クーリングファン・ファンモーター交換

２０系クラウンの持病？でもあるクーリングファンモーターが死にかけで、この暑い猛暑の中、エアコンＯＮにしても走行して風が当たらないと熱風しか出ない状況になってしまいました💦

ファンモーター２機共、瀕死状態になってしまった為、走行距離の少ない２０系後期型の良品中古を購入して、クーリングファンシュラウドをＡＳＳＹ交換しようとしたら…………。

配送中に大事なシュラウドの下部部分の爪が破損して到着してしまったので、全て部品をバラシて組み替えることにしました。

まずは、エンジンルームのカバーを全て外し、エアクリーナーＢＯＸも外します。

次にラジエターのアッパーホースとサブタンクに繋がっているホースを全部外して、シュラウド部分に付いている配線・コネクター類を外し、シュラウドの上部分の爪３つを外します。

下側はＴ字の台座に乗っているだけなので、上からシュラウドを抜こうとすれば簡単に上部へ抜けます。

ファンシュラウドＡＳＳＹを抜いた状況です。

この状態になることは滅多に無いので、普段清掃出来ない部分のゴミをエアーで全てキレイに除去しました。

実車から取り外したファンシュラウドＡＳＳＹです。
１３万ｋｍ以上走っている部品だけあって、今回購入したファンシュラウドＡＳＳＹと比較すると各部分に汚れや見た目での劣化が確認出来ます💦

実車から外したシュラウド＆サブタンクをドナーにして、他の部分を全て入れ替えます。

全ての部品を外し入れ替え終わった後のガラです。

本来であれば、購入した程度の良い２０系後期型のファンシュラウドＡＳＳＹをそのまま入れ替えたかったのですが……(T_T)

こうやって見ると、年式相応の汚れや劣化は当然ありますよね💦

こちらが、実車から外したシュラウドを元にクーリングファン２枚・クーリングファンコンピューター・クーリングファンモーター２機を入れ替えて組み立てたＡＳＳＹになります。


２０系前期用と２０系後期用の部品を入れ替えるにあたり、ファンモーター２機とクーリングファン２枚は部品番号に違いは無かったのですが、クーリングファンコンピューターには部品番号に違いがありました。

２０系前期用クーリングファンコンピューター
８９２５７－３００５０
２０系後期用クーリングファンコンピューター
８９２５７－３００６０

組み立てたシュラウドＡＳＳＹを取り外した逆に手順で組み立てて、最後に念の為クーラントのエア抜きを行って作業終了です。

本来であれば、同時施工でウォーターポンプの交換や新品ラジエターへの交換も同時に行いたかったのですが、イレギュラーでクーリングファンモーターが逝かれたので、敢え無く今回の作業メニューになりました。

作業後はエアコンＯＮと同時にクーリングファン２機が稼働して、冷え冷えの車内が復活しました(*^^)v


クラウンという車なので、当たり前っちゃ当たり前ですよねwww

交換実施日　２０２２年７月２４日
交換距離　　１３７，０６５ｋｍ

各部品ドナー車両詳細
２０１１年１月登録車両
ＧＲＳ２００アスリート　アニバーサリーエディション
走行距離　　５２，１６１ｋｍ走行車両