継続車検2013(前編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
2013年11月は、我がカブリオがやってきてから2度目の車検の年。
或る秋晴れの週末に、東京モーターショウ観覧と絡め、日頃お世話になっているショップへ出向いてきた。
前回(2年前)の車検は、納車から1年そこそこしか経っていない上に、別項でご紹介のステアリングダンパー調整や、シートレバー交換等々で度々入庫しており、逆に車検時の整備項目は無きに等しかった。
2
東京モーターショウ展示の、憧れのディーゼルモデルG350CDIと。
大きな故障もなく安定的に運用できるようになった最近2年間だが、古い車にとっては決して短い時間ではない。
通り一辺倒の点検とは別に、メカニックの指摘に拠り以下の通り生じていた不具合を解決してもらった。
3
フロントワイパー交換
ウォッシャーノズル調整(運転席側)
リヤターンシグナルランプ色抜け
エンジンタペットカバーパッキン劣化に伴うオイル漏れ
(→タペットカバーパッキン/オイルフィラーキャップ・ネックを交換)
シフトリンケージブッシュ破損
左フロントハブベアリング調整
4
これら交換部位・パーツの他に、今回特別に検討をお願いしていたのが、サスペンションのリフレッシュ。弊ブログをご覧になってお気づきの方も多かったかもしれないが、我がカブリオはサスペンションのへたりが激しく、頼みもしないのに「ローダウン」仕様になっていた。
前後フロントも均一にダウンしてくれていればまだしも、重いボディが載るリヤのほうが深く沈下しており、いかにも尻下がりの状態では格好が悪い。
5
そこでお手軽に(=要するにお安く)リフレッシュする妙案はないものかと、ショップの店長さん・メカニックさんとオーナーで知恵を出し合うことにした。
私からは思いつきで、G320ロングまたはG500の中古スプリングを調達し交換できないものか……と提案。
この提案、確かに思いつきに過ぎないのはその通りなのだが、全く裏付けが無い案でもない。
6
ゲレンデをローダウンするカスタムを施工する過程で、ノーマルのショックやコイルスプリングはほぼ新品のまま外され、使われる宛てのないまま長期放置されている場合がある。
また具体的にスペックを確認した訳ではないが、ゲレンデのショートとロング、また6発と8発(ないし12発)ではバネレート設定を変えている可能性が高い。
7
例えば以前の愛車・ML(W163)では、複雑かつ特殊な(=つまり重い)ブラケットを介してスペアタイヤを背負うモデルがラインナップされていたが、リヤのコイルスプリングはリヤサスの負荷を考慮してか違う品番が充てられており、牽引運用に供されることの多い我がMLは途中からこのスプリングを装着した。
同じ型式でもモデルによって設定の異なるコイルスプリング、しかし互換性は損なわれておらず上位モデルの中古品が少なからず存在することを知識として備えていたことが、今回の提案の根拠だった。
そしてこの稚拙な提案を、ショップさんは真剣に検討してくれた上で、しっかり実現してくれたのだ。しかも費用は、要望に非常に近い水準(法定費用より遥かに安価)に抑えていただけた。オーナーとしてはもちろん、これを実行しない手はない。
8
我がカブリオに装着されたのは、想定中で最上位の「G500ロング」のコイルスプリング。
問題なく装着できた一方で、前写真の通り車高は相当アップした(上段:施工後/下段:施工前)。実際にアップしたのは、静止状態で拳骨を横に一個分くらいだろうか。しかし感覚的にはもっと上がった印象で、交換作業の詳細を知らない家族が乗車した際「高くなった?」と訊いてきた程なので、この感覚は間違いなかろう。(以下、後編に続く)
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