運悪く燃費の悪いストに乗っておられる方への燃費改善処方箋
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知り合いから普段使いの燃費が悪すぎるストにお乗りの方がおられ悩んでいるとの話を伺いました。こんな看板を掲げている私としても何か燃費改善のヒントを提供できないかと思い、このページを作りました。質問、ご相談のある方は遠慮なくお問い合わせください。
燃費が悪化する要因としては大まかに以下の可能性があります。
①クルマに不調がある場合。
*エンジンに不良がある場合
*足回りなどに不調があり走行抵抗が大きい場合
②運転方法に問題のある場合
工業製品である以上、残念ながら調子が良くない個体というものも存在します。その場合は適切な修理を行わないと燃費が良くなることはありません。まずは、なぜ燃費が良くないのが、不具合によるものなのか運転方法の問題なのかを見極める必要があります。そこで燃費テストです。
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燃費テスト
車の調子がどうかを見極めるのに有効な方法です。できるだけSTOP&GOの少ない道とセルフのガソリンスタンドを利用して、100km程度できるだけ60~80km/h程度の一定速度で走り、燃費を評価してみます。正常なストなら、ほとんど渋滞していなければ18~20km/L、渋滞に遭遇した場合でも15km/Lくらいになるはずです。
この程度の燃費にならなかった場合-----3へ
この程度の燃費になった場合-----------4へ
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燃費テストで問題がある場合
エンジンの不調か、走行抵抗の過大などが原因として考えられます。この場合は基本的にディーラで相談してください。走行抵抗過大の要因としては、アライメントの狂い、ブレーキの引きずり等が考えられます。アライメントの中でもトーの影響が大きいのですが、これはある程度自分でも確認できます。タイヤ前後の溝の距離を確認してみてください。正常であれば前の幅は後ろより5mm程度狭いはずです。これが大きく狂っていると走行抵抗となり燃費の悪化、ハンドリングの悪化を招きます。測定方法は以下を参考にして下さい。
http://www.autov.net/ClubCarDetail.asp?Mode=3&UserCarID=11896&UserCarNoteID=919
あと、タイヤ&ホイールを交換している場合は同様に燃費が悪化する可能性が高いです。ストの純正タイヤは、かなりコストのかかったグリップと低転がり抵抗を実現したタイヤですので、、、、、、場合によっては、せめて各社の出している“エコタイヤ”に替えることも必要かもしれません。燃費を気にするなら無闇なインチアップも控えるべきでしょう。
http://www.honda.co.jp/STREAM/network/detail/vol6/03.html
後、エンジンの不調については、バルブクリアランスの不良というのもあります。燃費にとっては狭すぎというのが問題となります(バルブクリアランスが狭すぎると圧縮漏れを起こし燃費は悪化します)。アイドリング時のタペット音がうるさすぎると言うのも問題ですが、静か過ぎるのも燃費とパワーについて問題があります。バルブクリアランス調整は1万円前後でディーラでやってもらえます。その際にクリアランスを調整公差の広い目にしてもらえると状況が良くなる可能性があります。
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燃費テストで問題のない場合
これは運転の仕方、運用の仕方の問題になりますので、乗り方の工夫で燃費が良くなる可能性が高いです。
運用が問題の場合
短距離の通勤などに使っていませんか? とくにK20Aは2.4Lにまで対応する大型エンジンです。その分暖機に使う燃料も半端ではありません。いままでのスト仲間の調査によると暖機するだけで200ccのガソリンを消費します。エンジンをかけてすぐ走り出したとしても暖機完了までは濃い目の燃料を吹くのでこの200ccの暖機燃料というのはほとんど変わりません。“ちょっとそこまで”にストを使うととんでもなく燃費は悪化しますので注意してください。
運転の仕方が問題の場合
よく燃費を気にする方の中に、“エンジンの回転数をXXXrpm以下に抑えておとなしく走る、、、、、”というのを見かけます。まったくの的外れというわけではありませんが、あまりそれにばかり気をとられても良い結果は得られません。むしろ注意すべきは減速をどのようにするかです。ちょっと馴れが必要ですが、ストはかなり徹底的に燃料カット+発電制御が入るので、緊急時以外エンジンブレーキだけで車間調整することができます。大げさに言うとフットブレーキを使うのは、停止位置の調整と緊急回避するためだけというのもできない話ではありません。“前方の信号が赤なのに直前までアクセルを踏みっぱなして、ブレーキで停止する。”なんてことしてると燃費は劣悪になります。“エンジンブレーキのみで、停止線にちょうど止まってやる”それくらいの気持ちで、運転してみてください。見違えて燃費は良くなります。
町乗りなど、GO&STOPが多い運用をされている場合には、少し固めのオイルにすることをお奨めします。少なくともLEOクラスの5W-20のオイルは、確かにフリクションは少ないのですが、圧縮漏れも多いためアクセルを踏んだ状態で使う町乗りの燃費は悪くなります。実際、5W-30のカストロールマグナテックに替えたことで1割弱燃費は改善しました。
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