国際標準大気

本日も、お勉強です・・・・・
学校は、夏休み明けなのですが、教員、生徒ともに休みボケモード。
やる気満々も私少々浮き気味・・・（笑）

明日、ピストンエンジンテストの為、準備しております。
そして、今日の添付画像はＩＳＡ　国際標準大気。

国際標準大気とは・・・・
航空機の性能を現すときの基準となる物として扱われます。
つまり、寒い所と暑いところ、標高の高いところと低いところで、航空機の性能は
違って見えますので、基準が必要というわけです。

国際標準大気の状態とは、
１．空気が乾燥した完全ガスであること
２．海面上の温度が15℃であること
３．海面上におけるきあつ７６０ｍｍＨｇ（２９．９２ｉｎＨｇ）であること
４．海面上からの温度－５６．６℃になるまでの温度勾配は－６．５℃／ｋｍであり
　　それ以上では一定であること
５．海面上における密度ρが１／８ｋｇＳ２／ｍ４（Ｓ二乗　Ｍ四条と表記できませんでした・・・）

この５つの条件がＩＳＡとなります。
そして、コレをあらわしてるのが、本日の添付画像の表になります。
ＩＳＡは、航空機の事を語るとよく出てきます。エンジン　空力・・・・・
なにとっても、空気が重要なんです。

ちなみに、私のメモでは、温度が６．５度変化すると、エンジン出力は１％変化します。
この考えを、ターボエンジンに置き換えると、インタークーラのありがたみ、存在価値が
よくわかりますね（笑）
たとえば、３００ＰＳのエンジンで、ＩＣの力で、吸気温度を１９．５度下げたとしたら
３パーセントで３０９ＰＳですね。ちりも積もれば何とやら・・・・・

空力では、ρ空気密度も関連してきますね。
高度が変われば、気圧も・・・・
キャブに乗る方、なんかの参考になりましたか？（笑）
なんの参考になったかは、あなたの使い方しだいです。
つまり、想像できるかどうか。

そうなんです。私最近・・・・・
こんな論理ばっかりなんですよ。ホント！
理論値と実測値の違いがあるのはもちろん。
理論値より、実際を重視する生き方ですので、なんか性にあいませんな。
机上で、理論空燃比とか計算するわけですよ。
このほかにも、理論馬力計算・・・・・しかも単位がインチ系・・・・・

ミリにしましょうよ、世界中（笑）

っと、明日の範囲ここで無かったわ（笑）
ま、基本を大事にします。