
引っ越しだのなんだので忙しすぎた数ヶ月。
なんとか毎日にも慣れてきたので、
気分転換に家族旅行に出かけてきました。
気持ち的に気軽に行ける石川県を選びました。
いつもの如く、早寝早起きして、まだまだ暗い時間に
出発して能登半島方面へ向かいます。
はじめてのM3長距離ドライブです。

まずは七尾に向かいます。七尾から戻りながらのんびり過ごす旅です。
休みとあって朝でもとてもクルマが多いのでのんびり走りました。

このような施設に到着。まだ昭和を楽しむほど過去とは思いませんが、
それでももう平成になってもうすぐ30年にもなるのですから早いものです。

開館数分前に着いたので、M3の撮影。機能美が溢れ出ててカッコ良いです。

サイドのデザインも綺麗なラインです。お気に入りポイント。

さて、中に入るとミゼットがありました。ドア、前側が開くのですね。
ロールスロイスのコーチドアを思い出しました。エレガント。

真ん中に掲げてあるナショナルのロゴがピニンファリーナ的です。
昭和の方が色々自由でデザインは面白い気がします。
ちなみに子供はこれがテレビ?!何コレ〜?!ってなってました。。

私の小さい頃も、まだこんな雰囲気がありました。
そう考えると随分と変わりましたね。食卓カバーも使ってました。

こういった看板も手描きで、手仕事のすばらしさを感じます。
映画の看板なども手描きでしたもんね。デジタル化もいいですが、
アナログが失われた現実は惜しいような気がします。

キャッチコピー、、嬉しそうなところに、平和な心を感じます。
これくらいゆるさのある世の中だと良いのになぁと感じます。

ブリキのおもちゃも沢山展示してありました。懐かしい。
私も小さい頃にブリキのクルマのおもちゃがお気に入りでした。

キャデラックですかね。キャデラックはこれまで買おうとは
思ったことはないですが、ちょっと気になるアメ車です。
アメ車のワイルド感はちょっと良いなと思います。

マジンガーZ。って何も詳しくないですけど。奥にボンバーマンが。

こういったカラーリングもカッコ良いですよね。
N-BOXとかで限定車にしたら売れそうな気がします。

そんな具合で次の場所に向かいます。
ブリスターフェンダーがステキです。

羽咋に着きました。
とりあえず写真も撮っておきます。

宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋 です。
写真はマーキュリー・レッドストーン・ロケット。実物です。

こちらは宇宙関係の展示や月面探査機やスペースシャトルのマニュアルまで
実物のものも多く、NASAが関わっている貴重なものを沢山展示しています。

見応えがあります。ありすぎです。
思っていたより随分すごい博物館です。

ヴォストーク帰還用宇宙カプセル、、。本当に宇宙から帰還した実物。
ガガーリンの「地球は青かった」が少しだけ身近に感じます。

月面着陸した時計のレプリカ?
BIGなサイズでありました。

あと、プラネタリウムで宇宙や空をテーマとした映像を上映しているのですが、
それが凄く良かったです。行ったら絶対に見た方が良いと思います。
ドリーム・トゥ・フライの方しか見られなかったのですが個人的には感動しました。

次の目的地に向かいながら昼食処を探したら目的地近くにお寿司屋がありました。
お値段も高すぎず、とてもおいしいお寿司で大満足でした。

食事のあとはすぐ近くの、からくり記念館に行きました。
ここでは日本の玩具という文化の中から高い技術力の原点に触れることができます。

茶運び人形の仕組みなども面白く勉強になりました。
段返り人形もメカニズムを詳しく解説してくださり面白かったです。
繊細なものづくりの奥深さに日本の伝統と手仕事力を感じます。

有名な「角出しガブ」もありました。
三味線の線がレバーにつながっており、レバーを引くと

、、、、、。(笑)
この日はこれにて見学を終了し宿に向かいました。

宿では夜に「一向一揆太鼓」をやっていました。
太鼓と少しの動きで魅せる力は凄かったです。
心に刻むような響きが凄く良かったです。これももう一回見たい!

二日目は子供が楽しめるように、色んな体験ができる伝統工芸村ゆのくにの森へ。
和紙を漉いてうちわを作ったり、絵付けをしたり、大人も子供も楽しめるところでした。
小学生高学年までのお子様連れにはおすすめです。

続いては尾小屋鉱山資料館に行きました。
昔の坑道を利用した見学通路があり採掘当時の様子を見学できます。

普通に普段見ることのできない凄いところです。
夏でも中はひんやりしています。

当時のままの部分もあり、作られたセットとは違う、
本物の空気感を感じることができます。

意外とマイナーな施設のようですが、もっとメジャーになっても
良いのにと思うくらい、立派な見学ロードでした。

この日はこれで旅館へ。
べにやは二度目の宿泊です。

写真を撮り忘れたので前回の写真ですが、
庭も綺麗で料理もおいしい旅館で、ゆっくり過ごしました。

最終日はまたもやB級スポットと言われる、
大師山清大寺・越前大仏を見に行きました。

現在は廃墟寸前と言われています。
この町並みも参道として作られたようです。

ここは相互タクシーの創設者が地元活性化のために
個人資産で建てた参道・南大門・金堂・五重塔・大仏などを見学できます。
ちなみに全部で380億円だそうです。

いやいや、本気の寺よりかなりデカイし、、、。
両サイドに回廊まであるし、、、。金堂も大きすぎます。。

でっっかっい。。創業者のスケールを感じます。
大成功を収めた方のやることは桁違いですね。

大仏さんは座像で17m、台座を含めると28mで奈良の大仏さんより大きいようです。
こちらもマイナースポットなのか、お盆休みだというのに観光客はパラパラ程度でした。

お次は福井県まで戻り、越前がにミュージアムに。
通風気味なのでプリン体の多いカニは天敵です。。

最後に越前市サマーフェスティバルに立ち寄り超混雑の中、花火を鑑賞。
子供が喜んでくれたので良かったです。

花火が終わって21:30、約200kmの道のりをM3で帰ります。
めいいっぱい動き回ったお盆休みでした。

あれ、のんびりのつもりが、全然のんびりしてなかったし。。。
でも気分転換にはなった楽しい数日でした。