鶴ヶ島市運動公園
太田ヶ谷沼を中心に広がる複合施設
2011年07月12日
鶴ヶ島の旧市街(R407号沿い)と、新しく開けたかわつる団地(東武東上線鶴ヶ島駅からバス乗車)の間には、昔ながらの農村風景が残っています。
その中に、台地の縁から湧き出す水を灌漑用水として溜めた池「太田ヶ谷沼」があります。
以前からヘラブナ釣りの名所として知られていましたが、それ以外に特段特徴はなく、公園としての整備状況もいまひとつでした。
2004年に開催された埼玉国体「彩の国まごころ大会」を機に、前年の2003年に運動公園として整備され、国体ではソフトボールの会場となりました。
ナイター照明も完備した立派なメイングラウンドのほか、サブグラウンド1面・多目的グラウンド2面が設置されています。
旧来からある太田ヶ谷沼も、岸辺が整備されたほか、沼の水面に張り出したウッドデッキ歩道も造られました。周辺の景色が変わっても、ひもすがら釣人が糸を垂れる様子は以前と変わりありません。
太田ヶ谷沼は、騒ぐと釣りの邪魔になりますし、それなりに水深もあって危険ですから子どもの水遊びには不適。子ども連れには、園内駐車場から程近い場所にある「親水公園」か、太田ヶ谷沼の奥にある「自然観察の森」をお奨めします。
「自然観察の森」には、もともと生えていた木々を活かして武蔵野の雑木林を再現した木陰の中を、太田ヶ谷沼につながる水路の水を木炭などで浄化したせせらぎが流れています。真夏でもここだけは暑さを忘れる別世界です。
せせらぎには、種類は判りませんが魚や川えび、ザリガニが遊び、木陰の下ですから日射病の心配をせず安心して水遊びが楽しめます。
住所: 埼玉県鶴ヶ島市大字太田ヶ谷201-8
電話 : 049-279-1177
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