世界ラリークロスのチャンピオン、ペター・ソルベルグはドライバータイトルの防衛を目指すとともにチームタイトルを照準にリアム・ドランと新しいSDRXチームを結成してシーズンに挑む。

ソルベルグとドランのシトロエンDS3は、スウェーデンと英国のワークショップで別々にプリペアされ、それぞれ別々にサービスも運営されるが、二人はイベントでは協力して取り組み、二人の名前を組み合わせたSDRXチームとしてチーム選手権のタイトルを目指すことになる。
また、二人のマシンのカラーリングは異なり、ペターの活動を引き続きテングツールが支援するほか、二人はそれぞれのスポンサーも異なっているが、モンスターエナジードリンクとウェアラブルカメラのiONがSDRXチームの2台を支援する。
「昨シーズンの終わりからずっと計画してきたことなんだ。僕とリアムは2人ともシトロエンに乗っているから、選手権でも協力してパートナーを組んだらどうかって思ったんだ」とソルベルグは語った。
「冬の間に僕はマシンに非常に多くの改良を施したし、僕たちは初めから選手権のことを念頭に置いて戦うつもりだ。もちろん、それぞれのイベントにも絶対に勝利したい」
「今年の選手権は一層ハードになるだろう。フォルクスワーゲン、フォード、プジョー、アウディといったマシンや、マンフレッド・ストールのようなドライバーが出場するので、本当に厳しい戦いになると思う」
ソルベルグにとって2014年は夢のようなシーズンとなったが、一方のドランはメカニカルトラブルによって苦労し、さらに数ラウンドにわたってライセンスの停止処分を受けていた。しかし、彼はその前年の2013年には、ドライバーとして2つのイベントに勝利したほか、彼のチームであるLDモータースポーツとしてはさらに2勝を獲得、この年の最強チームとしての栄光をほしいままにしながら、昨年は最悪のシーズンとなっていた。

「昨年は最悪の年だったから、今年の僕は、ペターよりも返す借りが大きいんだ」とソルベルグとパートナーを組んだドランは語った。
「彼とのパートナーシップはとても頼もしいよ。ペターは僕を高みに押し上げてくれるはずだ。ラリークロスで提携したい相手といったら、ペター・ソルベルグより偉大な相手はいないよ! すべてのドライバーがここで勝つことを望んでいる。そして僕もだ。それをやり遂げるために、今まで以上にモチベーションが高まっている。僕は以前、勝っているし、再び勝てないはずはない」
以上 Rally X mobileより抜粋
ペターのチームのエントリー名が「SDRX」ってなっていたから、なんだろうと思っていたんだけど、まさかまさかのリアム・ドランとのタッグでラリークロス世界選手権に挑むとは思いもしなかった。
リアム・ドランはヨーロッパ・ラリークロスチャンピオン経験者で、去年の世界選手権でもチャンピオン候補として有力視されていたが、とあるアクシデントでライセンス停止処分を受けてシーズンを棒に振ってしまった。
今シーズンは昨年よりも有力ドライバーの参戦が予定されており、ペターもすんなり勝てるかは微妙。

マシンのカラーリングはモンスターエナジーのスポンサーが付いたのでイメージ一新したが、ちと地味かな?
でも、去年のゴールドベースのカラーが微妙だったから、今年のカラーリングの方がいいかも。
Posted at 2015/04/15 13:08:39 | |
モータースポーツ | 日記