2011年05月26日
免許取得までの日々(03)(インターミッション)
冬休みの自習期間
年末年始、教習所も冬休みです。ここまで3日と開けずに教習を入れていましたが冬休みは2週間近く空いてしまいます。せっかくわずかに身につけた運転技術が揮発してしまうのではないかと心配です。いろいろな人の教習日記を見ているとレーシングゲームが意外と良いと書かれていますが、そのために買うのもやり過ぎのように思えます。仕方なく技能教習の本を読んだり、ソファに座って運転のマネです。ソファで「ブゥウウン」とか「キキー」「チーッカッ、チーッカッ」とか言いながら、コントのようですが一応真剣です。
町に出ると、車の動きを思わず目で追ってしまいます。このころ、角を曲がるといったハンドル操作が非常に下手だったので、信号で待っているときには運転手が曲がる様子をじっと観察していました。みんな上手で上手で、ここまでド下手くそなのは私だけ、と落ち込んでしまいます。町ではごく普通のおっちゃんおばちゃんがスムーズに運転しています。なんで自分はあんなにできないんだろう。信号でも手を回しながら考えます。
今思えばハンドルを力一杯握りすぎているためハンドルからのフィードバックが手に全然戻ってきていなかったのでしょう。カーブの際にタイヤからかかる応力に対応することによってなめらかな動きが出るのですね。理屈が分かっていないことはないのだけれど実際にはなかなか感覚がついていきません。進路変更なども動きがカクカクしていてなめらかにできる気がしません。「きびきび」はよくても「カクカク」はダメ、でもその違い分からない、きびきびしつつスムーズにというのがどういう感じか分からないのです。
本当に運転できるようになるのかな、という不安とみんなできていることなのでできるはず!のなかで気持ちが揺れる日々です。
車探し:30年分の情報の更新
それはそれとして車メーカーのホームページを見ているのは楽しいですね。家では学科試験のwebページで自習してますが飽きると「トヨタ」とか「ニッサン」とか「マツダ」とかググっていろんな車のカタログを見はじめます。軽ではないコンパクトカーか、小さめのセダンを見ています。ただしまだまだ免許をいつ取れるかの実感が皆無なので「よし買うぞ」というテンションではありません。車のメカ的なことはよく分からないので内装とかそういうところばかり見ています。
「コンパクトカーでも贅沢なのがいいなぁ…」などと見ていますが、この辺の性向がのちのベンツAクラスにつながっていくところでしょう。
一通り見るといろいろ自分には関係ない車種も見るようになります。さすが上のクラスは面白い贅沢装備がいっぱいです。「オットマンてw」とウケつつも、そういうものあったら面白そうだなぁ、とちょっと思ったり。同僚と車選びについて話したときに「オットマンとかいうのもあったら面白そうなのですけれど…」とつぶやいたらウケてしまいました。小さい頃のおぼろな記憶では、トヨタといえばセンチュリー、ニッサンといえばプレジデント(三菱といえばデボネア…は、さすがにもうないことを知っていましたが…)。どれどれ、うーん、なんかすげえ、ついでに値段もすげえ。
プレジデント…げ、もうないの?いろいろ調べたらつい最近なくなったらしい。
プレジデントのあの形、古いのも新しいのも好きだったんだけどなー、今の時代はシーマとかフーガとかかが最高級車になるのかな?え、シーマもないのか。じゃフーガか。トヨタはクラウン……ところでレクサスってなんだ?トヨタか?そうじゃないのか?見てもどちらともわからん。それはわからんかったけれど装備がすごいことはよくわかった。
豪邸訪問番組をみるのが楽しい私としてはそれと同じ楽しさがあります。そのうち車のお店にいったら、ちょっとだけでも座らせてほしいものだ、と思います。
ところで広島といえばマツダです。最初、やはりこういう産業も地産地消でしょう、地元は応援したいね、と思っていました。カッコイイのも多いのですが、車種はそれほど多くないんですね。トヨタ、ニッサンの企業の大きさが逆に分かった気がします。
それにしても私の車の記憶は、小さい頃のスーパーカーブームの時代からほとんど更新されていません。車の名前だけでも、なんだか全然違っていて隔世の感があります。いろいろ見ていく中で頭の中の車に関する情報を30年分書き換えていく日々です。
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Posted at
2011/05/26 18:03:49
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