300GD travels around the world. (vol.1)
投稿日 : 2012年07月18日
1
このコンテンツでは我が愛車・G320カブリオではなく、遥か大先輩である300GD(W460)をご紹介する。
300GDは、その名称の「D」が示す通りディーゼルエンジン搭載のモデル。日本でも正規販売され、フェンダーを省略し5ナンバー登録となっていた。
しかしここで紹介する300GDは、そんじゃそこらの300GDではない。
2
世界200ヶ国・地域、80万キロを走破したドイツ人旅行家Gunther.W.Holtorf氏の愛車。
Hortorf氏は、東京・六本木にあるメルセデス・ベンツのブランド発信施設「メルセデス・ベンツ・コネクション」の開設1周年を記念して、東京ミッドタウン内の芝生広場を中心に展開されたイヴェント「メルセデス・ベンツ・エクスペリエンス」のゲストとして招かれており、トークショーに参加されていたほか、愛車は連日「~コネクション」のガレージに展示されていた。
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リヤから。
この車輌は、日本正規販売モデルでは5ナンバー枠に収めるため省略されたフェンダーを装備するが、ステップは付いていない。
給油口が後妻面に露出している点を除けば、どこかで見たような(笑)スタイルである。
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野営道具満載のカーゴルーム内。
ここまで積んでしまうと、どうせバックミラーは機能しないのだからと割り切って、リヤハッチのガラス部分にもカーテン兼用の小物入れをぶら下げている。
キッチンにおける有効スペース活用のようで、なかなかお洒落だ。
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遠くに見えるお背中は、来館者と歓談されるHortorf氏。
オリジナルではリヤハッチにボルト止めされるスペアタイヤは外され、ルーフキャリアに2本積まれている。
確かに補給の当てがない地域を、サポート隊の援助もなく走破するに際しては、スペアタイヤ1本では不安だろう。
6
リヤハッチを閉じたところ。
スペアタイヤを外してドレスアップするオーナーは多いが、この車輌の放つオーラには太刀打ちできまい。
フォグランプが独立してリヤ向かって左側につくスタイルも、どこかで見たような(笑)。
その「どこかで見たような」車輌と異なるのはナンバープレート。
ヨーロッパタイプのスワンネック・ヒッチを装備しているものの、投影面積が小さいのと、バンパー下から回り込むように伸びているのとで、ナンバープレートはセンターに位置している。
またアルミホイールは、日本で正規販売されたW463の300GEと同じデザイン・サイズ(15インチ)のものを履いている。
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左側面に装着されたスコップ。
車体が泥や雪に埋もれた時こそ必要な装備なのだから、やはりこの位置がベストだろうか。
少なくとも、誰かさんのようにリヤのフレーム下に置くべきではない(苦笑)。
何回この300GDを救ったのだろうか。
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スコップの配置、荷物の積み方……参考にしたいデティールである。
現在はカブリオに乗っているのでルーフキャリアは装着できないが、保有する軽トレーラーで遠出する機会があったら、真似事ぐらいはできるだろうか。
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