エブリィ～流の流し撮り

今回はエブリィ～流の流し撮り講座です。

初めに断っておきますが、いままで誰かに教わったこともなく自己流でやってきているので参考になる部分、参考にならない部分があると思います。

あくまでも一つの例として読んでいただければと思います。



【普段使用している機材の紹介】

カメラ:EOS50D

APS-Cのボディなので焦点距離は約1.6倍相当で撮れます。





レンズ:EF200mmF2.8L

単焦点レンズです。ズームはしません。
筑波サーキットぐらいの規模であれば70-200mmぐらいのズームレンズが欲しいです。
茂原サーキットだと近すぎて撮りにくいです。
富士スピードウェイだと200mmだと不足。400mmくらいまでズームできるレンズが良いです。





フィルター:kenko pro ND8

シャッタースピードを遅くするとどうしても絞る方向になってしまうため、それを防ぐために晴れの日はつけてます。
ND16だとちょっと暗すぎました。







【カメラの設定どうしてる?】
流し撮りの時はモードダイアルはTv(シャッタースピード優先)
シャッタースピードは1/125sec～1/80sec
RAWで記録
露出補正は１/３段落とし
AI SERVO
もちろん高速連写にしてます。





【シャッタースピードの考え方】
標準では焦点距離で決めます。
200mmのレンズなら1/200sec
50mmのレンズなら1/50sec
もちろん撮影対象の移動速度で背景が流れる量も変わるので一律ではないです。
コーナー付近、ジムカーナやオートテストでは速度が低いのでもう少し遅くとると流れやすいです。
という事で1/125secで撮ることが多いんです。




【AFフレームはどうしてる?】
50DのAFフレームは9点しかありません。
車の撮影の場合は画面内6時の点を選択してます。
下の写真の赤い□ですね。
ここで車のフロントマスクに焦点を合わせたり、横向きであれば合焦しやすい部分を狙います。







【実際の撮り方】
周りを見ていると一脚を使っている方が多いです。
安定して車両を追いやすいのですが、その時の気分でカメラを傾けたりしたいので私はほとんど使ってないです。
構えるときは右手はがっちり固定するつもりで。
追いかけるときは足から腰で向きを変えてます。
撮影時は息を止め、左手はレンズの先端を持つ。
右目はカメラにあてたまま左目で対象の位置を確認。
撮影位置に来たら右目に意識を切り替えて↑のAFフレームからターゲットが外れないように追いながらシャッターを切ります。
一枚目の写真であれば、ナンバープレートがAFフレームから外れないよう追います。
↓こんなかんじです。








【現像はどうしてる?】
CANON謹製Digital Photo Professional3.15を使用してます。
Digital Photo Professional4も使える環境なんですが、いまだに3の方に慣れてしまってそのままです。

あとは好みの問題ですが、私の場合はシャープ強め、コントラスト強め、でやってます。
補正前


補正後




ざっと書きましたが参考になったでしょうか?