2019年02月16日
④1月22日:受傷3日目 夕方、紹介状を持ってS整形外科に行きました。ここの先生、めちゃせっかちで嫌な予感はしていたのですが、紹介状を読むなり、「なんで手術しないの?スポーツするなら手術しかないよ!すぐにリハビリに移れて筋力萎縮も少ないし…。僕は絶対手術する派。」と怒られました。ここで手術できるのか聞いたら、それは無理とのこと。なんだそりゃ!入院する時間が取れないこと、体にメスを入れるのにためらいがあること。焦って直したいわけではないことを説明して、保存療法で行くことの了解を得ました。その後、シーネを外して触診に移り、トンプソンテストというので、アキレス腱の状態を確認。ふくらはぎをつかむと、つま先がわずかに動くので、完全断裂ではないとのことでした。これなら保存療法でも良いとのことでした。先にやれよ!!処置室に移って、つま先を伸ばしてアキレス腱断裂部分を近づけた状態にしてギブスで固定。昔の石膏みたいなのを予想していたら、さにあらず。筒状のつま先部がない靴下のようなものを足首に通して、その上からアクリルウールを巻き、さらに樹脂が含侵した包帯のようなものを水に浸してから巻き付けます。すると、あっという間に固まってギブスが出来上がり。5分かかりません。膝下から足の親指母指球まで固定されました。この時の説明は、この状態で3週間固定して、その後様子を見ながら、足首の角度を変えながら、3回ほどギブスを巻きなおすとのことでした。ギブス生活2か月間・・・、とっても落ち込みました。その後、診察室に戻って、やおら紹介状にDVDで付いていたMRI診断画像を見はじめ、「ウン・ウン!この状態なら保存療法で大丈夫。」と言い始めました。先に見ろよ(#^ω^)。できるだけ、週1回以上のスパンで診察もしくはリハビリに来るように言われ、松葉つえの使い方を習っておしまい。この日は大変疲れたので、うちに帰って夕飯を軽く食べ、そのあとは何もせずに眠ってしまいました。
⑤ギブスをして困ったこと。a.つま先がむき出しなのにギブスの上から履ける靴下がなく、寒いこと。これは、パイル生地のよく伸びる靴下が1足あったので、つま先部分だけ切って、ギブスの先からかぶせてとりあえずしのぎました。その後、ネットショッピングでのびーる靴下なるものを見つけて即購入。ギブスの上から履いて、寒さをしのぐことができました。b.家や会社でギブスをそのまま床につくことができないこと。足先に絶対荷重をかけてはいけないとの厳命であったため、踵しかつくことはできませんが、椅子の座った時に、ギブス+靴下のままだとやたら汚れるし、ずっと足を浮かせていられるわけもなく、最初は食品工場などで使う不織布の靴カバーをギブスの上からかぶせていましたが、スグに破れるので、これまたネットショッピングで、キャストシューズなるギブスの上から履けるサンダルのようなものを見つけ、どれが良いのか分からなく、かつ安価だったので3種類購入して、家用,外出用,会社用とし、椅子に座っているときは足を下せるようになりました。c.風呂に入れないこと。ギブスの上から、ごみ袋で3重に防水処置を行い、シャワーだけで済ましました。脱衣所で服を脱いでから、ごみ袋を巻くので、その間が寒い。また、右足だけでケンケンして浴室に入ると滑って転ぶ恐れがあるため、這いずって入らなければならない。寒波到来でめちゃくちゃ寒いのに、風呂で温まることは叶いませんでした。d.外出できない。スポーツは、4~5か月先まで無理そう。2月に予定していた小旅行はキャンセル。自分が幹事になっていたゴルフコンペもキャンセル。ブーツを新調して今年は特に頑張る気でいたスキーも一回もいけないままとなってしまいました。e.休みの日にやることなくて退屈なこと。体を動かしての気分転換ができません。腰痛と指のケガで遠ざかっていたギターを再開しました。暫くぶりなのに、左の指はまあまあ動き、押弦しても指先が痛くなることはありませんでした。右手はケガの影響でぎこちない・・・。これもリハビリかな?アキレス腱の治療期間中に、昔断念した難曲に取り組もうと思います。
Posted at 2019/02/16 13:31:48 | |
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アキレス腱断裂 保存療法 | 日記