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昨日の朝、信じがたいニュースが。

インディカーシリーズ最終戦ラスベガスで、１５台のマシンが絡む事故が発生し、ダン・ウェルドンが死亡してしまった。

ラスベガス・モータースピードウェイでのレースの12周目、15台が絡む大事故の中にウェルドンがいた。レースは赤旗となり、ウェルドンはヘリで病院に搬送されたものの、帰らぬ人に…。

ウェルドンはイギリス出身。2005年のインディカーシリーズチャンピオンで、インディ500を2度も制したドライバーだった。

同じイギリス人のF１ドライバーであるジェンソン・バトンや、ルイス・ハミルトンから追悼のメッセージも。

インディやF1に限らず、モータースポーツは危険と隣り合わせであるのは確か。万が一のアクシデントの時でもドライバーを守るために安全対策がどんどん強化されているのだが、それでも追い付かないような事故が起きてしまった。

今回はスピンしかけたマシンに他車が接触、それを避けようとした後続車もスピンし多重クラッシュを引き起こした。

ウェルドンのマシンは急減速した前車に乗り上げてしまい、そのまま舞い上がりウォールにクラッシュしたようだ（↓の動画参照）


今年はF1ドライバーのロバート・クビサが、シーズンオフに参戦したラリーでのクラッシュ（↓）で重傷を負うというニュースで始まり、ここでウェルドンの事故死が…。

クビサは数回の手術が成功し、リハビリの真っ最中。年内には再びF1のシートに復帰出来るとの驚きのニュースがあるが、その一方でウェルドンの事故死…。

改めて、ダン・ウェルドンのご冥福を祈りたいと思う。