウルとル・マン24時間レースの組み合わせは、私たちの最も意欲的で新しいモータースポーツプログラムをお見せする絶好の機会となりました」

「GT-Rは私たちのフラッグシップロードカーです」

「この究極のGT-Rは、日産のモータースポーツおよびパフォーマンス部門を担うニスモが30年間にわたって培ってきたスポーツの血統を継承しています。革新性が試されるル・マンの舞台での成功は、私たちのロードカーラインアップに多大な革新をもたらします。私たちはル・マンではまだ新参者でありライバル達は大変優れていますが、私たちは準備ができています」

Nissan GT-R LM NISMOは、スポーツカーレーシングの世界最高峰カテゴリーであるFIA世界耐久選手権のLM P1(ル・マンプロトタイプ1)クラスで戦う。英国シルバーストンで4月12日開幕し、シリーズはベルギーのスパ、ル・マン24時間およびドイツのニュルブルクリンクを経て、アメリカ、日本、中国、そして中東へと世界を転戦する。

FIA世界耐久選手権は、ここで得られた技術を今後のロードカー開発に反映するため、自動車会社にとって究極の試験場となっている。エネルギー効率に注目する点において、レースカーエンジニアはロードカー開発のエンジニアと同様の挑戦に向き合っている。しかも、F1より技術的自由度が広いので、LM P1エンジニアには革新へのチャンスが多いと言える。

「これこそがいままでになかったワクワクと言えます」とニスモ社長の宮谷正一はコメント。

「持続可能であることが私たちの最重要項目であり、ル・マンの技術規定はその点において新しいアイディアを追求する自由度があります。ル・マン24時間レースにおける我々の最高記録は総合3位であり、まだやり残した仕事が残っています。お客様、従業員そしてファンの皆さんのためにも、やるからには勝ちたいし、勝つための知見があると思っています。競争は他に類を見ないほど厳しく、この挑戦には身震いする思いです」

「私たちのLM P1プログラムは、世界中の観衆に私たちのブランドDNAを示すことで、公道でのニスモとサーキットでのニスモを結びつけます」とニスモのブランド、マーケティングおよびセールスヘッドであるダレン・コックスは説明します。「私たちは、あらゆるコミュニケーションチャンネルを通じて、技術革新の夢や人間ドラマを語ることで、モータースポーツをより広めていきたいのです。サーキットの外でも中でも私たちは革新を続けるでしょう。だから、これはまだ序章に過ぎません」

昨年アリゾナでスタートしたNISSAN GT-R LM NISMOのテストプログラムは、アメリカ南部の温暖な気候のもと、今週もテキサスのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで続けられている。日産のLM P1ドライバーは近々発表の予定となっている。

また日産は、LM P1プログラムにおける3社との複数年パートナーを発表しました。

スイスの腕時計メーカーであるTAGホイヤーは、公式腕時計パートナーであり同時にタイム計測でも協力。LM P1ドライバーは全員TAGホイヤー腕時計を着用し、両社の提携による新たな取り組みが世界的規模で進められる。詳細は今後数カ月以内に発表される。

モチュールは、公式潤滑油パートナーであり、ニスモのエンジン開発部門と連携し、競争力と効率を追求する高性能製品を開発。モチュールは過去20年にわたってニスモと長期契約を続けており、パートナーシップは新たなLM P1プログラムにも拡大していく。昨年のSUPER GTでは、象徴的な#23 MOTUL AUTECH GT-Rがチャンピオンとなっている。

LM P1プログラムはミシュランから供給されるタイヤを使用。フランスのタイヤメーカーである同社は、NISSAN GT-R LM NISMOの専用タイヤを開発しており、マシンの開発テストプログラムに不可欠な存在となる。

以上、F1-Gate.comより抜粋



ちょっと前に出た噂では、日産がルマン24時間レースをはじめとするWECに参戦するマシンはフロントエンジンリア駆動になるんじゃないかと。

ってことはパノスみたいになるのか?


まさかまさかの、かつてスカイラインスーパーシルエットをベースにでっち上げたグループCカーっぽいのか?

スクープされた画像を見るとやたらフロントが長いフォルムをしており、それってどうなんだろ???と思っていたのだけど、いざ発表されたマシンはそんな噂をあざ笑うかのように驚愕のメカニズムを持っていた。

なんと、フロントエンジンでフロントホイールドライブ…。








FFかよっ!




おいおい、レーシングマシンでFFなんてハコ車くらいしか無いんだけど、まさかまさかのLMPカーをFFにしちまったのかよと。

んで、考えた。

FFの純レース用マシンと言ったら、やはりこれを思い出すんだよな~。









神田スペシャル

80年代後半、RCオフロード界に旋風を巻き起こしたFFのRCオフロードマシン。

フロントに集中した動力関係、一方リアには何もないといっても言いすぎじゃない速く走るためのFFマシン。

そういう点では、RCカーを趣味とするオイラには今回の日産のLMPマシンに親近感が沸かなくはないのだけど、今頃アウディとか腹抱えて笑ってたりするんじゃないかと危惧してしまう。





Posted at 2015/02/02 23:49:07 | コメント(2) | モータースポーツ | 日記

プロフィール

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
何シテル?   04/17 10:21
ふざけたオッサンですw
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