カルソニックとBPが完成したらタイヤホイールの話をしようと思っていましたが、もうちょっとかかりそうなので、ここでその話をします。
まず写真。左からタミヤのSSR、フジミのBBS、ハセガワSSR、BBS、レイズです。フジミのはBBSと言うより昭和末期に流行ったSSRリバースメッシュっぽいが(笑)。
太さや大きさが各社まちまちという感じですが、ハセガワの物が完璧という感じです。何処のキットを作ってもGr.Aスカイラインの雰囲気にならないのは、タイヤの為だったのです。ハセガワがこれを出してくれたおかげで満足のいくものが出来たと思います。タミヤはホイールは良いのですがタイヤが少し小さかったのです。
Gr.Aは排気量で最低重量やホイールの幅が定められていいました。BNR32はフォードシェラ500に勝つために600馬力を想定していて、それで2568ccと言う排気量が決定されています。ターボ換算1.7倍して4500ccのクラス。そしてその馬力をどう路面に伝えるかということでアテーサETSが採用されました。ホイールは10Jまでで、さらにグリップを稼ぐとしたら外径を大きくするしか無かったのです。1990年デビュー当初はホイールは18インチでタイヤの直径は680mmでした。因みにノーマルのタイヤの直径は630mm、Vspecの直径が645mmでした。タイヤメーカーの戦いが激しくなり最終的に700mmとなっています。BNR32Gr.Aのタイヤがかつてのシャコタン車のようにフェンダーに入り込んでいるのにそんなに車高が低くないのはその為です。
少し脱線しましたが、実車のタイヤの幅は265mmなので1/24で11mm、直径は680mmとして1/24で28.3mmとなります。模型のタイヤの幅はタミヤ、フジミ、ハセガワの順に13mm、12mm、11mm、直径は26.5mm、24mm、28mmでした。ホイールはタミヤとハセガワは18インチ相当、フジミは16インチ相当でした。したがってハセガワのタイヤホイールが正解なわけです。
写真はこれから履かせるタイヤホイールです。
1:STPタイサン、ユニシアジェックス、マカオなどのSSRホイール
2:カルソニックインパルRS、HKSレイズのホイール
3:共石、スパ優勝車などのレイズホイール(2とは白の塗り分け線が違う)
4:BP、アクシアなどのBBSホイール
5:FETのBBSホイール
5はタミヤのアクシアのホイールのディスク部分をハセガワのSSRホイールのリム部分とドッキングさせて作りました。BBSのBP、アクシア、FETは練習とか予選とか含めると4と5のどちらも履いていたと思われます。また、模型には無いのですがレイズの5本スポークでコンケイブタイプもあり、共石もHKSもそれを時々履いていました。
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Posted at
2024/05/13 00:15:46