2019年02月17日
アキレス腱断裂 保存療法備忘録 その3
⑥1月26日:受傷7日目(土曜日)リハビリに行く。やったことと言えば、左足のマッサージと松葉杖の微調整、歩き方の再訓練のみ。カミさんにワークマンで職人用膝当てを買ってきてもらい、家の中はハイハイで動き回ることとする。ハイハイは整体効果があるらしく、腰が軽くなる。
⑦1月28日:受傷9日目(月曜日)S整形外科より、1月31日に来院するように連絡が入る。リハビリ用の装具というやつの採寸をするらしい。業者がいつも木曜日夕方に来るとのこと。外せない会議があるので翌週にしてもらう。ついでに、その週のリハビリをさぼる。
⑧2月7日:受傷19日目ギブス17日目(木曜日)会社を休んで、S整形外科に行く。最初に問診で変わりないかと聞かれ、変わりないと答えると、処置室に連れていかれる。先生、高周波ナイフのような装置でギブスを前後に切り分け始める。ブレードが肌にあたって「アチッ」って小さく叫んだら、「大丈夫、肌は切れないから。」とのこと。でも熱いんですが・・・。切れたら、先生、ギブスを外さずに業者の人を処置室に呼んで、後はやってとのたまう。業者の人、タブレットで装具について説明し、今回は汎用品を持ってきましたとのこと。当方の足の大きさを確認し、どこからか大きい箱に入ったものを持ってきて、これから調整しますと言う。看護婦さんがそばについて、ぬれタオルを準備する。業者の人のギブスの外し方がひどく、アキレス腱断裂部を引っ張るような形になって、激痛が走り、処置台からずり落ちそうになる。しばらくうずくまっていると、業者の人、足首動きますかと聞く。少しだけ動かして見せると、なら大丈夫ですねという。お前が言うな。看護婦さんが確認して、タオルで足を拭いてくれる。2週間ぶりに見るわが足は、自慢であったヒラメ筋や腓腹筋がたった2週間で落ちてしまって、見る影がない。乾燥している時期なので、皮膚の表面が粉をふいた様になって、パラパラと零れ落ちる。情けない。その後、装具を調整し、付け・外し方を何度も練習させられる。先生がやってきて、今日から装具に切り替えますとのこと。最初に聞いていた話と違う。3週間、完全固定ではないのか?まだ2週間しかたっていないのに大丈夫か?保存療法の体験談を乗せたブログを何件か見たが、こんなケースはなかったぞ。びっくりしている間に、リハビリ室に行けと指示して、先生どこかに行ってしまう。一緒についてきたカミさんが、業者の人から、装具の費用と高額医療費になるので、3割負担で後で戻ってくる手続きについて説明を受ける。装具(アキレスブーツと箱に書いてあった。)のお値段は5万円とのこと。リハビリ室で療法士さんより、説明を受ける。「現在、装具の踵が乗っかる部分に4段階のスペーサーが入っていて、1段あたり10度の角度がついて、現状40度の角度がついている(ハイヒールを履いた状態)。この装具を付ければ、足首の角度が変わってアキレス腱に過大な負担がかかってしまうことがなく歩くことができる。歩くことで、筋肉や腱に負荷がかかって、修復が促進される。」とのこと。「ただし、あんまり調子に乗って歩きすぎると、腱が炎症を起こしたままになって直りが遅くなるのでほどほどに。」とのことでした。そのほどほどがよくわからない。「数週間ごとに様子を見て、スペーサーを1段ずつ抜いていく。」とのこと。まあなんにせよ、左足を下につけて歩けるようになるのであれば、これほど楽なことはない。装具を付けて、松葉杖を使って歩く練習をして、夜寝るときに布団に引っかかって足首に負荷がかからないよう、先ほど切ったギブスの後ろ側をシーネにして保護する方法を教わり、その日の診察は終わりました。家に帰って、シャワーを浴び、左足を久しぶりに洗ったら、脱皮するように垢がはがれてくる。しかも筋肉が落ちてほっそりしている割に浮腫んで冷たい。アキレス腱の部分はくぼんでいるし、こんな調子で本当に治るのだろうか?
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アキレス腱断裂 保存療法 | 日記
Posted at
2019/02/17 16:38:33
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