今更ながらもう一度この車体について紹介したい
以前は歴史について述べたと思う
暇でしたらこのバカにお付き合い下さい
サムネイルのはWWⅡの時のBMWの方、同じようなもんですけど
自分のはサハラソロなので少し違う
運転席周りからいきましょうか
ヘッドライトにはメインキーとスピードメーターが内蔵
黒いのは純正ではないけどBMW風のメインキー
キーの横にある2つのランプ
右は通電確認、約10v以下になると暗くなる
左は発電確認、13v以上になると消灯する
スピード表示はドイツなのでkm表示、160kmまで書いてあるがスペック上最大速度は90km
90kmも出すとえらい喧しくエンジンが燃えそうになるのでそこまで出せない
でかいヘッドライト、電球は今は見ないシールドランプ。レストアの時に交換したのかな
ウインカーは日本では必要だけど軍に納車するのにウインカーなんて必要なの?
あったほうが進行方向が分かって便利だとか?
車検で必要だけど、70年以前の型は必要ない
消費電力が多いくせに低回転では発電しないから発電なしで30分は危ない
夜だとライトをつけるので30分も走れない
でかい蝶ネジはステアリングダンパー
サイドカーなので左右に引っ張られないように好みの硬さに。
レバーは普通のバイクと違い外から生えている
倒れても折れない
左右にスイッチがあるけど初期型にはない
初期型orBMW-R71には点火時期を調整するレバーがあるけど何のために必要なのか不明
youtubeで使用している動画を見たけど暖気?始動直後?に弄っているがやっぱり分からない
右にセルスイッチも一応ある
試してみたけど3回が限界だった、4回目はチチチつって回ってくれない
フロント周り
フロントフォークは硬いので無い様なもの
スプリングが内蔵されているタイプ
今では当たり前だけどこの時代はスプリングむき出しが多い・・・と思う・・・確か
このフェンダーガードはスタックした時に引っ張る用?
ナンバーはドイツの
フロントブレーキも無い様なもの
あまりにも効かないのでその意味もあってスピードを出せない
ブレーキスイッチは車検に必要、69年以前の型は必要ない
シート周辺
シートは昔ながらのシートでスプリング仕様
リアシートも同じ
デカイ給油口
しかし気密性が悪いので満タンにして傾けると溢れてくる
下の四角いのは小物いれ
タンクに溶接されているハンドシフト
レバーがミッションのシフトレバーに連結されているのでシフトペダルと連動する
ポジションは、前 1↔N↔2↔3↔4 後ろ
タンクの中央にフレームが走っているので中は左右で分かれている
それを同期させるためのホースがエアクリーナーボックスの上にある
これがあるからタンクを外すにはガソリンを全部抜かないとダメ
後ろ周辺
ウインカー、ブレーキランプ共に純正
ナンバー灯だけ日本で必要なので後付け
リアダンパーも硬いので無いようなもの
ダンパーとドライブギアボックスが一緒になっている
ツールボックスを固定している留め具
これのスプリングがとてつもなく固く下手をすると指を挟んで血豆ができる
機関部
中央に見えるのがコイルで水平対向なので一個でいい
エンジン前側からでているホースはブローバイガスを戻すホース
しかし戻り先がエアクリーナーの後なので熱気を吸ってしまうしオイルでベトベトになる
何故この設計にしたのか
デスビは横にはみ出ているので整備がしやすい
初期型は内蔵なのでとても不便
エンジン
サイドバルブエンジンなのでこの部分はただの蓋
エアクリーナーボックスは水が中に入っても水を吸い込まない構造
これが無いモデルだとフィルターむき出し
しかもフィルターはカナダワシみたいなもの、ゴミが入らないだけ有り難い
燃料コックもOFFがどの位置かよく分からないw
OFFでも出てくるしOFF付近にしておくとガソリンが滲んでくる
キャブレターは変更してあるみたい
このレバーはチョークだけどもさほど効かない
あと付けキャブのチョークのほうがしっかりしているので使うならそっちだけど、一発で掛かるように濃くセットしてあるのであまりチョークは使わないな
チョークがあるけど元はティクラーだからチョークレバーは一応付けておいたんでしょう
ティクラーは調べてね
ブレーキペダルとミッション横からでているシフトレバー
シャフト駆動だからチェーンの様に頻繁に整備する必要がない
バッテリーケースは自作だけどバッテリーのサイズを小さくしたので元のを参考に作った
キックペダルは回転方向も同じになっており、直接クラッチを回す仕組み
クラッチを繋いでいないとダメ
シフトペダルは前がダウン、後ろがアップ
別に踵で踏む必要なない
エンジン、ミッション、ドライブギアのオイル給油口
エンジンはネジを回すと棒が付いてくる
ミッションとデフは19mmのボルトの部分
しかし奥まっていて給油口は小さいのでちょっと不便
マフラーは突っ込んであるだけ
落っこちないようにフレームに固定されているけど、この隙間から吹き返しがある
夏は排ガスで熱く冬は水が飛び散ってくる
このフレーム各所に見える丸いのや穴はサイドカーのフレームを取り付けるため
スタンドは丸棒を切っただけ
センタースタンドを立てるには誰かに手伝ってもらう必要がある。倒しちゃうから
一人で頑張って立てるには、サイドスタンドに木っ端を噛ませてなるべく垂直にする
リアフェンダーにあるフェンダーガードを斜め上に力いっぱい引っ張ればなんとか大丈夫、サイドスタンドがあるので左なら平気だから右に倒れないように注意すればいい
サイドカーが欲しかったんだけど、当時は車庫が狭かったのでソロを買ってしまったが今になってやっぱりサイドカーにしておけば良かったなーと痛感している
ほとんど鉄だし軍用なので倒れたくらいじゃなんとも無いからね
もう8回も倒れているし、その内3回は自分が下敷きw