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2011年05月12日 イイね!

今年のF1に予選は必要なのか?

今年のF1に予選は必要なのか?今年のF1GPも4戦が終了し、だいたい今シーズンの展開が見えてきた。

その中で、変革とも言うDRS(ドラッグ・リダクション・システム=可変リアウイング)やKERS(ブレーキ回生システム)の導入と共に注目がピレリタイヤ。

レースの展開を不透明にするために耐久性をあえて犠牲にしたタイヤのために、タイヤ交換のピットストップが増え、タイヤの戦略がカギを握っている。

そのために、タイヤを温存するために予選であえてフルアタックをしないケースすら出てきた。

中国GPでレッドブルのウェーバーが予選のアタックを失敗しQ1落ちしたものの、新品のソフトタイヤ3セットがまるまる残り、これで有利にレースを進め3位表彰台を得た。

また、先日のトルコGPでは小林可夢偉が予選Q1で燃料系のトラブルでタイムを残せず、最後列からのスタートとなったが、新品のソフトタイヤが3セット残り、それで決勝は途中でトラブルがありながら10位入賞(トラブルがなければ7位だった)

これらを見ると、あえて予選をハードタイヤで走り、そこそこのグリッドでスタートして新品のソフトタイヤを3セット投入すれば、かなり上位でフィニッシュ出来る可能性が出てきた。

そのことを、ロータスのヤルノ・トゥルーリが嘆いていると言う記事が。


レースをエキサイティングにするために導入された急激にデグラデーションの進むピレリタイヤと、オーバーテイクのチャンスを増やすためのDRSによって、グリッドポジションの重要性は減っている。レース後半にオーバーテイクのチャンスがあるため、タイヤマネジメントが鍵となっており、ドライバーによってはタイヤを節約するために予選で上位を狙わないケースも出始めている。

トゥルーリによると、予選の最終セッション進出が決まった途端、チームらはポールポジションを狙うよりも戦略を練り始めるのだという。

「どんなことでもそうだけど、2011年の変更はF1にプラス面とマイナス面をもたらした」とトゥルーリは『La Repubblica(ラ・レプッブリカ)』の自身のコラムにつづった。「プラス面はエキサイティングで見どころの多いレースになったこと。観客には好まれている。マイナス面はグランプリが少し分かりにくくなったこと。それから僕は個人的にイスタンブールで"予選の終焉"が訪れたと考えているんだ」

「Q3が始まると、いつものようにポールポジションを争うんじゃなく、ドライバーもチームも計算を始めて、それで満足していた。今年初めて見たケースだ」

またチームはピレリタイヤについておおむね理解したとトゥルーリは述べ、レース週末のアプローチを変えてきていると語った。

「今年は戦略がいつもより決定的な役割を担っているというのが真実だ。例えばイスタンブールでは本当のレーススタート前に、タイヤをセーブするという部分でレースが始まっていた。僕が常々述べてきたように、今皆が最大の課題にしているのはピレリを学ぶことだ。3レースを終えて、タイヤのデグラデーションレベルについてはある程度信頼できる初期数値が手に入った」

「だから、土曜日にタイヤセットを温存できる余力がある者はそうした。これにはトップ10のドライバーが含まれている。彼らはQ2を突破するやいなや計算を始めた。残りのタイヤセットを使うべきか使わざるべきかが問題だった。ギリギリでQ3に進出した者、アウトサイダーはトライすらしなかった」

トゥルーリはそれが新タイヤのマイナス面だとしながらも、状況を否定しているのではないと強調し、レースをエキサイティングにするためには必要なのだと述べた。

「トップの人たちは一度タイムを出して止めてしまった。ふだん戦いを活気づけるほかの人たちも、トライはしたものの、最初のミスであきらめてしまった。これまでの形式が損なわれたと感じる人もいるだろう。でも僕はそう言いたくない。僕はただ、これがルールなのだから、ドライバーは適応しなければいけないと思う」

「繰り返すけど、プラスもマイナスもある。プラスは、戦略やタイヤによってラスト10周から15周でどうなるか予測がつかないレースになること、マイナスは予選の見どころが少なくなり、より戦術的になったことだ」


もし、今後もこうした予選を捨てた戦略が有利になるとなれば、もう予選なんてやらなくていいだろう。

WRCのスタートと同じで、前戦の順位が決勝のグリッドになるとか、そういうんでもいいんじゃないの…と思ってしまう。

あるいはWRCに今シーズンから導入されたパワーステージみたいに、予選のトップ10にポイントを与えるとか。

PPには10点、以下10位が1点とか与えないと、本気で予選を走らないようになってしまう。

F1ファンが見たいのは、DRSなどで人工的に演出されたパッシングではなく、ドライバーの腕で勝負をつけるレースなのだ。

Posted at 2011/05/12 19:38:35 | コメント(0) | モータースポーツ | 日記

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