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２０２０年７月１２日、契約から約２か月でＺＣ３３Ｓ スイフトスポーツ２型が納車されました。
この車の売りである安全装備の充実。特にATはその色が濃くなっています。
そこで、シエンタでも気になっている「後退時ブレーキサポート」の性能はどうなのか、実車で試してみました。
ディーラーの店長さんにまずは、

「この車、後退時にブレーキをかけながらソロソロと後退したとき、ブロックなどの障害物に近づいた場合、自動で止まるの？」
と聞いたところ、

「止まらないと思います。」

という衝撃的な回答。
トヨタのディーラー営業担当者とサービスエリアマネージャーは自信たっぷりと

「止まります！！」

と豪語していたのに…。実際に止まるのかはまだこれからなんだけど、自分の実験ではシエンタもアル参号機（ハイブリッド）も止まらない。アル弐号機（ガソリン）はしっかり止まる。という経験値を持っている。
やはりスズキの車は止まらないのか。では試してみたいということで、お店にあった安全装備体験用のボードを倉庫から出してもらって試してみた。

ボードに正対する形で受け取ったばかりのスイフトスポーツでソロソロと後退したところ、アラームはけたたましくなるものの、ボードから２センチぐらいまで近寄っても止まる気配はない。ぶつかっても傷にはならないけど、ぶつける勇気はなかった。

結論、
スズキの「後退時ブレーキサポート」は運転者がブレーキを操作できている状態では自動ブレーキはかからない。
おそらく、ブレーキを離しているとかの状態ならば止まるかもしれない。
運転者がコントロールできている状態では車の安全サポートシステムは関与しない。
ということだろう。