アイドリングでエアコンから冷風が出ない症状の改善

ある暑い日エアコンオンでアイドリングしていたら冷風が出てこないことに気付きました。コンプレッサーが動いてないようです。しかし走るとコンプレッサーが動き、冷風が出てきます。

オートエアコンだから温度調整でコンプレッサーが止まっているのかとも思ったけれど、友人から暑いのに冷風出ないのはおかしいと思うよ、と言われ確かにそうだと思いました。

走るとコンプレッサーが動いて冷風が出るということはコンプレッサー自体は問題がないのでは、と考えてみんカラの整備手帳やGoogleで調べました。

そうしたら全く同じ症状が出ている人が何人かいるようで、コンプレッサーのマグネットクラッチの摩耗のためうまくクラッチが繋がらなくてコンプレッサーが回らなくなるのが原因とのこと。対策はマグネットクラッチ内の2枚あるシムの薄いほうを外すだけでOKだそうです。それにしても疑問なのは走ると冷風が出るのはVベルトの回転があがることでテンションがうまくかかりクラッチが繋がるから？？

クラッチの前面カバーを外します。

カバーを外す専用工具を持ってないのでウォーターポンププライヤーで代用します。

プライヤーでカバーを押さえながら、真ん中の10mmボルトを外します。

カバーが外れました。

カバーが外れたクラッチ内部

外したカバーと2枚のシムと10mmボルト

写真では分かりにくいですが、奥が厚いシムで手前が薄いシムです。

厚いシム1枚だけを入れてカバーを付けて元に戻します。

さっそく試運転！
しばらくアイドリングさせていてもコンプレッサーが動き冷風が出てきました。
たぶんこれで大丈夫でしょう笑

来年の暑い時期にアイドリングでも車内が充分冷えれば最終的に修理完了と判断出来ますね！