
一昨日のレースでかなり汚れていたM05Raを、ほとんど完バラに近い状態までしてクリーニング&仕様変更をした。
とにかく低速コーナーが全然曲がらなくて、ラップ毎に2秒の差がつくのは腹立たしい話。
本番前にその対策として、リアタイヤのインナーを硬く厚いものにしたのだが、雨上がりの路面ではタイヤが泥団子状態になり、ほとんど意味が無かった。
実車のFFならば、タイトターンはサイドブレーキで…となるが、RCカーの場合は駆動輪にしかブレーキがかからないので、コーナー手前でブレーキングしてもスピードが落ちる以外何も起きないのだ。
ドライ路面ならばリアタイヤのインナーを変えたのは効果があったと思うのだけど、あれだけウェットで重い路面では無意味だった。
一応、レース10日前に試したのは、レギュレーションの範囲でのリアタイヤのセレクト。
フロントのタムテックギア用はそのまま。
①リアだけタミヤの60Dラリーブロックへ→これ、リアのグリップが全く無いに等しく、タイトコーナーでは面白いようにリアが出るけど、高速コーナーではちょっとステア操作をしただけでスピン状態に陥るし、ストレート(YRのストレートは緩い左コーナーみたいなモノ)でもいつでもスピンしような状態で、危なくて走れたもんじゃない。結果、これは無理。
②リアだけライド製ピンスパイクへ→これ、前後ともタムテックギア用とほとんど変わらない。だから無意味。。。
③タイヤは同じでインナースポンジを変える→実車のFF車のセットでよくやるのが、リアタイヤの空気圧を上げたり、細いホイールに替えたり、タイヤそのものを細いものやグリップレベルの低いものに替えること。インナーを替えるのは空気圧を変えるのと同じ意味合いなので、インナーを60D用ハード(それまでは60D用ソフト)を入れてみたけど、手で揉んだ感じではあんまり変わらない。そこで、ツーリング用のリング状になっているインナースポンジの硬めのを追加し、タイヤがパンパンになるくらいの状態にしてみた。これを履かせてみた感じでは、前後同じインナーよりはリアが出やすい状況になったが、ストレートでの安定性はさほど犠牲になってなくて、これがとりあえずいちばん良さそうな感じ。
ってことで、③を本番でやってみたけど見事に玉砕された。
そこで、一か八かでリアのトーアウト化をやってみたら、全く走れない状態になり、レース終了orz
てなワケで、こりゃ大幅な仕様の見直しが必要だな~と清掃&メンテついでにアレコレやってみた。
実は、ウチのM05Raはトラクション重視でデフをロックさせていた。
実車のFFでもそうだけど、ダート仕様でLSDが無いと全く前に進まない。
当初ボールデフや、どっかから出てる密閉式ギアデフの導入も考えたが、ボールデフはFFでは緩む可能性があるし、後者は明らかにパーツが高価すぎるで却下。
しかし、タイトターンがしにくいのはデフロックが影響してるのはありそうだし、固さ調整が出来ないノーマルのギアデフよりは数段マシだろうとボールデフを入れた。
ボールデフはM05用のではなく、TA03用のをセレクト。
こっちの方が調整ネジが大径で緩みにくそうだし、元々がオフロード用ということで強度もありそう。
あとは、まだパーツが入手出来ていないが、リアのトーインをキャンセルできるアップライトがありそうなんで、それを使う予定。
これでテストしてダメなら、ホントにお手上げになってしまうんだけどね(^_^;
Posted at 2012/10/09 09:22:31 | |
RCカー | 日記