不明 防食アノード  

【再レビュー】(2023/07/15)
車体のサビを防ぐ目的で装着した防食アノード(ジンク)ですが、思わぬ効果が出てきたのかもしれません。

防食アノードを取り付けた直後に、
Apexi POWER FC & FCコマンダーセット
https://minkara.carview.co.jp/userid/11052/car/12036/12465699/parts.aspx
を取り付けたので、
どっちが効果を発揮しているのかわからないのですが・・・

私の車は最初の頃からブレーキに悩みを抱えていて、
減速するためのブレーキは普通なのですが、
停車状態でブレーキを踏んでいると何故かペダルが奥に沈んでいってしまいます。

エア抜きという問題でもなく、
ブレーキにトラブルを抱えているというわけでもありません。

走っていたらブレーキには若干エアがかむので
エア抜きしたらフィーリングが良くなるというのもありますが、
エア抜きしてもペダルが奥にいく・・・

それが、防食アノードを取り付けて
フルコンを取り付けた後から
ペダルタッチが大幅に改善されて
信頼してブレーキを踏めるようになりました。

でも、フルコンって言ってもペダルタッチは関係なさそうです・・・

ということは防食アノード？

防食アノードの元々の目的は
鉄よりイオン化傾向の高い金属を取り付けることで、
鉄の酸化を防ぐというものです。

犠牲腐食というものですが、
金属同士を接触させている状態で、
イオン化傾向が高い金属のほうが先に酸化する
ということは、
イオン化傾向の低い金属にe-が流れ込む・・・

No.20　錆（さび）を制するテクノロジー
https://www.tdk.com/ja/tech-mag/hatena/020

車体にe-を流し込む・・・

トヨタの特許技術は
車体が走行することで地面、空気との摩擦で静電気が発生し・・・

要は走行するとプラスに帯電して、
車両安定性や操作性に悪影響が出るのを
アルミテープを貼ることで帯電量を抑えて
車体本来の動きにするということだと思います。

プラスに帯電とかマイナスに帯電とかいう表現がされることもありますが、
どっちに帯電する場合でも影響を与えるのは
電子(e-)
です。

電子は原子核の周りを自由に飛び回る性質があり、
分子状態では電化は±0です。

ところで、ガラスや人の皮膚、人毛というのはプラスに帯電しやすく
塩化ビニル(下敷き)やシリコンはマイナスに帯電しやすい性質があります。

静電気の極性その静電気　プラス?マイナス?(No.232)
https://site.ngk.co.jp/lab/no232/

下敷きで髪の毛をこすると、
髪の毛が下敷きに引き寄せられるあの現象を思い出すと、
人毛と塩化ビニルがそれぞれプラスとマイナスに帯電している様子が目に浮かぶと思います。

双方を擦り合わせた時、
人毛から塩化ビニルに電子(e-)が移動するのでそれぞれがプラスとマイナスに帯電するのですが、
プラスに帯電している人毛は電子(e-)が少なくなることで電荷としてはプラスとなり、
マイナスに帯電している塩化ビニルは電子(e-)が多くなることで電荷としてはマイナスとなります。

そう考えると、プラスに帯電した車両に
アルミテープを使うことで
車体に対して電子(e-)を供給することで
車両本来の動きを発揮させるということになります。

ということは、犠牲腐食を行うために取り付けた防食アノードは、
車体に対して電子(e-)を供給してくれるので、
車体が本来の動きを取り戻すようになった？

ということは、ブレーキのタッチが改善したのは防食アノードのおかげ？

計測機器があれば調査ができるのですが、
私は持っていないのでどなたか検証していただけないでしょうか？