『【フランクフルモーターショー2013】ケータハム、スズキ製660ccエンジンを積む「セブン」を公開!』
イギリスの軽量スポーツカー・メーカーであるケータハムは、9月10日に開幕したフランクフルト・モーターショーにおいて、日本のスズキ製軽自動車用エンジンを搭載するニュー・モデル「セブン 165」のプロトタイプを公開!
少量生産メーカーのケータハムも、近年は先進国を覆う環境問題への対応に迫られていた
2009年の東京モーターショーでは「ハイブリッドやEVのセブンも研究している」と当時のアンサー・アリ社長が語っていたが、まずは環境性能に優れた小排気量エンジンを積む"ダウンサイジング"によって、年々厳しくなるヨーロッパの排ガス規定をクリアする方策を採ることにしたようだ
そこで選ばれたのが、我らが日本のスズキが軽自動車用として開発した660cc直列3気筒ターボ
旧くは2シーター・スポーツ「カプチーノ」から、現行モデルでは小型SUV「ジムニー」などに採用されている「K6A」型エンジンを、ケータハム・グループのエンジニアリング部門であるケータハム・テクノロジー&イノヴェーションがファイン・チューニングを施すことで、日本の軽自動車では自主規制されている最高出力64psから
80psに引き上げ(最大トルクもやや向上して10.9kgm)、軽量コンパクトなエンジンに合わせて再設計されたというシャシーに搭載
こうして出来上がった新型セブンはエントリー・モデルと位置づけられ、2014年春からイギリス、日本、そしてヨーロッパ諸国でも販売が始まる予定
ここで気になるのは、現行セブンの「ロードスポーツ」および「スーパーライト」シリーズ各モデルの全幅は1,575mmと言う事・・・
左右のフェンダーがそれぞれ5cmずつ狭くなれば、日本では
軽自動車として登録可能に!
価格はイギリスで1万7,000ポンド(268万円)から。ヨーロッパでは税込み2万5,000ユーロ(約331万円)になると発表されているが・・・
かつて、その排気量から軽自動車として登録されたスマート・フォーツークーペの例も
トヨタ・カローラの同時期の廉価版グレードの価格が89万円~96万円で、現在の廉価版の価格137.7万円と言う事を考えると、
約1.5倍
カプチーノの販売当時の価格は145~158万円を1.5倍すると
約217~約237万円に
日本の軽自動車規格に合わせて小さくした分、価格もこの程度にしてくれたら、意外と売れるんやないっすかねぇ?(^^;
Posted at 2013/09/18 06:13:53 | |
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