300GD travels around the world. (vol.2)
投稿日 : 2012年07月19日
1
vol.1とは別の日に撮影した、300GDの全景。
後述するが夜間は別の場所に留め置かれており、「メルセデス・ベンツ・エクスペリエンス」期間中は、毎日お昼前にこのスペースへ「出勤」していたようだ。
自由な旅人のパートナーにとっては、いろいろな意味で窮屈を強いてしまったのかもしれない。
2
失礼ながら、コックピットを覗かせていただいた。
シートの傷みは隠しようもないが、W460の特徴であるチェック柄の内装は、陽に灼けて色褪せることも野営道具に当たって切り裂かれることもなく、しっかりと残っている。
3
80万キロオーバーの証拠。
距離メーターは5桁(99,999㎞)までしか表示できないので、数字を付け加えている。
製造時点からメーターを替えていないとすれば、実に9巡目。万の桁の数字も、ここまで働かされるとは思わなかっただろう。
4
世界200ヶ国・地域の中には、かの「将軍様」の国も含まれる。
基本的に個人旅行を受け入れない国に、愛車まで持ち込んで旅をしようとするなれば、相当タフな交渉をしなければなるまい。
生命や愛車没収の危機だけでなく、訪問そのものがプロパガンダに利用され兼ねない状況を如何に排除し、円滑・安全に旅する保証を得るのは、正に外交交渉のレヴェルである。
5
東京ミッドタウン内の超高級ホテル「ザ「・リッツ・カールトン東京」の車寄せにて。
「メルセデス・ベンツ・エクスペリエンス」に招かれている間、Holtorf氏はこちらに投宿されていたようだ。
Holtorf氏のパートナー・300GDの宿も、高級車が屯するホテルの正面。
6
メルセデスが縦列する、良い光景。
300GDの直後にCL(2代目・C215)、その後ろにはCクラス(3代目後期・W204)。
300GDが生産された頃、まだCLクラスは存在せず(後にSクラスクーペから派生)、Cクラスは直系のご先祖様である190が大ヒットしていた。
7
芝生広場に至るデッキから。
満天の星空を眺めながら、あるいは吹きすさぶ砂嵐に巻かれ、またある時は猛烈なスコールに晒されて過ごす夜の方が多かったろう。
そんな300GDに、東京の夜景はどう映ったのだろうか。
東京の朝は、心地よかっただろうか。
8
ポジションを変え、カメラを引いてみれば、手前にもメルセデス。
赤いCクラスワゴン(3代目前期・S204)と、黒のEクラスワゴン(3代目・S211)。
ここは本当に日本だろうか(笑)。
再び300GDが生まれた頃を思い返すなら、当時商用車の印象が強かったステーションワゴンのメルセデスが、こんなに普及するとは予想だにしなかった。
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