春日山城②

春日山①からの続きです。

左回りで行くと最初に訪れるのが､
上杉家有力武将､柿崎家屋敷跡です。

この上､三の丸・二の丸・本丸は
上杉家中心の守りです。

屈強な家臣が多い中､左側最終の
砦となる武将ですね。

最終と言っても春日山の外には､
さらに屈強な宇佐美氏などが構えています。
ここまで来るには､至難の業です。

三の丸・二の丸に向かいます。

とにかく､こんな道ばかりです。当時の人達が
如何に屈強だったか､身を以て体験できます。

二の丸の守りは､誰かわからず､特に何も
無いので割愛させてもらいます。

三の丸に向かいます。

三の丸の守りは､悲劇の武将・上杉景虎です。
北条家七男で謙信公の姉の娘婿です。

景勝との家督相続に敗れて､北条に逃亡。
何故か越後に戻り､命を落としてます。

よほど､上杉家・謙信公を愛していたのか？
ロマンですね。

なんと言っても！美男だったと伝わります！

本丸の左を守る､上杉景勝屋敷跡です。
さすがに配置が高いですね。

謙信公という偉大な父を持ち､上杉家の
舵取りに苦労した武将です。

越後・会津・米沢に移り､治世にも
苦労したと思います。

とても真似できません。偉大な方です。

本丸です。天守閣などは当時もありません。
あくまで指揮所の陣だけだと思います。

本丸左は景勝・柿崎で守られてますが
右は､直江だけで手薄な感じがします。

右に､守りとして入れそうな土地がありますが
何故か､お花畑になってます。

本当は､景虎が入るべきでは・・・
いろいろ考えが巡ります。

有名な毘沙門堂です。復元ですね。
謙信公が戦勝祈願した堂です。

中に毘沙門天らしき銅像が祀られていますが
畏れ多く､写真など撮れませんでした。

私もいろいろ祈願しました。

右の守り最後の砦が直江家屋敷跡です。
大河ドラマで直江兼続が有名ですね。

景勝の右手となり上杉家の将来に
奔走した苦労人だと言われます。

悪い話も聞きますが､戦国時代に
100％善行した武将いるの？

学ぶべき所が多い人と思います。
家臣なのに秀吉から国を授けられた
武将でもあります。

最後に城の入口付近の移住区でもある
お屋敷跡です。なんにもありません。

これで春日山城は終わりです。山と聞くと
奥深い山岳に思えますが､この地は海と山が
近いので山岳といった感じではありません。

アクセスも良く､高速ICも近いです。コンビニや
駅も近いので城巡りには､いいと思います。

駐車場は無料。売店・トイレは謙信公銅像前が
最後で､城内にありません。注意してください。

次回､春日山城③で林泉寺を紹介します。
それで最後です。

後日まで､お待ちを。