ハコ点のランマのブログ一覧

先日購入したハブボルト修正器

タイヤ交換用具として保管ついで
ちょっと作業場をガサッてみました






なんか工具箱が3箱
出てきました！






2箱については
プレートあり






BTC
萬歳自動車株式会社

まんざい？
調べてみると株式会社バンザイ

自動車整備機器や工具の会社みたいです
すっごい老舗ですね






全金属製の箱なうえ
ロックも金属です

沿革によると
萬歳自動車株式会社の商号から

1946年(昭和21年)から1975年(昭和50年)
の間の製品の模様

スゲー！
最終の75年でも小生5歳児ですよ






開けてみました
中身！

プーラーとタップダイスセット






一部欠品あり

しかし時代でしょうか
M12の1.25はありません

あとネジの呼びがちょっと違いますね






残念ながらダイスのハンドルがありません






箱に入っていたお陰か？
錆びダメージ少なく状態が凄くイイです

M12XP1.5ありました

過去シエンタのボルトもげた事があったのですが
よく探せばよかった






こちらはギヤプーラー？
パーツも揃っている感じ






本体はKOTO
なんか聞いた事あります

ただ使い方が全く判りません
デフの分解でしょうか






もう一箱






ロックが見当たらず！？






針金をスライドして開けます
わざわざ丁番を加工してあります






おお！
ソケットセットですね！！






こちらも全金属製の箱
隅は折り曲げただけです

既成のロック部品も使ってないですし
プラも無い時代な雰囲気ですね






1個だけセット品でない物
差込1/2が入ってました

精度は・・・






メーカー不明
穴はたぶん差込ボールジョイントの加工用






何故か六角レンチが2本






ソケット用らしくボールになってます






刻印はこれだけ
捻じれ具合からモンキーか何かで掴んでグイッと回す感じ






ソケットの差込は六角
先の六角レンチを差し込んで使うみたい

スクエア規格が浸透する前の物でしょうか
初めて見ました！

たぶんラチェットハンドルも無い時代でしょうね
とんでもなく使い難そう






欠品もなく揃ってるのかな
肉厚でデカイ






なんか奥のほうに加工バリがそのまま残ってます






六角レンチを差し込んで貫通しないようにですね
なるほど！

ただ加工方法が随分とアナログ
職人が手作業で機械送って加工している様子がひしひしと感じます






これも時代の割りにはキレイ
使ってみたい気もしますがインチサイズ

大昔は国産車もインチ時代があったのかも知れません
もしくは輸入車しかない時代？

なぜこんな物が・・・
曾祖父の頃一時的に自動車整備工場を開いていた時期があったと聞かされてました

リフトもなくてフィルターやオイル交換程度の
今でいうDIY消耗品交換レベルですが

そういえば子供の頃
プラグ手に取っては手投げ弾ゴッコしてぶん投げてたのを思い出しました！

この工具たちは家宝として大切に取っておく事にしよう