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鮎派の"ざくごり" [ホンダ ゴリラ]

整備手帳

作業日:2005年12月5日

サイドカー製作

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 12時間以上
1
サイドカー製作に着手しました。
第一の課題は、フレームの製作とホイールベアリングの圧入と芯出し。
さてさてまずは、フレーム寸法を決めました大体の大きさは350×500mm
ということで1800mmの角パイプから、350mmの角パイプを2本、500mmの角パイプを2本切り出し、それぞれの角パイプの両端を45度にカットします。
すると合わせたときに斜めに切ってあるので、ラジアル方向スラスト方向からの荷重に耐えれる構造になります。そうして加工した両端をさらに、溶接をおこなう為に合わせ面をV字に溝を入れます。
すると、溶接したときに盛り上がりが少なくキレイに仕上がるからです。
溶接を始めると、どうでしょう。久しぶりだった事もあり、かなりヘたれになってしまいました。
V字に溝をいれたので、パイプの肉厚が薄くなり穴が開いたりしてしまいましたが、修正を加えるなどして、どうにか出来上がりました。
剛性自体は悪くないできです。いい感じです。
2
では、サイドカー用のホイールベアリングの修正です。
かってきたホイールとタイヤは農業などの一輪車用のタイヤで700円くらいです。
なぜ、このようなものにしたかというと理由があります。それは、最初は電動スクーターやピザ屋バイク(三輪)などのものを使う予定だったのですが、予算面、後々のパーツ入手面等など、苦労する事が予想されたので、結局安い700円という値段と入手しやすさから、一輪車用の物を使用することにしました。
今日は、自分が利用したい形のホイールへと加工するということで、ベアリングがホイールにおいて左右等長でついているのですが、車輪をつけたときに、外側に出っ張ってしまうのがダササ満点なので、外側に出ている部分を内側にオフセットし、さらにそこへベアリングを圧入するということにしました。
最初にベアリングの入っているハブの部分をやや外側よりの真ん中で切断しました。
やや外側で切断する事で、後から加工したときにピッタリと一致するようにするのです。結果はビタでした!!!ふふふのふ♪
そして、切り取ったいらない部分のベアリングを止めている部分をグラインダーなどで削り、ベアリングのみを取り出しました。
そして、内側の方向(新たに圧入するところ)を端面加工を旋盤で削り、内部を中ぐりで大きさを合わせました。かなり削ったりしたので、切り子がベアリングに付着してしまいました。
回りが悪すぎです。ゴリゴリします。
という事で、ベアリングの清掃を行いグリスアップをほどこした後に圧入をして出来上がりました。
キレイにできてますよ~
3
厚さ6mmの鉄板を金ノコでギコギコと気合で切りだしていきます。厚さ6mmというのは手ごわすぎです・・・
合計6時間くらいかかりながらも30cmくらいを切り出しました。
手は豆だらけになるし、汗はダクダク、筋肉はジ~ンとするし・・・
そんなこんなでやっとこさ切り出し、製作。

あらかたの形を切り出しをしたものを加工することにしました。
まずドリルでシャフトの通る穴をあけますドリュドリュ!!
ところが~シャフトは直径16mm、そんなものはね~しょうがないので17mmで開け、カラーをかます事で調整する事にしました。
で穴を開けたのですが、あらかたの切り出しであったので、全体の形を整えねばなりませぬ。
これが大変でした。なにがかというと、最初はグラインダーを使ってひたすら削る・・・
削りおわらね~よ!!!!!!!!!!
ということで、フライスを用いて段々の加工を施し、R部分の加工をグラインダーで仕上げるという。
とにかく、リンク部品の片側とサスペンションのフレームの受け部ができました。
あともうひとつリンク部品をつくらねばいけません・・・

ただいま、ノコギリ切り出し中。
4
2006年4月25日(火) 

フレームとサスペンションリンクの溶接および合体のための治工具。

以前製作しておいた、サスペンションのフレーム取り付け部位をボルト穴に治工具として、そこら辺にあったボルトとナットで距離と穴の中心位置を決めて固定します。長いボルトにナットを三個用いて挟み込むようにして抑えます。
簡単な方法ですが十分治工具として利用できました。

このような感じです。
5
治工具により、位置決めをしたものを、あらかじめ取り付け部位を決めてあったフレームに位置を固定。

溶接により角部をピボット溶接してから全体を溶接していく。
ところが、鋼板同士の間に半自動溶接機の先端が入りにくく、苦労しましたが。

何とか全体を溶接終了。

写真は溶接の終了したサスペンションのフレームへの取り付け部位
6
リンク部とホイールを取り付けるシャフトを固定する溶接。

さきほどと同様のボルトを使った位置決めでは、二枚の板の距離が決められない。
とうことで、ゴミ捨て場から適当な金属片を拾ってきて、決められた長さで切断。
それを板と板の間に挟みこみ距離(35mm)を固定します。

シャフトのボルトの頭の部位を板に溶接していきます。垂直になるようにピボット溶接をして慎重に!
二枚の板のうち、一枚は穴を開けてシャフトを貫通させていて、その貫通部を溶接もします。
そして、二箇所を溶接して治工具をはずして溶接終了。
7
2006年4月26日(水)

計測です。

サスペンションのフレームへの取り付け部は、若干上部が開き気味になってしまいましたが、問題はありません。(許容範囲)
シャフトとリンクの溶接部は・・・
垂直にしたのに、シャフト先端へいくにつれ傾いてしまいました。

今後の課題は、ハンマーにて修正を行いホイールを取り付ける長さで切断、ネジ切り、カラーをかまして、溶接部に接触しないようにホイールがあたらないようにする。


溶接というのは、熱による歪を生じるので難しいです。
歪を考えながら設計することが必要いえます。


写真は全体の写真
8
2006年4月30日(日)

サイドカーフレームとリンク部が出来上がりましたので、それを組み合わせることができるようになりました。

リンク部のホイールの取り付けシャフトが垂直ではなかったので、一旦溶断をして、バラして再度溶接しようとしましたが、溶断がうまくいかず外れませんでした。
よって、切断して端面を水平にし、シャフトを垂直に溶接しなおしました。

フレーム部にリンク部を取り付ける?10の穴をあけます。
リンク部とフレームの隙間があいているために、カラーを鉄パイプを切断し、端面加工を施し、製作しました。
それらすべてを、組み合わせることで、フレームの製作は完成しました。
しかし、バイク本体とサイドカー部の接続部はリンクしてつなごうと考えていたのですが、カーブやバンクにより、リンクでつなぐと地面とリンクが接地してしまったり、するので剛性等の問題からリジットで結合することにします。

フレームはできたがここで永い眠りにつきましたwww
カウルを作成するのが・・・

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