ホイール振れ取り作業 @ クロスバイク FX3

FX3
タイヤ交換後からホイールが振れてきました

シューに干渉してシュルシュル音が鳴るほど横振れが大きくなったので修正に挑戦してみます

タイヤ外してショップに持ち込むのが面倒くさいってのが大きな理由だったりします






ニップル回し

PWT 3ヶセット(3.2 3.3 3.5mm)
パークツール(3.4mm)

初めはタイラップ巻いてフレームにセットしたまま横振れだけ取ろうと考えてました
しかしこれでは正確に取りきるのは無理です






どうせならキチンとやってみたい
評判の良さそうなPWTで一式ポチり






これで引き返せません！

ストレートのマグネットベーススタンドとダイヤルゲージも購入
スポーク触るのはバイク含めて初めてです






Fホイールは元からセンターが1mmほどズレてました

やってみたところなんと！
±0.1mmに収まりました

ただ失敗もあってセンター合わすのにリムの移動方向を間違えました

逆に2mmもズレてしまい（滝汗
ニップルを余分に回す事になりスポークテンションが上限値近くまで張ってしまいました

Rホイールは±0.3mm

リムの接合部分でガタンと段差
縦振れもこの部分だけ突出

ギリギリまで調整したかったのですが
元々のリム精度にもよる事がわかりました


まだ1回目ですが備忘録として作業手順

・センターゲージで測定　
センターがズレている場合に振れ取りの方向性を知っておく為

・縦振れ　
センターの移動させたい方向を意識しつつ作業

・横振れ
振れの方向を左右どちらに取るか悩むことになります
同じくセンターの移動させたい方向を意識して作業

・センター出し
縦・横振れ取れたら再度ゲージで測定
移動させたい方向の全ニップルを均一に回す

・スポークテンションメーター
作業毎に気になったら測定
センター出しまで行ったらバラツキも少なくなってました






失敗その2

タイヤ剥がすのに簡単タイヤ着脱レバー使ったらリムテープ引っ掛けてしまった
換えたばかりなのに・・・






ホムセン行ってリムテープ入手

ロックタイト 222
作業後全ニップルに塗布しておきました






ついでに測定
Fホイール






Rホイール

クイック無しリムテープ付きの重量
何時かは手組みでもしてみたいですね






シューの隙間
これだけ狭くしても干渉しません

振れ取り完了！






Fホイールのスポークが張りぎみなので振動の影響とか心配しましたが問題ありませんでした
むしろ感度が上がって路面状況が掴みやすくなりました

以前は登り坂でペダルに合わせギュイギュイとタイヤが潰れる音が聴こえてましたがこれはリムの変形だったようです
よほどスポークが緩んでいたのでしょうか

踏んでも音もなくグイングイン登ります
全体的にタイヤのエアー圧が高くなった印象です

あとブレーキタッチが素晴らしく良くなりました！
導入コストは掛かりましたがやってよかったです