2016年の世界ラリークロス選手権で、フォードのワークスエントリーとしてフォード・フォーカスRSがデビューを飾る。フーニガン・レーシング・ディビジョンは、トップパフォーマーであるケン・ブロックの選手権経験を生かすために、2台のフォーカスRSのレースカーを参戦させる。
フォード・パフォーマンスは、ブロックのフーニガン・レーシング・ディビジョン・チームが世界RX選手権でファクトリーサポートを受けた2016年、フォード・フォーカスRSを2台参戦させることを認めた。
「RSは豊かな歴史を持ち、モータースポーツファンに認められ愛されている世界的なブランドだ」とフォード・パフォーマンスのグローバルディレクター、デイブ・ペリカックは語った。
「フォードのRSバッジは、当然レースとの結び付きを持っている。そして我々の専門チームは、このプロジェクトに情熱的に取り組んでいる。我々はパフォーマンスとデザインのすべてを極限まで高めることによって、ラリースポーツの歴史を大切に守っていくことに興奮している」
このラリークロス用のフォーカスRSはフォード・パフォーマンス、ブロックのフーニガン・レーシング・ディビジョン、そして英国をベースとするMスポーツとの間の世界的なコラボレーションで製造された。全輪駆動、600馬力を生成する新しいエコブースト・エンジン、そして0-100km/hを2秒未満で達成するなど、競争のために最適化されているという。
フォード・パフォーマンスのモータースポーツ・エンジニアリング・マネージャー、マーク・ラッシュブルックは、その目的は、RSバッジに恥じないラリークロス用マシンを開発することだったと語った。
「我々は、最先端のツール、技術リソース、そしてル・マンGTやNASCARのプログラムから得たエンジニアリングのノウハウのすべてを熱心に打ち込んできた。そしてMスポーツとの共同作業は、ラリークロスやステージラリーの車両開発において世界有数の専門知識をもたらしてくれる」とラッシュブルックは語った。
Mスポーツのマネージングディレクター、マルコム・ウィルソンは、彼らは一致団結することによって、非常に特別なレースカーを生み出すことが出来たと確信している。「我々の仲間は、フォード・パフォーマンスとフーニガン・レーシング・ディビジョンと密接に連携し、このプロジェクトのために膨大な作業を行ってきた」と彼は語った。
「それは非常にエキサイティングな、やりがいのある冒険的な作業だったので、 我々はその挑戦に相応しい成功を願っている。我々は今シーズンの勝利の方程式を手にしていると確信している」
フォーカスRSのラリークロス用マシンは、4月15日から17日にかけてポルトガルで行われるFIA世界RXのイベントでデビューする予定だ。ドライバーは、ブロックとアンドレアス・バッケルドが務める。
以上、Rally-X mobileより抜粋

最初、この画像が出て英文のニュースが流れて、何のことやらと思っていたら、これでケン・ブロックが今年のラリークロス世界戦に出るのね。
てっきり、既存のフィエスタにフォードパフォーマンスのエンジンが供給されるだけだと思っていたら、マシンごと供給とは驚いた。
でも、これってフォードワークスなんじゃ・・・と思ったけど、あくまでエントリーはケン・ブロックのところのフーニガンレーシングなんで、規定には触れないということか。
ちょっと前だけど、都内で白い現行フォーカスを見たけど、スッゴくカッコイイんだよね。
プラットフォームを共用してるボルボV40とかマツダのアクセラにフォルムが似てるのは否めないけど、あのフロントマスクはちょっと凄みを感じたよ。
実際にラリークロスで走る際はもう少し車高が高くなると思うけど、今回のマシンはとんでもなく速そうだ。
こうやってライバルの体制が発表される中、ペターの動向が全く聞こえてこないのが不安だ。
Posted at 2016/03/04 09:23:57 | |
モータースポーツ | 日記