2025　T33カスタム　「インテリア」研究　　Vol.4

【機能パーツ入手】
Vol.3の“欲しい機能”に列記した機能パーツを入手。
タイヤ空気圧センサーはKashimuraのKD-258を選びました。本体がコンパクトなので限られたスペースに収めやすく、ついでに電圧計の機能も有しているのが選定理由です。

つづいてQi（置くだけ充電器）。最新の急速充電性能を有しているのでストレスなく充電してくれます。熱対策も施されているのが良いです。

そのほか二又シガーソケット、USBtypeA、小型モーター（制御器つき）、ビス等。

これらをまた採寸して全体のデザインに反映していきます。
筐体裏のスペースが厳しいので、これらを飲み込めるかが肝になりそうです。

【マテリアル】
日産自慢の“上質さ”をさらに向上させるため、筐体は・・・

「木製」。

コストがかかりそうですが、ナッパレザーの上質さを損なわないように木目の美しいものに仕上げたいと考えています。

【設計完了】

概ね設計が上がりました。筐体は「木」と「アクリル」の組み合わせとなります。ほんとうはすべて「木製」でいきたかったのですが、1mm単位の精度が求められるので已む無くアクリルを選択しました。一部分にふたつの素材が摩擦によってぶつかり合う箇所があるので、強度計算と摩擦係数の配慮が必要になりそうです。モーターのトルクが足りない気もします。スムーズに動いてくれればよいのですが・・・。小さなモーターなので、“開かない”場合は別の手を考えます。

課題は耐久性。
スムーズに動くようにするには支点の距離を短く取りたいが、短いと強く力がかかるので筐体の耐久性、耐摩耗性が非力になってしまう。長い距離だとcornerにかかる力が分散されるので、モーターのトルクを減衰させてしまう・・・。

ほんとうに動くものを製作するって難しいなぁ・・・と考えさせられました。
ましてや・・・人の命を運ぶ自動車の設計なんて・・・そういう職業に就かれている方々に最大のリスペクトを贈りたい。

次は筐体のボリュームを計るため、モックアップづくり・・・。


そうしているうちにDに頼んだ部品も届くことでしょう。

※次回Vol.５，６と進んでいきますが、読んでいただいてご意見などいただけると研究の参考になるのでコメントいただけると幸いです。共同研究は締め切りました。