日頃乗らないエルフパネルバンに乗ってみる
投稿日 : 2009年12月29日
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今回友人が引越しをするに辺り、サンバーでは荷物が殆ど載らないことを考慮し、レンタカーを借りることに。
当初は2tの幌車をお願いしていたんですが、やって来たのはパネルバン。
何でも今レンタカーのラインアップに幌車は無いんだとか…。
さて、今回1日相棒として活躍してくれるのは、先代いすゞエルフ(ELF-KR)。
丁度この形式より6都市でのディーゼル規制対応になったんですけど、外観も以前借りたセルフローダーのアトラス(中身はエルフ)よりグリルやヘッドライトガーニッシュが変更になり、若干凛々しくなっていると思います。
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ルートバン(いすゞではEカーゴと言っている)だけに、荷台はアルミパネルで覆われており、普通の平ボディに比べると当たり前ですが見切りが良くありません。
最初は真後ろが全く見えなかったことに恐怖を感じたんですけど、少し斜めに進入しながらバックすると言うコツを掴んだら何とか乗りこなせる様になりました。
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幅自体は4ナンバー枠に押さえられているんですが…、高さはかなり高くなっており、頭が当たらないかドキドキしながら走らせる場面も…。
キャブ自体もハイキャブ仕様となっており、通常のエルフに比べフロントガラス面積が大きくなっていますので、高いドラポジと相まって開放感は抜群!
ただ…、これに油断していて駐車場のゲートを抜ける際、料金所にある雨よけのひさしに荷台が当たって少し間誤付く失敗もやらかしてしまいましたが…(汗)。
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キャビン内は標準仕様なので必要最低限の装備しかありませんが、最近のトラックは標準でも装備は十分で、パワーウインドゥやエアバッグ、AM/FM2スピーカーラジオが付いております。
残念ながらこのクルマは左スピーカーが死んでいましたが…。
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ドラポジは典型的なトラックスタイル。
ステアリングも完全に寝ている状態ですけど、パワステなので全く苦にせず狭い道に入ることが出来ます。
先ほど書いた様に高い着座位置なので開放感は抜群で、意外とコシのあるシートややや柔らかめのサスにより、昔あった硬くて乗り心地の悪いイメージは払拭されます。
ただ…、スムーサーEを採用しているこのシフト、5速しかないのも残念ですが、シフトフィールはクラッチレス走行に対応しているため、少し入りが良くない(やや固め)んですよね。
途中クラッチレス走行もやりましたけど、如何してもクラッチを切る癖が付いちゃっているので直ぐに止めてしまいました…。
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これは右側にあるスイッチ軍。
先程書いたクラッチレスのスイッチやフォグランプ・室内灯のスイッチに、ヒルアシストキャンセラーやアイドルストップスイッチと、普通車ではお目にかかれないスイッチばかりですね。
一応これ全てを使ってみましたが、アイドルストップは単純にエンジンをかけたままドアを開けるとエンジンが勝手に切れるだけで、再始動はセルで行わないといけないもの。
なのでクラッチレスと同じく、即刻使うのを止めました…。
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このクルマに乗っていて少し違和感を感じていたんですけど、画像の様にルームミラーが付いていないんですよね。
これ、後ろにはアルミパネルが存在しているため、ルームミラーで見えるのが銀色のパネルのみなので撤去したんでしょうね。
これのお陰もあって、開放感は…(以下略)。
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このクルマよりPM・NOx法に対応しているため、エンジンが変わっているんですね。
この方より採用された4HL1・4.8Lコモンレールディーゼルは140ps/33.9kg・mを発揮して割とキビキビ走ってくれます。
燃費はあくまでも目安(満タンだったか不明)で、297キロ走行し31.4L消費したので、約9.5㌔/Lでした。
空気抵抗の塊でもあるこのトラックにしては良かったのではないかと思いますね。
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